#0. はじめに
皆様こんばんは。
未だに先週の「須藤元気擁立ショック」から立ち直れていないうち今度は石破総理の「ギリシャ答弁」で更なる脱力を受けています。ここまでダメダメだといっそ清々しいくらい(清々しくはない)。
それでもいつもの様に何とか気を取り直して、blog版としてリニューアルした「週間PseuDoctor」(Twitterでの連ツイを止めてブログに移行した経緯はblog版第1回をご覧ください)第49回をお送りします。
暫しお付き合いください
1)無根拠の妄言が公式発言として永久に残る悲喜劇
という訳でまずは石破答弁。非難轟轟のTLの様子は参考まとめで見て頂くとして、ここでは「何が問題なのか」を簡潔に述べる。
①とっくにカビが生えたデタラメ。毎度言っている通り日本の財政は世界トップレベルの健全さ。これは世界の常識(後述)。
②財務省のアンチョコを鵜呑みにする愚かさ(これも後述)。安倍元首相の様に自ら学ぶ事をせず、官僚の「誤説明」だけが情報源というのが情けない。
③普段は口を開けば「国際社会の信認」だのと言い訳して国債増発を否定するくせに、自らデタラメを発信して日本国債の信認を毀損していく言行不一致のスタイル(これは次項で)。
2)国益を毀損する恐れあり
大体「自ら我が国のダメさを公式発言で述べる首相」など聞いた事が無い。世界中どの国であっても、だ。もぅその一点だけでも辞任に値する。なのに野党もメディアも大人しいものだ。勿論それは財務省を刺激したくないから。代わりとばかりに江藤農水相を攻撃しまくっているが、真の国益とは何かを判断できない愚か者達だね。
そして案の定「第二の石破ショック」とばかりに日本国債の長期金利が更に上昇し、1.5%を付けた。ホントマジで辞めて欲しい。ところでもしも本当に日本の財政がギリシャよりも悪いのなら、当然に日本の方がギリシャよりも長期金利は高い筈だよね(棒)。まぁ一応見てみようか。本日付のギリシャ10年もの国債の金利は……3.377%ですって https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/data/gr10yt.html 。まぁ予想通り。
3)元ネタはいつもの「政府債務残高対GDP比」らしい
さて前述の通り石破総理のアンチョコは財務省の資料、それもどうやら、以前ここでそのデタラメさを散々論破 https://pseudoctor-science-and-hobby.blogspot.com/2025/05/pseudoctor202551blog47.html#1 した「日本の財政関係資料」等らしい。だってそこに「政府債務残高対GDP比はギリシャより悪い」って書いてあるんだもん。流石にここまで堂々と財務省の「誤説明」を鵜呑みにしてしまうとは、当の財務省ですら予想していなかったレベルの愚かさ加減ではないだろうか。
#税収を財政支出の制約条件にしてはならない
#国債は借金ではなくむしろ国債こそが財源である
1)消費税減税と国債増発に反対する連中
前項の如く石破総理は財務省のプロパガンダを頭から鵜呑みにするどうしようもない首相である訳だが、その他の人々も人後に落ちない。即ち財務省の「洗脳」は野党や大手メディアや有識者だけでなく、労働者の味方である筈の連合まで消費税減税に反対する始末。
しかもそれらの理由たるや「社会保障の財源」「システム改修が大変」「上げるのに苦労した政治家の思い」等々、どれもこれもしょーもない屁理屈ばっかり。もはやこんなデタラメしか言い分がないのか。
そう言えば「税は理屈の世界」とか大見得を切っていた宮沢税調会長は最近静かですねぇ。今こそお得意の「(屁)理屈」を聞かせて欲しいものです。
2)選挙目当ての小手先対策
でまぁ恒久減税だけは出来ないものだから、与野党とも何とかして小手先の対策で選挙を乗り切ろうとする。しかしどう足掻いても財務省からの「歳出拡大はNG」の縛りがある限り、補助金だの1年限定だのと、その場しのぎにならざるをえない。
こんなものに騙されてはいけない。
3)少数派ながら参考になる意見
徐々ににではあるがTLにもマクロ経済について参考にすべき声が増えてきた。本田悦朗さんや金子洋一さんなどのガチで詳しい人は勿論、市井の人々にも拡張財政を求める声が増えてきている様に思う。
だからこそ国民民主党には期待していたのに……という訳で次の話題。
#税収を財政支出の制約条件にしてはならない
#国債は借金ではなくむしろ国債こそが財源である
1)須藤氏自身の問題
先週も取り上げた件 https://pseudoctor-science-and-hobby.blogspot.com/2025/05/pseudoctor202552blog48.html#3 の続報。そもそも須藤氏は反ワクチンを止めていない。その事は、過去の言動に対するツッコミに一切反応していない点からも明らか。党側は例の「確認書」ペライチで押し切るつもりらしいが、須藤氏にとっては反ワクチンもスピリチュアルも「科学的」らしいので、そもそも話にならない。
さらに言えば須藤氏の問題点は反ワクチンだけではない。反農薬・オーガニック・反原発・放射能デマ・スピリチュアル・反ウクライナと、まさに「トンデモのデパート」状態。なのに反ワクチンと反原発以外の部分に関しては本人も党も言及すらしていない有様。
2)国民民主党の対応に批判が集まる
