#0. はじめに
皆様こんばんは。
最近は常にも増して気候が不安定です。五月らしい爽やかさ・真夏を思わせる暑さ・梅雨のはしりを思わせる雨模様・春先に戻った様な寒さ……これらが日替わりでやって来て、服装やら体調やらの調整が追い付きません。
皆様もどうぞご自愛ください。
暫しお付き合いください
1)頑張っていたのに失言隠しのイケニエにされた江藤前大臣
江藤氏と言えば、あの民主党政権時の「赤松口蹄疫」の際に野党自民党議員として必死で対応に奔走していた人物でもある。その頃から農政に対する姿勢は一貫しており、今回の「失言」にしても、支持者を前にした講演会での「(皆さんからの支援があるから)コメは買った事が無い、売る程ある」という軽口。確かに不用意で不適切ではあろうが、辞める程のものではない。
大体その「赤松口蹄疫」当時の赤松農水相にしてからが、口蹄疫蔓延の真っ最中に「外遊」と称して文字通り遊びに行った挙句「だから早く殺せと言ったのに」などと暴言を吐いた事例。これ一つだけでも「悪夢の民主党政権」に匹敵する。ついでながら彼等の舌禍と言えば「書いたらその社は終わりだから」「最低でも県外」「消費税増税で景気回復」など枚挙に暇が無く、どれもこれも江藤発言など比べ物にならない程の酷さ。で、その時の仇とばかりに江藤氏の首を獲って喜んでいるのだから、程度の低さに呆れかえる。
で、言うまでもなく江藤氏は石破総理のダメさを誤魔化す為の隠れ蓑として使われた訳だ。
2)江藤氏が居なくなった途端にコメの値段で持ち切り
江藤氏が大臣だった際には価格の話を一切出さなかった。それは統制経済に繋がるからだ。なのに彼が辞めた途端にタガが外れて値段の話ばかり。これまで入札していたのを突如として随契に変えるなど、官公庁相手の仕事をしている人ならば「暴挙」だと解る筈。更に朝日新聞まで調子に乗って「適正価格」とか言い出して「なら朝日新聞の適正価格は」と突っ込まれる始末。とうとう進次郎大臣が「5キロ2000円」などと言い出したが、何の事は無い、古古古米だったというオチ。
大体、備蓄米って本来は価格調整の為のものじゃないし、大災害とか起きたらどうするつもりなのか。
3)経済オンチにも程がある財務省言いなりの石破政権
上述の如く、江藤氏の更迭は石破総理の「日本の財政はギリシャよりも悪い」発言を覆い隠す為だと睨んでいる。この発言は「国益に大きく反する」「客観的事実に反する」の2点に於いて、内閣総辞職2回分に匹敵する大馬鹿失言だと考えている。なのに野党もメディアもまっっったく問題にしない。オマエら全員グルだろう。
更に言えば、そもそもインフレで困っているのはコメだけじゃない。ガソリンや電気は言うに及ばず、ほんのちょっと前まで様々なものの価格上昇が散々話題になってて、庶民は悲鳴を上げ続けている、今でも。なのにまるでそんなの無かったかの様にコメコメコメコメ、米一色。ガソリン税暫定税率廃止はどうなった。再エネ賦課金の見直しは。基礎控除引き上げは。どれもこれもお茶を濁すだけで終わりかい。
とにかく「政府(財務省)が金を出さない」というのが根本にあるから何も出来ないんだよ。財務省のせいで「何が何でも国債増発はしない、だから財政出動もしない」そんなんで景気対策なんて出来る訳がない。
という訳で次の話題。
#税収を財政支出の制約条件にしてはならない
#国債は借金ではなくむしろ国債こそが財源である
1)引き続き減税も国債増発も否定する野党やメディア
もう何度も同じ事を書いているので今回は箇条書きにしてみる。
×日本の財政は危機的状況→○日本の財政は世界トップレベルの健全さ
×消費税は社会保障の財源→○消費税は一般財源
×国債増発するとデフォルトの危険→○通貨発行権を持つ先進国の自国通貨建て国債はデフォルトしない
×今はインフレだから減税はNG→○今はコストプッシュインフレなので減税すべき
×減税には財源が必要→○他の増税で賄うのは「減税」ではないので財源は国債一択
言うまでも無くこれらの言説は全て、客観的事実と論理的思考により導き出されたもの。緊縮派の大部分が誰かの言い分を鵜呑みにしているのとは本質的に異なる。
