コミケを風疹から守り隊

2011年4月1日金曜日

ニセ科学規制法

初回更新日:2011年4月1日
最終更新日:2011年4月1日

本日4月1日、衆議院本会議に於いて「ニセ科学規制法案」が可決されました。同案は直ちに参議院に送られ、参議院でも可決成立する見通しです。
この法案はニセ科学の言説を規制するものです。ニセ科学の言説など全面的に禁止すべきだという強硬意見もかなり根強くありましたが、最終的には言論の自由との兼ね合いにより、一定の規制の枠を嵌める事で決着したものです。
法案の内容は以下の通りです。

1)ニセ科学の言説を述べる場合には、語尾に必ず以下のいずれかを付ける事。
 「だっちゃ(活用形も可)」
 「ぴょ~ん」
 「ニンニン」
 「ゲソ」
2)上記に違反した場合には罰則規定あり(後述)。

法案自体はまだ成立していませんが、巷のニセ科学提唱者達は法律の施行後に備え、早くも
「ホメオパシーは万病に効くっちゃよ!」
「血液型であの人の性格が解るゲソ」
などの言い方に慣れようと必死になっており、ニセ科学批判クラスタの生暖かい視線と半笑いを誘っています。
一方で「この調子では、むしろライトユーザーの取り込みが活発になってしまう」という危惧を示すニセ科学批判者も現れ、政府与党は難しい対応を迫られています。

最後に、罰則規定について解説しておきます。
上記の規制に違反した場合には、3ヶ月間の強制労働となります。現時点で強制労働の候補地として挙がっているのは「大阪大学サイババメディアセンター」と「ニャトロム団本部」の2つであり、希望によりどちらかを選択できる予定です。
大阪大学サイババメディアセンターに於いては、教授のロングヘアーに一本ずつパーマを掛け、少しずつサイババの髪形に似せていくという義務が課せられます。
ニャトロム団本部では黒マスクの戦闘員として、赤や青や黒などの衣装を用意して各ニャトロム(一人かもしれませんし複数かもしれません)のお着替えを手伝うという簡単なお仕事です。但し、もしもうっかりしてニャトロムの素顔を見てしまったら、二度と退団する事は叶いません。

さて、あなたなら、どちらを選びますか?

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