#0. はじめに
皆様こんばんは。今回もまた1日遅れとなってしまいましたが、blog版としてリニューアルした「週間PseuDoctor」（経緯はblog版第1回をご覧ください）第5回をお送りします。
実は例年この時期はどうしても業務が立て込んでしまう傾向があり、実際に昨年の6月にも「間に合わない」週が2回ほどありました。
もう少しすれば多少落ち着くと思うんですけどね。
それでは、暫しお付き合いください
毎度の事でウンザリするが、今回は2件指摘する。
1)新紙幣発行に伴う詐欺に注意、と財務省が注意喚起 https://twitter.com/nhk_news/status/1803760224232476747
「旧紙幣が使えなくなる」だの「預金封鎖」だののデマが発生している。ある程度以上の年配者なら「旧紙幣からの切り替わり」を経験しており、その際に「旧紙幣でも今後も変わらず使える」のを知っている筈。にも拘らずこうしたデマが発生するのはおそらく、戦後間もない1946年に「新円切り替えとそれに伴う預金封鎖」が現実に存在したからだろう。これは戦後混乱期の急速なインフレ進行に対応する為 https://www.boj.or.jp/about/education/oshiete/money/c23.htm であり、現代の「新紙幣発行」とは本質的に異なる。
それでもこうしたデマが広まるのは、リンク先のNHK記事でも指摘されている通り、背景に「経済状況に対する将来不安」があるからだと考える。ここで強調しておきたいのは、そうした不安を醸成したのは二重の意味で財務省とザイム真理教徒に責任がある点。一つは「そもそも財政支出を絞りまくっているから景気回復が不十分であり将来不安に繋がる」であり、もう一つは所謂「財政破綻デマ」の流布である。即ち「日本の財政状況は世界最悪」とのデマを流し、更に「政府債務対GDP比」なるインチキ指標（これがインチキである説明は https://x.com/_pseudoctor/status/1765391673734082647 あたりをご覧ください）を用いて「戦後間もない頃よりも今の方が悪い」などと嘯く。そんなデマばっかり聞かされ続ければ「1946年と同様に、新紙幣発行に伴い預金封鎖が行われ旧紙幣は使用不能となるかも」と思い込む人が居たって不思議ではない。
改めて何度でも強調する。「日本の財政は世界でもトップクラスの健全さ」を誇る。その事は幾つもの方法で証明できる。簡単に述べれば①長期金利の国際比較②日本独自の手法による粉飾決算③国際会議でも世界の経済学者からも全く問題視されていない件、等々。
2)日韓財務対話で鈴木財務相が「急速な円安・ウォン安に深刻な懸念を共有」 https://x.com/ReutersJapanBiz/status/1805586800892662012
当然の様に報道しているが、重要なポイントが幾つかある。まず以前から言っている通り、現状は円安と言うよりもドル高 https://x.com/_pseudoctor/status/1783147789071142992 。だからこそ「ウォン安」が問題となる。つまり「ドル高」の主要因は専ら米国側にある。ところがこれまでの国内報道ではあたかも「金利を上げない日銀が悪い」かの如き論調が支配的。これは論理的にもおかしいし、景気回復の阻害要因でもあるので悪手。
更に言えば、もしも本当に「中央銀行に通貨安対策の責務がある」とか言うのなら、何故今回の日韓財務対話でその話が出なかったのだ？
事程左様に、財務省とザイム真理教徒が普段言っている事と現実との間には、著しい乖離がある。
#税収を財政支出の制約条件にしてはならない
#国債は借金ではなくむしろ国債こそが財源である
#国債は借金ではなくむしろ国債こそが財源である
1)「ほぼ全裸」の選挙ポスターに警察が警告、本人が撤去
最初に断っておくが、個人的にはあの様なポスターは支持しない。しかし政治主張は自由（←ここが最大のポイント）。何故ならそれは民主主義の根幹に関わるからだ。例えば独裁主義国家で考えてみよう。最高主権者＝独裁者なので、どれほど国民にとって理不尽であっても、独裁者の意志＝国家の政治方針となる。一方、民主主義国家ではどうか。主権者＝国民なので、国民の意志＝国家の方針となるべき。しかし実際には国民は多数存在するので各々の自由意志を調整する必要がある。その調整こそが民主主義そのものと言っても過言ではない。