これほどまでに堂々と国中にデタラメが流布されている。大元の発信源は勿論財務省だが、政府も野党もメディアも有識者も、これらのデタラメをオウム返しに拡散するばかりだから始末に負えない。
2)経済対策を否定する「御用」経済学者
日経新聞が「経済学者の85%が消費税減税に反対」との記事を書いて炎上している。この記事は本当に酷くて、どこからツッコミを入れればいいのか悩むレベル。
まずこの「経済学者」達は30年以上も不況が続いていた間は何をしていたのだ。日本経済を復活させる為の有効な提言を一つでも出したのか。消費税減税の機運が高まったのを見て、慌てて財務省寄りの意見を出すのは、まさしく御用学者そのものだろう。
そもそも日本の「経済学」のレベルは著しく低い。例えば以前から指摘している通り、優秀な日本人はノーベル賞のあらゆる分野で複数回の受賞を果たしている(但し経済学を除く)。ノーベル経済学賞に限っては、日本人の受賞はおろか、候補に名前が挙がった事すら無い。この事は、日本で主流を占めている「経済学」が如何に世界標準からかけ離れているかを如実に示している。
だから日経がこうやって「学者の権威」を笠に着る様なやり方をするのなら、スティグリッツやクルーグマン、バーナンキといった錚々たるノーベル経済学賞受賞者の意見でも聞いてみれば良いのだ。そう、かつて安倍元首相がスティグリッツ教授を呼んだ様に。
3)社会保障改悪の流れは止まらない
石破総理は日医会長との面会で「診療報酬の引き上げは難しい」と発言したそうだ。これだけあらゆるものの値段が上がっている状況(当然医療にかかるコストも上昇の一途)なのに「医療の値段」たる診療報酬は上げないと。「高額療養費自己負担引き上げ」の件にしてもそうだが、ザイム真理教徒達はとにかく医療を含む社会保障全般を目の敵にしている。それでいて消費税増税の根拠に使っているのだから、どれだけイイ面の皮なのだ。
これに関してはTwitterで毎週リンクしている過去記事「もぅいぃ加減『社会保障費の増大が国家財政を圧迫』という大嘘は止めよう https://pseudoctor-science-and-hobby.blogspot.com/2018/11/blog-post.html 」でそこそこ詳細に論じているのでそちらもご覧ください。
また「年金制度改革(改悪)」については改めて次項で述べよう。という訳で次の話題。
#税収を財政支出の制約条件にしてはならない
#国債は借金ではなくむしろ国債こそが財源である
1)厚生年金積立金の国民年金への流用は余りにも酷い
これはどう考えても納得できない暴挙。サラリーマンと雇用している企業が折半してずっと積み立ててきたお金を流用するのだから。ざっと考えただけでも「目的外使用である」「払っていない人にも恩恵がある」「払った人が損失を被る」の3点の問題がある。これを言い出した立憲民主党の議員が説明を試みている様だが、底が浅い言い訳でしかない。
2)三党合意で強行する強引さ
自公立の三党合意で強引に進めるのは、少数与党たる自民党は誰が相手でも構わないからだ。特に立憲民主党は以前から再三指摘している通り、自民党を上回る緊縮派の巣窟なので、こうやって「取れる所から取る」案を平然と出してくる。
本来であれば「国にお金が足りない時は政府が余分に出す」のが当たり前。それこそが政治の役割だからだ。ところが財務省を頭に頂く緊縮派達は絶対にそれをやらない。「日本の財政は危機的状況」などという真っ赤なウソを貫いてまで。それどころか逆に、更なる緊縮への足掛かりにしようとする始末。
3)明らかに「将来の増税」への布石だ
即ち「底上げ分の半分は国庫負担」となっているのに、その「財源」は示されていない。減税議論の時にはあれほど財源財源うるさいのに、2兆円もの国庫負担の「財源」を示さないとはどういう事か。今のままでは更なる増税の言い訳に使われてしまう危険性が極めて大きい(財務省がこんな美味しいネタを見逃す筈が無い)。
