コミケを風疹から守り隊

2012年9月11日火曜日

S03-03: 科学って、メカニズムを解明する事だけ?

初回公開日:2012年09月11日
最終更新日:2012年09月27日

(2012年09月27日更新:novtanさんの御指摘により、aggren0xさんのidを訂正しました。大変失礼致しました。コメント欄も御覧ください)

1.「メカニズムを解明することだけが科学である」という誤解

ニセ科学を信奉する人が、批判者に対して反論してくるテンプレートの中に「現代科学で説明のつかない事実を、説明がつかないという理由で切り捨ててしまうのはおかしい」という台詞があります。
この言い分には、ごく僅かの真実と多くの間違いが含まれていますので、それらの点が明らかになる様に述べていく事にします。

2012年9月2日日曜日

「ホールボディカウンター検査は、受ける必要はない??」に対するダメ出し

初回公開日:2012年09月02日
最終更新日:2012年09月02日

1.はじめに

先日、kazooooyaさんから、この様なリクエストを頂きました。根が遅筆な私としては、このリクエストにお応えするかどうか、少々迷いました。既にkazooooyaさん御自身もこうしたなまとめを作成されていましたので、批判としては充分ではないかとも思ったからです。
しかし、その元になっている「ホールボディカウンター検査は、受ける必要はない??」という記事を読んでみたところ、その内容の酷さにしばらく眩暈が止まらなくなりました。
あまりにも内容が酷いという点、そして、これを書いたのが医師であるという点、の2つから、批判する(ツッコミを入れる)気になった次第です。
という訳で、今回はツッコミがメインなので、全体的に少々意地の悪い書き方になっている点を御了承ください(笑)。
そしてまた、kikulogなどを御覧になっていた方は御存知だと思いますが、こういった「引用+ツッコミ」というスタイルは、実は私の少々得意とするところです(爆)。
ですので、私にしては思ったよりもはかどりました。でも超絶に長いですよ。普段から私の記事は長めですが、そのおよそ5割増しだと思ってください(まぁ、引用しつつツッコミを入れていくというスタイルだと、どうしても長くなってしまうのですが)。
また、途中でひとつトラップに掛かりましたが、その詳細は最後に書きます。

2012年8月12日日曜日

腫瘍とは何か(良性腫瘍と悪性腫瘍、及び、放射線と癌との関係について)

初回公開日:2012年08月12日
最終更新日:2012年08月13日
(2012年8月13日更新:誤字訂正しました。被爆→被曝)


1.はじめに

以前「上皮性腫瘍と非上皮性腫瘍との違い」というテーマの記事を書きました。この記事は、細々とではありますが、継続的にアクセスを頂いている様です。腫瘍についての情報を欲している人がいらっしゃるのかもしれません。そこで、今回は上記記事の前提となる「腫瘍とは何か」及び、そこから派生する「腫瘍の良性と悪性」について書いてみます。

また、応用編として「放射線と甲状腺癌などとの関係」についても触れたいと思います。これはまた、片瀬久美子さんの記事「放射線の健康影響をめぐる誤解」(SYNODOS版はこちら復興アリーナ版はこちら)などをお読みになって「甲状腺の過形成と良性腫瘍、悪性腫瘍(癌)との違いについて、もっと知りたい」と思われた方のお役に立てば、と思って書いた記事でもあります。

2012年7月29日日曜日

時事ネタを幾つか(オスプレイ、生活保護、経済問題など)

初回公開日:2012年07月29日
最終更新日:2012年07月29日

1.はじめに

今回の記事は、最初はTwitterで呟くだけにしておこうかと思った内容です。しかし下書きをしているうちに、思いの外長くなってしまったしまいました。
折角ですので、まとめて記事にする事にします。
元がTwitterで連投しようと思っていた文章ですので、常にも増してダラダラとしたメリハリに乏しい文章になってしまっておりますが、どうか御容赦ください。

2.オスプレイ問題

7月23日にオスプレイ(MV-22)が岩国基地に搬入されました。皆様御承知の様に、オスプレイに関しては「安全性に不安がある」という理由での反対運動があります。この反対運動に関して私の気持ちを簡潔に述べるならば「反対する心情には理解も共感もできるが、議論としての筋は通らない。そしてそこには、過激で極端な反原発運動と類似の構造も見える」となります。