以上より、どの様な政治主張であっても「主張する事」そのものは自由。但しそれが他者の人権を侵害する場合には調整が必要となるが、その場合でもあくまで法に基づいて行うべき。
以上の点を踏まえて。
本件での最大の問題点は「警察が警告を出した」という点。まず根拠法令がはっきりしない。警察が動くからには、たとえ「疑い」であっても何法の何条に違反しているか指摘できる必要がある。逆にそれが指摘できない状況では、どれほど「ケシカラン」状態であっても警察が動く訳にはいかない。
一応は「東京都迷惑防止条例違反のおそれ」という事らしいが、仮にそうだとすると別の問題が生じる。まず、条例には該当する条項が存在しない。「条例違反」とする為にはかなり無理筋な解釈をしなければならない（裁判になれば警察が負ける可能性が高い）。更に、一般的に「条例は法律に劣後する」という原則がある。つまり仮に「条例違反」だったとしても、公職選挙法違反でない場合は逆に「剥がす方が違法」となろう。
以上の問題点があるので警察も「警告」に留め、本人に剥がさせるしかなかったのではないか。
以上をまとめると「罪刑法定主義」と「遡及処罰の禁止」となる。即ち法律に違反していなければ法で罰せられる事は無く、実行時に適法であった行為は、後に法改正によって違法となったとしても遡って罰せられる事も無い。
2)N党の「選挙ポスター枠売り出し」ハッキング
相変わらず悪知恵が働くのには舌を巻く。確かに現行では違法ではない（ポスターでななく政見放送や選挙公報を商売に使うのはアウトらしい https://x.com/ShinHori1/status/1803990652021281111 ）が、願わくばなるべく売れずに「供託金没収で大赤字」となって欲しい。そして選挙後には法改正で禁止して欲しい。
ところでこの気持ち、既視感があると思ったら、アレだ。「転売ヤー」に対する感情と同質のものだ。
3)その他にもヤバい候補者目白押し
史上最多の54人立候補（うち24人はN党だが）ともなれば普段以上に様々な輩も紛れ込んでくるだろう。昨日誕生日を迎え96歳となったドクター中松氏が可愛く見えるレベル。
まずは元安芸高田市長の石丸伸二氏。一言で言えば「理不尽ハラッサー」とでも呼ぼうか。それを知ってなお彼を支持するのであれば、それは「自らもハラスメント気質」なのか「あわよくば利用してやろう」のどちらかだろう。彼を推す面子を見れば推して知るべし。
次に暇空茜（ひまそらあかね）氏。ネット上では有名だがリアルではほぼ無名。そのギャップが埋まるかと注目したのだが、案の定大手既存メディアは存在自体を黙殺。正直都知事としては支持できないしほぼ確実に落選するだろうけれど「闇を暴く」という観点からはもう少し知名度が上がっても良いとは思う。まぁ本人は「反石丸」を掲げて立候補したくらいだから、石丸氏に勝てればそれで良いのかもしれないが。
それから田母神俊雄氏はどうやら「参政党に取り込まれた陰謀論者」になってしまったらしい https://x.com/R_taro1221/status/1803923139312914572 。
そしてあの「自称キチガイ医」こと内海聡氏。彼を一言で言えば「医師免許を盾にして金儲けを図る陰謀論者」とでもなろう。詳しくは私のTwilogでも見て https://twilog.togetter.com/_pseudoctor/search?word=%E5%86%85%E6%B5%B7%E8%81%A1&ao=a&order=alldesc 。で、そんな内海氏が都知事選に出たのはおそらく、当選する気などハナから無いが、取り敢えず知名度を上げるのが目的だと考える。そうすれば本業（）にも貢献するだろうし、新たな信者獲得にも役立つ（こういう事 https://x.com/moritatsu/status/1804501879998833059 をやってもドン引きしないのが内海氏の支持者なのだろうから）。そして更に、あわよくば何処かの地方議会議員に潜り込めるかもしれない https://x.com/_137_036/status/1804781969332728164 。日野市の池田としえ市議や甲府市の村松ひろみ市議など、反ワクチン議員は何人か居るが、寡聞にして医師免許持ちが居るかは知らない。なので内海氏が「反ワクチン議員の元締め」を狙っていたとしても驚かないね。