何度でも繰り返すが、現状では「財源は国債一択」なのである。
1)「対決より解決」の姿勢に陰り
江藤農水相の「失言」に対しても公認の小泉氏に対しても「対決」姿勢が伺える。更には党首討論では石破首相に対してコメの値段をネタに進退を迫る。どれも威勢は良いが筋は悪い。民主党出身の悪い所が出たと言うか、地金が露わになった様な気がしてならない。
2)須藤元気氏を庇いまくる
で、問題の須藤元気氏擁立。明らかに支持率低下の原因なのに取り下げる気配は皆無。本人は全く反ワクチンを止めていないし、スピリチュアルやオーガニック、反農薬に至っては未だに無視を決め込んでいる。控え目に言っても極めて不誠実。なのに党側は「本人が丁寧に説明を」などと、まるで石破政権を彷彿とさせるが如き対応。
前項と併せて、ここでもやはり旧民主党の悪い面が噴き出している様に見える。
3)やはり農政に関しても疑問符
玉木代表は農家出身という事もあり、農政には自信を持っている様に見える。しかしその自負とは裏腹に、オーガニックと接近したり鈴木宣弘氏を持ち上げたりとダメさが目立つ。そして今回のコメ騒動でもまずい発言が目立つ。
自分が自信を持っている分野ほど足をすくわれやすいので、その事も須藤元気氏の擁立・擁護に繋がっている様に見える。
4)経済政策には見るべきものがある(それだけに残念)
石破総理のギリシャ発言をいち早く批判し、年金改悪に関しても「将来の増税を前提」と喝破するなど、やはり経済分野に関しては他の野党の追随を許さない。
また薬師寺先生も減税に言及するなど、須藤元気氏がいなければ全力で推せるのに、つくづく残念でならない。
1)毎日新聞垂水友里香記者のGJ
これは毎日新聞良く取り上げた。普段は既存大手メディアの批判ばかりしている私だが、良いものはちゃんと褒める。特に、組織としてはダメダメでも、個別の記者さんには逸材が含まれている事も理解しているつもり。
2)キーパーソンはあの川嶋朗氏
完全に「ニセ科学のデパート」状態と化している「統合医療学講座」だが、大学に持ち掛けたのが川嶋氏。川嶋氏と言えばヲチャーの間ではちょっとした有名人。なので3年前に講座が始まった際にもかなり批判が集まった。にも拘らず現在でも継続していたのはちょっとした驚き。と同時に自らの不明を恥じる。
3)3年前の過去発言
という訳で当時の連ツイを再録しておく。参考まとめを御参照ください。
やみのま~
まずはLIVE Paradeお疲れ様でした。何とか目標の全エリア全クリを達成できました!やはりEx5は難しかったのですが、判定強化使いまくりでどうにかなりました。
#デレステ
そしてアズレン。海域イベは現在D2です。10回ずつクリアしているのでなかなか進めません。早くSPに辿り着いた方がURトラファルガーをお迎えしやすいと解ってはいるのですが。まぁまだ日程はあるので間に合うでしょう、多分。
建造の方も流石にグロリアス(META)だけ来てくれません。報酬でゲットする事になるかも。
リゾートヴィラの方もボチボチです。
#アズールレーン
以上、PseuDoctorがお送りしました。
今回は普段以上に政治経済ネタが多くなってしまいましたが、これも世相の反映だと思って頂ければ幸いです。
とは言え、私の主張はあくまで科学に立脚したものです。イデオロギーでも宗教でもありません。もう少し詳しく言うと、科学(広義の)とは、客観的根拠と論理的思考に基づくものです。即ち「他の誰かの言い分を鵜呑みにしてオウム返しにする」態度とは対極にあるものと言えるでしょう。
その意味では、反ワクチン批判も、放射能デマ批判も、緊縮派批判その他も全て、私にとっての本質は同一なのです。だからこそ、反緊縮と反ワクチンを同時に訴える様な輩は許せません。私から見ればそれは「自己矛盾」そのものなのですから。
Twitter(X)から来られた方も、直接読まれた方も、お疲れ様です。
今週もお粗末様でした
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