2012年7月8日日曜日

片瀬久美子さんの事

初回公開日:2012年07月08日
最終更新日:2017年07月30日




1.はじめに(この記事を書いた動機)


片瀬久美子さんを御存知の方も多いと思います。もしも御存知でない方にとっては、この記事はあまり意味が無いかもしれないので、その点は予めお詫びします(但し、後半の5.以降の項目についてなら、ある程度は独立してお読み頂けるかもしれません)。
さて、私は、片瀬さんの事を、ニセ科学を批判していくうえで貴重な戦力だと思っており、また同時に、大切な友人だと認識しています。した。
その事を表明する為に、この記事を書きました。
(2017年7月28日追記:昨日付で、私は片瀬氏の事を友人だと思うのを止めました。理由は、取り敢えずこの辺りでも見てください。また後日、より詳細な経緯に関してまとめたものを、本記事の末尾に追記したいと思っています。)
(2017年7月30日追記:本記事の末尾に追記する予定だったのですが、例によってどんどん長くなってしまったので、別記事として独立させました。こちらをご覧ください。)


また、私自身に関して、これも御存知の方も多いとは思いますが、私は筆が遅いです(爆)。今頃になってこんな記事を書いたのも、主に私の筆の遅さ(と、後は、なかなか気が進まなかった事)によるものです。
ですから、この記事により改めて誰かを糾弾しようとか、何かを蒸し返そうとする様な意図はありません(但し「批判」は別です)。また、この記事は私の個人的な見解を書き綴ったものであり、当然ながら文責は全て私個人にあります。
その点を最初にお断りしておきます。

2012年6月13日水曜日

愛の放射線~あなたと私の8000ベクレル~(R-15推奨)

初回公開日:2012年06月13日
最終更新日:2023年05月17日


1.はじめに

昨日(2012年06月12日)の昼間、菊池誠さんがこんな呟きをなさっていました。
この呟きを見た時に、私の中で何かがインスパイアされ、頭の中に浮かんで来た情景がありました。
次に示すのは、それを書き留めてみたものです。内容が(ちょっとだけ)大人向けなので「R-15推奨」という事で、宜しくお願いします。
なお、登場人物に特定のモデルは居ません(ホント)ので、妄想したい方は、お好きなカップリングでなさってください(笑)。


2012年6月9日土曜日

電気が足りないと人死にが出る(あるいは、脱原発への冷静な議論)

初回公開日:2012年06月09日
最終更新日:2012年06月09日

1.私は「脱原発」の立場です

最初に申し上げておきます。私は、敢えて言うなら「段階的脱原発派」という立場です。原発を徐々に減らしていき、最終的には無くすべきだと思っています。そしてその為には、どうすれば原発を減らせるかを冷静に具体的に考えなければなりません。真面目に考えれば考える程、解決すべき問題は山積しています。政治的問題、経済的問題、そして技術的問題・・・
しかし、こういう考え方は、どうも「反原発」の方々にはウケが悪い様です。冷静な脱原発の議論をしようとしただけで「原発推進派」のレッテルを貼られたりします。その為、逆に「反原発」という言葉に妙な色がついてしまっている様にすら思えます。言うなれば「反原発=感情的で急進的な反原発原理主義者」という語感になってしまっている様に見えて仕方が無いのです。

はっきり申し上げれば、現状の「反原発(急進的な反原発原理主義)」は、真面目に脱原発を考えている人達にとって迷惑でしかありません。
何故なら、本気で「原発の無い社会」を目指すのならば「どうやって原発を減らし、無くしていくのか」を真剣に考える必要があるからです。それを忌避して感情的に「原発反対」を唱えたところで、原発は無くなったりしません。

そしてまた「原発推進派」を「利権まみれの悪の権化」の様に考えるのも極端過ぎます(いや、そういう人が全く居ないとは言いませんが、少なくとも「原子力ムラ」などと一くくりにする様な見方では大局を見誤ります)。少なくともこれまで原発が推進されてきたのは「エネルギー資源に乏しい我が国が諸外国に頼らずにやって行く為」の現実的な解答だった、というのも、一面の真実である筈です。