そんな中、数少ない「推せる」候補が安野貴博氏。知名度はイマイチだが、極めて理性的に選挙戦を展開していると思える所が推せる https://x.com/takahiroanno/status/1804087205125853431 。あと清水国明氏も意外と（と言っては失礼だろうが）良い https://x.com/S_kuni_official/status/1805628309184954581 。この2人が無党派層の票をどれだけ集められるか、注目している。
1)数学的に明らかな誤りである
最初に、炎上のきっかけになった投稿はおそらく「バズ狙い」と考えられる https://x.com/KoiKoi_Fox/status/1804783357252731328 ので、元投稿へのリンクは差し控える。
それはそれとして、一方では「ゼロで割ったら答えもゼロ」との指導を受けた人が稀ならず居るという証拠・証言も複数上がってきている
更に「ずっと以前から存在する問題」だという指摘もある
言うまでもなく、これは明確に間違い。敢えて言えば確かに「ゼロ除算の解をゼロと定義する」公理系も存在するが、そういう話をしたい訳ではない。そういった話をしたい人は、取り敢えずこちらの投稿でも見て https://x.com/keisankionwykip/status/1804426389795541016 。
2)「掛け算順序問題」との類似性
上記の如く「完全なる間違い」という点では掛け算順序よりも更に「 #超算数 らしい超算数」と言えよう。だが勿論類似点もある。特に注目しているのは「解をただ一つだけに定めようとする態度」。即ち掛け算順序では逆順を×にし、ゼロ除算では無理矢理に「ゼロが答え」だとする。答えは2つ以上でもダメ、「なし」でもダメ。答えは「ただ1つのみ」でなければならない。
3)何故こうした指導が行われるのか
敢えて言葉を飾らずに言えば「教育ではなく調教」が行われているからだ。問いと答えを1対1対応させ、どれほど正しくても、それ以外の答えは認めない。そこにあるのは「ツーと言えばカー」の殆ど条件反射だ。これが調教でなければ何なのか。
そしてそうなってしまうのは、少なからぬ教師自身がそう教わり、しかもそれを是としてきたから。言わば初等教育の現場に「過剰適応」した子供が将来教師を目指すパターンが少なくない為に、再生産が起こっていると推測する。
やみのま～
まずはデレステ。流石に今は忙しくて一度もLIVEを出来ない日があった位ですが、丁度と言いますかイベントがシンデレラロードだったので、ほぼほぼ営業とAUTO LIVEのみで乗り切りました。即ち営業だけでススメチケットを200枚以上／日ゲットし、AUTO LIVEでも報酬比率が同じになったので、ある意味安心して任せられます。という訳で、最終的には詩織さん15+13人、早耶さん15+10人お迎え出来ました。
次イベは久々のアタポンなので、もう少し時間が取れると、いいな。
一方のアズレンも海域イベントが復刻だったので自動攻略のみで済ませています。本日のメンテ明けより新イベント開催な訳ですが、例によって未だ全然触れていません（爆）
以上、PseuDoctorがお送りしました。Twitter(X)から来られた方も、直接読まれた方も、お疲れ様です。
本日は「松本サリン事件」から30年です。実は当時、松本市在住でした。とても暑い夜だったので、普段はしないのですが、窓を開けたまま就寝していました。もしもサリンが撒かれたのがもう少し近くだったら、もしも風向きが違っていたら、私も犠牲者の一人だったかもしれません。そしてもう一つ、絶対に忘れてはならないのは「オウムを色物扱いして取り上げまくり知名度と社会的地位を上げ、更には個人情報を漏らして坂本弁護士一家殺害事件に深く関与したのみならず、松本サリン事件では無関係の河野義行さんを犯人扱いしたメディアと警察」の存在です。とりわけ、TBSと杉尾秀哉キャスター（現、立憲民主党参議院議員）には猛省に猛省を重ねて欲しい。
今週もお粗末様でした
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