コミケを風疹から守り隊

2012年8月12日日曜日

腫瘍とは何か(良性腫瘍と悪性腫瘍、及び、放射線と癌との関係について)

初回公開日:2012年08月12日
最終更新日:2012年08月13日
(2012年8月13日更新:誤字訂正しました。被爆→被曝)


1.はじめに

以前「上皮性腫瘍と非上皮性腫瘍との違い」というテーマの記事を書きました。この記事は、細々とではありますが、継続的にアクセスを頂いている様です。腫瘍についての情報を欲している人がいらっしゃるのかもしれません。そこで、今回は上記記事の前提となる「腫瘍とは何か」及び、そこから派生する「腫瘍の良性と悪性」について書いてみます。

また、応用編として「放射線と甲状腺癌などとの関係」についても触れたいと思います。これはまた、片瀬久美子さんの記事「放射線の健康影響をめぐる誤解」(SYNODOS版はこちら復興アリーナ版はこちら)などをお読みになって「甲状腺の過形成と良性腫瘍、悪性腫瘍(癌)との違いについて、もっと知りたい」と思われた方のお役に立てば、と思って書いた記事でもあります。

2012年7月29日日曜日

時事ネタを幾つか(オスプレイ、生活保護、経済問題など)

初回公開日:2012年07月29日
最終更新日:2012年07月29日

1.はじめに

今回の記事は、最初はTwitterで呟くだけにしておこうかと思った内容です。しかし下書きをしているうちに、思いの外長くなってしまったしまいました。
折角ですので、まとめて記事にする事にします。
元がTwitterで連投しようと思っていた文章ですので、常にも増してダラダラとしたメリハリに乏しい文章になってしまっておりますが、どうか御容赦ください。

2.オスプレイ問題

7月23日にオスプレイ(MV-22)が岩国基地に搬入されました。皆様御承知の様に、オスプレイに関しては「安全性に不安がある」という理由での反対運動があります。この反対運動に関して私の気持ちを簡潔に述べるならば「反対する心情には理解も共感もできるが、議論としての筋は通らない。そしてそこには、過激で極端な反原発運動と類似の構造も見える」となります。

2012年7月8日日曜日

片瀬久美子さんの事

初回公開日:2012年07月08日
最終更新日:2017年07月30日




1.はじめに(この記事を書いた動機)


片瀬久美子さんを御存知の方も多いと思います。もしも御存知でない方にとっては、この記事はあまり意味が無いかもしれないので、その点は予めお詫びします(但し、後半の5.以降の項目についてなら、ある程度は独立してお読み頂けるかもしれません)。
さて、私は、片瀬さんの事を、ニセ科学を批判していくうえで貴重な戦力だと思っており、また同時に、大切な友人だと認識しています。した。
その事を表明する為に、この記事を書きました。
(2017年7月28日追記:昨日付で、私は片瀬氏の事を友人だと思うのを止めました。理由は、取り敢えずこの辺りでも見てください。また後日、より詳細な経緯に関してまとめたものを、本記事の末尾に追記したいと思っています。)
(2017年7月30日追記:本記事の末尾に追記する予定だったのですが、例によってどんどん長くなってしまったので、別記事として独立させました。こちらをご覧ください。)


また、私自身に関して、これも御存知の方も多いとは思いますが、私は筆が遅いです(爆)。今頃になってこんな記事を書いたのも、主に私の筆の遅さ(と、後は、なかなか気が進まなかった事)によるものです。
ですから、この記事により改めて誰かを糾弾しようとか、何かを蒸し返そうとする様な意図はありません(但し「批判」は別です)。また、この記事は私の個人的な見解を書き綴ったものであり、当然ながら文責は全て私個人にあります。
その点を最初にお断りしておきます。

2012年6月13日水曜日

愛の放射線~あなたと私の8000ベクレル~(R-15推奨)

初回公開日:2012年06月13日
最終更新日:2023年05月17日


1.はじめに

昨日(2012年06月12日)の昼間、菊池誠さんがこんな呟きをなさっていました。
この呟きを見た時に、私の中で何かがインスパイアされ、頭の中に浮かんで来た情景がありました。
次に示すのは、それを書き留めてみたものです。内容が(ちょっとだけ)大人向けなので「R-15推奨」という事で、宜しくお願いします。
なお、登場人物に特定のモデルは居ません(ホント)ので、妄想したい方は、お好きなカップリングでなさってください(笑)。


2012年6月9日土曜日

電気が足りないと人死にが出る(あるいは、脱原発への冷静な議論)

初回公開日:2012年06月09日
最終更新日:2012年06月09日

1.私は「脱原発」の立場です

最初に申し上げておきます。私は、敢えて言うなら「段階的脱原発派」という立場です。原発を徐々に減らしていき、最終的には無くすべきだと思っています。そしてその為には、どうすれば原発を減らせるかを冷静に具体的に考えなければなりません。真面目に考えれば考える程、解決すべき問題は山積しています。政治的問題、経済的問題、そして技術的問題・・・
しかし、こういう考え方は、どうも「反原発」の方々にはウケが悪い様です。冷静な脱原発の議論をしようとしただけで「原発推進派」のレッテルを貼られたりします。その為、逆に「反原発」という言葉に妙な色がついてしまっている様にすら思えます。言うなれば「反原発=感情的で急進的な反原発原理主義者」という語感になってしまっている様に見えて仕方が無いのです。

