コミケを風疹から守り隊

2015年11月30日月曜日

「消費税軽減税率の財務省案」はどこが酷いのか?(その2)

初回公開日:2015年11月30日
最終更新日:2015年11月30日

この記事は(その1)の続きです。まだお読みでない方は、こちらから御覧ください。
最初に、前回分の内容を、見出しだけ掲載しておきます。

1.はじめに

2.財務省案そのものの欠点

1)現在の日本の状況では消費税増税は明らかな悪手であり愚策
2)事務処理の増加
3)システムの運用への不安

以上の内容は前回記事(その1)に書きましたので、そちらを御参照ください。
今回はその続き、つまり2.の4)からです。

2015年10月11日日曜日

「消費税軽減税率の財務省案」はどこが酷いのか?(その1)

初回公開日:2015年10月11日
最終更新日:2015年11月30日


1.はじめに

2015年9月、財務省の消費税軽減税率に関する案が報道されました。内容が猫の目の様にクルクル変わって解り難いうえに、結局この案は見送られそうな勢いです。ここで改めて当初の案を振り返るならば、例えばこちらをご覧ください。簡単に言うと

食料品の税率は8%に据え置く。
一旦10%分の税金を支払い差額を後日還付する。
還付額集計の為に買い物ごとにマイナンバーカードをレジで提示する。
還付額には上限がある。

というものです。この、当初の財務省案(以下では「本案」と書きます)には、一言では言い表せない程、欠点が満載です。そこで、本案そのものやその周辺にみられる欠点を列記した上で、その背後にあるものまで考えてみたいと思います。
なお、例によって(私の悪い癖ですが)書いているうちにどんどん長くなってしまいそうなので、とりあえず書けた部分から分割して公開する事にします。「全部書きあがってから」などと言っているといつになるか解りませんので(爆)。
(11月30日追記:ようやく続編を書きました。末尾にリンクを貼りましたので、そちらから御覧ください。)

2015年5月27日水曜日

佐久間功氏のTwitterでの発言に関して

初回公開日:2015年05月27日
最終更新日:2015年05月28日


1.はじめに

最初に2点、お断りしておきます。

まず、以下の文章では、たいちょう @8taicyo だけ敬称を略しておりますが、これは単に「たいちょうさん」や「たいちょう氏」では座りが悪いからであり、他意はありません。たいちょうは「たいちょう」と呼ぶのが最もふさわしいと、個人的には思っていますので。
次に、私が以下に書く文章の多くの部分は佐久間氏への批判で費やされていますが、人格批判をするつもりはありません。言動に対する批判と、人格に対する批判は、なるべく(可能な限り)分けるべきだと考えています。この点については、最後の方でもう一度触れます。
更に言えば、私には「水に落ちた犬を叩く」様な趣味はありません。佐久間氏は発端の呟きを削除しお詫びの文章をTwitterとWeb(こちらです)の両方に載せています。ですから私としては、道義的な観点から佐久間氏を責めるつもりはありません。
しかし。
それはそれとして、言動に対する批判は、行う以上はキッチリとやっておきたいのです。上記の対応(呟きの削除やお詫び文)に関しても、道義的にはともかく、その内容については何点か言いたい事があります(詳しくは後述します)。更に、そうした批判を行う為に、以下では既に削除された呟きの内容に関しても言及しています。しかしそれは(繰り返しますが)あくまで言動に対する批判であって、人格批判をするつもりはありません。その点は、くれぐれもお含みおきください。
なお、ここで言う人格批判とは「人格そのものに対する批判」即ち「人格を丸ごと批判する事」を意味します(以下の記載でも同様です)。

以上の2点を御理解頂ける方のみ、続きをお読み頂ければと思います。

2.これまでの主な経緯

まず、発端になったのはこちらのまとめですが、現時点では非公開になっています。非公開になった経緯は作成者さんの呟き(こちらこちら)をご覧ください。ここでは、状況が見えない方の為に(あくまで私の記憶に基づいてではありますが)簡単にまとめの内容とその後の展開を説明します。

あるドッグトレーナー氏(現在ではTwitterアカウントを削除)の「狂犬病ワクチンを『うったことにしてくれる』獣医師がいる」との呟きに対して、たいちょう他2名ほどの人が通報及び諫言をしました(余談ながら狂犬病ワクチンは必要です。これは重要なポイントですので、改めて本記事の末尾に記載します)。
ここで、ドッグトレーナーとは、犬の飼い方について一般の人に指導を与える立場であり、それを職業にしている人です。つまりプロな訳ですから、そういう立場の人が狂犬病ワクチンを軽視するのは極めて不適切であり、当局へ通報されても仕方ないレベルの行為です。ですが、たいちょう達の指摘は(内容は厳しかったかもしれませんが)礼を失したものではなく、むしろドッグトレーナー氏の方が「じゃあどうしたらいいっていうんですか!」みたいに(実際にはもっとひねくれた事を言っていた)逆切れしていたと記憶しています。
このまとめが公開されると、コメント欄にドッグトレーナー氏を非難するコメントが並びました。一方でドッグトレーナー氏は、たいちょうの個人情報の提供を求め始め、更に他の人に対してもストーカー行為と言える行動を取り、その方が警察に相談する事態にまで至りました。これは、はっきり言ってシャレになりません。しかしたいちょうは、逆にこれをネタにして「私の個人情報求む!」と呟いて大喜利状態になったりしていました。
ここまでの展開には、佐久間氏は直接関わっていません。
佐久間氏が関係してくるのは、まとめ公開後からです。即ち、まとめ及びそこから派生した内容に関して佐久間氏が幾つかの呟きをし、それに対する反論もありました。あくまでも私の印象では、佐久間氏は当初は比較的強気であったものの、やがて当事者に対して「個別に説明したい」 個々の当事者に対して「説明したい」 と申し出て更に火に油を注ぐ状態となりました。そして現時点では、前述した如く、幾つかの呟きを削除し、お詫びを表明しています。

大体こんなところです(もしも私の記憶違い等ありましたら、コメント欄もしくはTwitterの@メンション等で御指摘頂ければ幸いです)。