コミケを風疹から守り隊

2012年5月3日木曜日

善川チャーリさんに「偽医者」認定されました(又はハンドルネームの由来について)

初回公開日:2012年05月03日
最終更新日:2012年05月23日

(5月23日追記:この記事に対する善川氏の反応に関して、コメント欄で解説しています。そちらも併せて御覧ください)

1.この記事を書いた動機

当ブログのこちらの記事に関して、善川チャーリ氏がTwitterでこの様に呟いており、またそれを真に受けている方もいらっしゃる様です
プロフィールに医師とありますが、PseuDoctorですからね。Pseudo(偽の)Doctor(医師)というこでしょう。この人の言っているほうがデマ。

ちなみに善川チャーリ氏を御存じ無い方もいらっしゃると思いますが、先鋭的な反原発派であり、病理医を名乗っています。
改めて言っておきますが、私は医師です。しかも善川氏(が自称しているの)と同じ、病理専門医です(詳しい説明は2.でします)。
まぁ、ある意味では善川氏の言にも一理あります。PseuDoctorと名乗った時から、そういう読み方をされる事もあるだろうと覚悟はしていました。しかし、厳密に言えば、Doが重複していません(Pseudo-Doctorとなっていない)から、綴りとしてはおかしいですよね。つまり、本来ならPseuDocterなんて言葉は無いのです。
要するに、これは私が自分のハンドルに込めた、ちょっとした洒落なのです(なんて事まで、わざわざ書かなければならないのは本当に悲しいです)ね。
ただ折角ですから、この際、私のハンドルネームの由来と、そこに込めた思いも、後の方で述べる事にします(6.で書きます)。

あるいは、もしかしたらたった一個の呟きに、そんなに過敏に反応するなよとお考えの方がいらっしゃるかもしれません。確かに大人気ないと言われれば、そうかもしれません。
しかし、一応私はこれで飯を食っている(要するに、プロ)な訳です。ニセと言われれば、反論したくもなります。いや、職業であるかないかに関わらず、自分が誇りを持って真剣に取り組んでいる内容をニセモノ呼ばわりされたら、反論したくなりませんか?例えばボカロPさんとか絵師さんとかの立場でも構いません。自分が精魂込めて作った作品を、安直に「パクリ」呼ばわりされたらどうお感じになるでしょうか。ニセ医師呼ばわりされる気持ちとは、その時の感情に似ていると思います。
また私は、曲がりなりにも「ニセ科学批判」をしている身でもあります。その立場から言えば、何かを「ニセ」呼ばわりするのであれば、きちんとした根拠を持ったうえで言って欲しいと思います。増してや、自ら医師を名乗った上で他人を「偽の医師でしょう」と言うのであれば、相応の根拠が必要とされるのは当然ではないでしょうか。
更に、今回の事は、単なる放言では済まない側面もあると考えています(詳しくは3.の後半と、5.に書きます)。