はっきり申し上げれば、現状の「反原発(急進的な反原発原理主義)」は、真面目に脱原発を考えている人達にとって迷惑でしかありません。
何故なら、本気で「原発の無い社会」を目指すのならば「どうやって原発を減らし、無くしていくのか」を真剣に考える必要があるからです。それを忌避して感情的に「原発反対」を唱えたところで、原発は無くなったりしません。

そしてまた「原発推進派」を「利権まみれの悪の権化」の様に考えるのも極端過ぎます(いや、そういう人が全く居ないとは言いませんが、少なくとも「原子力ムラ」などと一くくりにする様な見方では大局を見誤ります)。少なくともこれまで原発が推進されてきたのは「エネルギー資源に乏しい我が国が諸外国に頼らずにやって行く為」の現実的な解答だった、というのも、一面の真実である筈です。

2012年5月3日木曜日

善川チャーリさんに「偽医者」認定されました(又はハンドルネームの由来について)

初回公開日:2012年05月03日
最終更新日:2012年05月23日

(5月23日追記:この記事に対する善川氏の反応に関して、コメント欄で解説しています。そちらも併せて御覧ください)

1.この記事を書いた動機

当ブログのこちらの記事に関して、善川チャーリ氏がTwitterでこの様に呟いており、またそれを真に受けている方もいらっしゃる様です
プロフィールに医師とありますが、PseuDoctorですからね。Pseudo(偽の)Doctor(医師)というこでしょう。この人の言っているほうがデマ。

ちなみに善川チャーリ氏を御存じ無い方もいらっしゃると思いますが、先鋭的な反原発派であり、病理医を名乗っています。
改めて言っておきますが、私は医師です。しかも善川氏(が自称しているの)と同じ、病理専門医です(詳しい説明は2.でします)。
まぁ、ある意味では善川氏の言にも一理あります。PseuDoctorと名乗った時から、そういう読み方をされる事もあるだろうと覚悟はしていました。しかし、厳密に言えば、Doが重複していません(Pseudo-Doctorとなっていない)から、綴りとしてはおかしいですよね。つまり、本来ならPseuDocterなんて言葉は無いのです。
要するに、これは私が自分のハンドルに込めた、ちょっとした洒落なのです(なんて事まで、わざわざ書かなければならないのは本当に悲しいです)ね。
ただ折角ですから、この際、私のハンドルネームの由来と、そこに込めた思いも、後の方で述べる事にします(6.で書きます)。

あるいは、もしかしたらたった一個の呟きに、そんなに過敏に反応するなよとお考えの方がいらっしゃるかもしれません。確かに大人気ないと言われれば、そうかもしれません。
しかし、一応私はこれで飯を食っている(要するに、プロ)な訳です。ニセと言われれば、反論したくもなります。いや、職業であるかないかに関わらず、自分が誇りを持って真剣に取り組んでいる内容をニセモノ呼ばわりされたら、反論したくなりませんか?例えばボカロPさんとか絵師さんとかの立場でも構いません。自分が精魂込めて作った作品を、安直に「パクリ」呼ばわりされたらどうお感じになるでしょうか。ニセ医師呼ばわりされる気持ちとは、その時の感情に似ていると思います。
また私は、曲がりなりにも「ニセ科学批判」をしている身でもあります。その立場から言えば、何かを「ニセ」呼ばわりするのであれば、きちんとした根拠を持ったうえで言って欲しいと思います。増してや、自ら医師を名乗った上で他人を「偽の医師でしょう」と言うのであれば、相応の根拠が必要とされるのは当然ではないでしょうか。
更に、今回の事は、単なる放言では済まない側面もあると考えています(詳しくは3.の後半と、5.に書きます)。

2012年4月21日土曜日

なぜ鏡では左右が反転すると思うのか?

初回公開日:2012年04月21日
最終更新日:2012年04月21日


1.はじめに

こちらのTogetter「鏡で反転するのはなぜ左右なのか」が大変な人気になっています。ただ、色々な意見が出ていて、ちょっと混乱気味の様です。実は私も御多分に漏れず、この問題に関しては少々真面目に考えてみた事があります。そこで、この機会にちょっとまとめて書いてみます。

最初に、私が出した結論を書きます。
1)鏡で反転するのは左右ではなく、鏡の面に直行する座標軸である。
2)それを「左右の反転」と思ってしまうのは、認識の問題。
3)もっとはっきり言えば、我々の体が左右対称かつ前後も上下も非対称だから。
つまり、上記のTogetterで言うと、念波(nennpa)さんの意見に一番近いです。

2.鏡で反転するのは、鏡面に直行する座標軸である