#0. はじめに
皆様こんばんは。
10月になりました。今年も残すところあと1/4を切りました。なんてこった。
暫しお付き合いください
（経済以外での批判はまた来週にでも）
1)いわゆる「石破ショック」はまさに衝撃
通常なら新総裁が誕生するといわゆる「御祝儀相場」で一時的にせよ上がるものだが、今回は全く逆。ここまで爆下げしたのは日本近代史上初めてではないだろうか。石破氏は後述する通り「消費税は下げない、法人税は上げる」「総理になってやりたい事は金利引き上げ、ハードランディングするしかない」と明言する程に候補者中随一の緊縮増税派であり、その点で高市氏とは正反対。それを反映して直前まで高市総裁を予想していた市場は円安株高に振れていた。しかし石破総裁に決まった瞬間、まさに奈落の底に落ちるかの如く急転直下の円高株安。即ち円ドルは一気に2円も円高に振れ、日経平均先物は2000円の急落。週明けの株式市場もそれを反映して全面安。
これは確かに「高市総裁を期待した反動」の要素もあるのだが、それだけで説明を終わらせるのには無理がある。何故なら「高市期待」で上げた分よりも下げ幅の方が遥かに大きいからだ。そもそも（賢明なる読者諸氏は既にご存知だろうが）何故「高市総裁なら円安株高なのか」が解らないと「石破ショック」の真の原因にも辿り着けない。逆に言えば、そこに目を向けて欲しくないから、中途半端な説明に留まっている、とも言えよう。
2)改めて経済政策のダメさを概観する
前述の通り石破氏は候補者中きっての緊縮増税派であり、その事は彼の掲げる経済政策を見てもはっきりと解る。みずほリサーチ＆テクノロジーズがまとめてくださったものがあるので参照する https://www.mizuho-rt.co.jp/publication/report/2024/pdf/insight-jp240930.pdf 。2ページ目の図表1を見るとやはり「増税」「財政健全化」「利上げ」といった文言が踊っている。
だから「石破ショック」が起こったのはむしろ理の当然なのだが、本人や周囲にとっては意外だったのかもしれない。ここに来て微妙に修正を図っている様にも見える。良い方向へ変わるのは歓迎するが、逆に言えばこれまでは信念も理論も無く政策を決めていたという事になってしまうので、それはそれで困りものだ。
3)野党もメディアも扱いに困る様子
言うまでもなく緊縮主義は「影の支配者」たる財務省発のドグマ。だからその方針に従っている様に見える石破総理の経済政策は野党もメディアも批判し難い。流石に「石破ショック」を無視する訳にもいかないが、その原因を詳説する訳にもいかず、何とも奥歯に物が挟まった物言いになってしまう。
#税収を財政支出の制約条件にしてはならない
#国債は借金ではなくむしろ国債こそが財源である
#2. 【週間PseuDoctor】【政治】【社会】「ジャーナリストの青木理氏が『劣等民族』発言を撤回・謝罪 https://x.com/Sankei_news/status/1839942095735534031 」
1)何が問題だったのか
簡単に経緯を述べる。件の「劣等民族」発言はYouTubeで津田大介氏との対談の中で出たもの。津田氏の「なぜ人々は自民党に入れ続けるのか」を受けて「一言で終わりそう。劣等民族だから」と述べ、二人で笑い合った。
この短い台詞の中に、少なくとも4つの問題点が含まれている。明らかな差別であるのは勿論、あのナチスドイツがユダヤ人を弾圧した時と酷似した物言い、民族と政治傾向を結び付ける非論理性、リベラルとは正反対の態度。
この最後の点については、次項で改めて詳述する。
2)全くリベラルではない「Jリベラル」
最近では折に触れて指摘されている通り、本邦の和製リベラル、いわゆる「Jリベラル」は全くリベラルではなく「似非リベラル」「偽リベラル」とでも呼ぶべき代物。即ち自らと異なる考えを認めず、大衆を常に劣った者とみなし指導しようとする。
要するに根底にあるのは歪んだ支配欲であって、隙あらば他者を貶め支配しようとするのに余念がない。故に新しい思想を手に入れると、如何にしてそれを使って他者より優位に立ち支配的立場を得るかを考える。その様に悪用された結果、思想は変質し似ても似つかないものに成り果ててしまう。リベラリズムも、フェミニズムも、ポリティカルコレクトネスも、みなそうやって変質させられてきた。
以上を一言で述べると「思想をマウンティングの道具に使うな」となる。
3)自粛すれば済むのか
青木氏は「自分なりのけじめとして自粛」と述べている様だが、ここにも3つの問題がある。即ち説明責任を果たす為にはむしろ表に出てキチンと釈明すべきだし、自分が他者を批判する際には相手の自粛で済ませる気などサラサラ無いだろうし、ほとぼりが冷めるのを待っている様にしか見えない。
最良のリカバリーは「キッチリとした総括」なのだが、おそらくそれは絶対にやらないだろうなぁ。
1)まだ間に合うキャッチアップ接種