そもそもペライチの確認書で済ませようとした時点でどうしようもないが、その後の対応がまた火に油を注ぐレベル。「嫌なら投票しなければ良い」と言わんばかりの態度は、全国比例に擁立しといてそれは無いでしょう。そんな言い方をするのなら、党ごと支持を止めたくもなる。また榛葉幹事長の「幕の内弁当」の例えも酷い。須藤氏は「嫌いなおかず」のレベルではない。完全に「腐ったおかず」ないし「毒」だと言っているのだ。
更に酷いのが「本人に確認した」として済ませようとする態度。本人が「はい、私は非科学的な反ワクチンで放射能デマ屋です」なんて言う訳がないだろう。それを承知でこの言い分は本当にダメ。
3)国民民主党はそもそもスピリチュアルやオーガニックに親和性が高かったのではないか
前述の如く党も本人も反農薬やスピリチュアルに関しては触れてもいない。この点と、これまでに国民民主党自身が度々炎上してきた事例とを重ね合わせると「元々そっち寄りなのではないか」という気がしてくる。
これは本当に困った事。何度でも繰り返すが、私は「科学的根拠に基づいた政策」を掲げる政党を支持したいのだ。ワクチン推進や反放射能デマは勿論の事、国民民主党の金看板でもある反緊縮政策にしてからが「世界標準のマクロ経済学」というレッキとした人文科学の国際的な成果に基づくものなのだから。
1)支援の名を借りた加害、反社の隠れ蓑との指摘も
例えば神父や牧師などの「聖職者による性加害」の事例は内外でも度々報じられている。こうした「本来なら弱者を支援する立場の人々による加害」は大きな社会問題と言って良い。今回の件は事務局長がコカインという入手困難な麻薬を所持していたとの由だが、更に遡ると、同団体の創始者にして元会長の人物は複数回の性加害の過去があったという。これはもう「反社が支援を隠れ蓑にしていた」可能性が極めて高い。
そして程度の差こそあれ、類似の事例は他にもあると推定できる(後述)。
2)各報道機関が関わっていた過去を消し始める
逃げ足が速いと言うか、これまで同団体を好意的に取り上げていた大手メディアが一斉にそのアーカイブを消し始めている。これも一種の「ふてほど(不適切報道)」だと言えよう。
以前から再三指摘している通り「ジャーナリズム」とは記録する事、即ち何よりもまず「事実をありのままに記録する」べき。しかし実際には自分達のイデオロギーや利益を優先させてチェリーピッキングしたり不都合な事実を隠蔽・消去したりしている。
こうした事を続けている限り、既存大手メディアに対する不信感は募る一方。
3)福祉は民間に丸投げせず行政が直接関与すべき
前述の如く、明らかな反社とまでは言えないまでも「支援とは名ばかりで実情は補助金目当て」の団体は決して珍しくない。これは「行政側が事業を丸投げしておりチェック機能が十全に働いていない」のが大きな要因だと考える。
本来であればこうした社会福祉の事業は民間に丸投げするよりも行政が(十分な予算と人員を充てて)直接行った方が良い。そうすればこうした事例は確実に減らせる。
しかし現実にはこの「十分な予算と人員の確保」が非常に困難。これには複数の要素が関与しているが、大きなものはやはり(財務省主導の)緊縮主義、そして「公務員叩き」の風潮だと考えている。
1)まだまだ蠢動する反ワクチン
前回は「ふてほど(不適切報道)」についてまとめて取り上げたが、同様に「反医療」のネタも(残念ながら)引き続き溜まってきている。なので今回はここ一か月程度の反医療について取り上げてみた。
まず反ワクチン。先に挙げた須藤元気氏のみならず、相変わらず立憲民主党の川田龍平氏や原口一博氏は反ワクチンを「持ちネタ」にし続けている。そしてHPVワクチン。以前に危険性を煽っていた人々やメディアの多くはすっかり沈黙してしまったが「HPVワクチン薬害訴訟」は現在も続いている。煽るだけ煽って、旗色が悪いと見るや知らん顔を決め込むのは実に卑怯な態度だ。
2)新型コロナと反マスク
マスクの感染予防効果は疑いようのないレベルなのだが、未だに「強制されるのが嫌」と主張される人が居る。別に一人きりで居る時は好きにすれば良いが「他者に移す危険性のある状況下では、たとえ無症状であっても感染の危険性を減らしたい」というのはそれほど難しい話ではない筈。
3)その他のトンデモ
詳しくは参考まとめを参照して頂きたいが、上記の他にも様々な事例がある。それらの理由を見てみると金儲け、プライドやルサンチマン、善意など様々である事が解る。これらは医療のみならずニセ科学全般に見られる現象であり、こうした「理由の多様性」が対処を難しくしている要因でもある。
やみのま~
まずは今イベのLIVE Parade。3日目にしてEX3まで全て流行曲のみでクリアし、北東エリアを上方エリアを全クリしました。一応全エリア全クリを目指してはいますが、前回もEx5をとても難しかったので、どうなりますか。
#デレステ
そしてアズレン。海域イベはいつもの様に最初からハードで進める作戦ですが、未だにC1しかクリアしていません。リゾートの方も、ようやくミニゲームがプレイできるようになったばかりです。まだまだ先は長い……
#アズールレーン
以上、PseuDoctorがお送りしました。
今週は暑いですね。つい先日まで肌寒い位だったので体がついていきません。皆様も体調管理にはお気を付けください。週末にはまた気温が下がりそうですし。
Twitter(X)から来られた方も、直接読まれた方も、お疲れ様です。
今週もお粗末様でした
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