キャッチアップ接種を公費で受けられるのは来年3月まで。3回接種スケジュールは半年を要する。という訳で先日の9月末で「全額公費で受けられる期間」は終了した事になる。しかしこれは「今すぐ全額自費」になる訳ではない。今から打ち始めても2回目までは公費で受けられる（3回目のみ自費となる）。
なので、まだ打っていない人も、決して手遅れではない。たとえ今からでも、打たないよりは打った方がオトク。
ただ今はキャッチアップ接種ばかり目立っているが、本来は定期接種すべきものなので、そちらも引き続き推進していきたい。そして願わくば、将来的には男子へも定期接種が公費で受けられる様になれば、と思う。
2)サイレントマジョリティの力
今回の「ワク褒め」ブームが意外なほど盛り上がったのを見ても、どれほど「ワクチンを打ったけど公言し難かった」人が多かったか解ろう。既にトレンドは変わり、普通にワクチンを打つ事がマジョリティになってきたのだと、心強く、頼もしく思う。
3)まだまだ侮れない反ワクチン勢
しかしながら反ワクチンも黙っていない。今度はレプリコンワクチンをターゲットにしたらしく、公然と排除する動きが出てきている。例えばホットヨガのLAVA https://x.com/odoru21/status/1841049529854149060 や札幌大谷大学 https://x.com/yfuruse/status/1841432159560548503 ははっきりとレプリコンワクチンを敵視しており、ノイジーマイノリティだと解ってはいても、暗澹たる気持ちになる。
改めて断言しておこう。シェディングなどというものは無い。
鴨下氏は相変わらずの様だが、今回は彼には触れない。
1)「フクシマ型PTSD」とか「ガイガー直置き」とかの周回遅れ
この期に及んでカタカナ書きの「フクシマ」とは恐れ入る（加藤文宏さんの論考を参照 https://note.com/mostsouthguitar/n/ncdec629d2c0c ）。で、どうやらネットでの批判が本人にも届いた様で、何やらブログで釈明しているが、それも今更感満載 https://x.com/kikumaco/status/1840905139449970957 。
またフィールドワークでは未だに「ガイガー直置き」での測定をしている https://x.com/mdyaroh/status/1840223235771904187 。2024年にもなってこんなんでは、悪意か無知のいずれか。
2)補完代替医療推しで「ポレポレクリニック」の副院長
ちなみに院長は辻内優子氏。本件に関しては@kikigaki_owl2さんの連ツイ https://x.com/kikigaki_owl2/status/1835114523604533666 をツリーごと参照して欲しい。凄い情報量なので。
こういうお仕事をしてるって事は「不安を感じる人」が増えれば増える程、お仕事も増えるのだよなぁ、と思ったりもする。
3)科学そのものに関するリテラシーの無さ
「科学リテラシー」という言葉を完全に履き違えている https://x.com/kikumaco/status/1840904363432427788 。政治的立場によって客観的事実が変化するかの如き言い分は、科学とは最も遠い所にあるもの。
科学そのものをイチから学び直して欲しい。少なくともこのテーマに於いては、学生を指導できるレベルに達していない。
さてバカンス報告その2は、食べた物のお話など。少し前に機内食が話題になっていたので、まずはバンコクープーケット間の機内食を。少しだけ乾燥気味だったけど美味しかった。
朝食はいつもたっぷり食べます（昼は基本食べないので）
やみのま～
久々のアタポンイベ、頑張ってますよ～
いつも通り2000位以内を目指しますが、今回は更に、キュート曲用にドミナントアイドルをセンターにしたユニット（蘭子…ではなくてしぶりんですが）を組めたので、ハイスコアの方も狙っています。何とか銀トロに届けば……と思っていますが、さてどうなりますか。
#デレステ
そしてアズレン。少し前から海域イベでは戦闘とストーリーが分離しています。これまでの様に「周回を重ねないとストーリーを見られない」という事は無くなりましたが、その分ストーリーのボリュームが大幅に増え、見応えも増しました。
いやーしかし、かつてはラスボス感満載だったあの赤城が、ここまでしおらしくなるとは感無量です。
#アズールレーン
以上、PseuDoctorがお送りしました。
皆様の下に良き夢が訪れます様に。
Twitter(X)から来られた方も、直接読まれた方も、お疲れ様です。
今週もお粗末様でした
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントは承認制です。投稿してもすぐには反映されません（平均して何日か、時には何週間もお待ち頂く場合もありますので、どうか御容赦ください）。
コメントを投稿される際は、ハンドルを設定してください。匿名投稿も可能ですが、これはブログの仕様です。
お名前の入力をお願い致します（勿論、本名である必要はありませんし、URLの入力も任意です）。