#0. はじめに
皆様こんばんは。
立春を過ぎた途端に襲ってきた今季最大の大寒波も一段落し、一転して気温が上昇気味です。こういう時には雪崩が起きやすいので、積雪が多かった地域の皆様はご注意ください。
暫しお付き合いください
1)IMFが「日本は財政再建すべし」と提言
IMFの筆頭副専務理事ギータ・ゴピナート氏が来日し加藤財務相との意見交換や記者会見を行った。その中で彼女は「財政再建を始めなければならない。自然災害などが発生しうる中で財政的な余裕が必要」と述べた。言うまでもなくこれは悉くデタラメであり、財務省発のプロパガンダの丸写し(どうデタラメなのかは後述)。
さて既に散々指摘されている通り、IMF副専務理事のうち1人は財務省出向者の「指定席」。財務省はこの出向者である副専務理事を通じてIMFに自らのプロパガンダを代弁させている。更に既存大手メディアが全く報じない点。それは、その「指定席」が日本からの多額の拠出金の見返りだという事実。その総額は正確には不明だが、5兆円とも言われている。国民に対しては数億円レベルの予算ですらケチる一方で、自分達の利権を守るためならその1000倍もの金をホイホイと差し出す。まさに国賊そのもの。
私の知る限りでも財務省は少なくとも10年前からこうした「イタコ芸」を続けている。ただセコイと思うのは、以前は「財務省出身のIMF副専務理事」に直接言わせていたのに、最近ではご覧の通り筆頭副専務理事に代弁させている点。より巧妙になったと言えばその通りだが、地味に「財務省批判が効いている」との解釈も成り立つ。
2)財務省は様々な手段で国民に誤情報を刷り込む
言うまでもなくIMFに代弁させるのは財務省発プロパガンダの「氷山の一角」でしかない。既存大手メディアや政治家への「誤説明」など様々なチャンネルを用いてザイム真理教の布教に余念が無いのが財務省の勤勉さでもある(爆)。しかし所詮はデタラメなので性懲りも無く同じネタを繰り返すしかない。曰く「財政悪化」だの「国の借金が過去最大を更新」だの「政府債務対GDP比が先進国中最悪」だの「新たな支出の為には何処かを削らなければならない(財源論)」など、どれもこれもインチキ。
3)参考情報
という訳で(賢明なる読者諸氏の多くは既にご存知とは思うが)「どうインチキか」を改めて述べよう。
そもそも日本の財政は世界トップクラスの健全さを誇っており債権の必要性など皆無。「財政余力」などという意味不明な用語を振り回すのも、誤った財政観、即ち「政府は国民から集めた税金を大切に貯めておいて必要に応じて出す」という江戸時代以前のデタラメに基づいた考えによるものだ。実際、コロナ対策費として何十兆円もの臨時支出を行ったが財政はビクともしていない。これは勿論、政府は必要なお金を国債発行により調達するからであり、逆に、幾ら税金を余分に集めてもそれらが政府内にプールされる訳ではない。
経済が発展するに従って社会が必要とする通貨の総量も増加していくので、政府は継続的に通貨の供給量を増やし続けなくてはならない。通貨発行の裏付けとなっているのが政府債務(主に国債)なので、政府債務は右肩上がりで増え続けるのが正しい。故に「国の借金が過去最大を更新」は当然の成り行きであり、むしろ「増加率が先進国中最低」な点を問題にすべき。
この「増加率が先進国中最低」なのを反映して経済成長率も先進国中最低レベルをキープしている。だからこそ「政府債務対GDP比」が悪化する一方。逆説的に思えるが、政府債務を増やして調達した資金で財政支出を行えば、即座に「政府債務対GDP比」は改善する。要するに財務省はわざと悪化させた指標を用いて「悪い悪い」と騒いでいるのだ。
1)安全保障もUSスチール問題も及第点
事前予想を(良い意味で)裏切りそこそこの成果を上げてきた。これ自体は素直に評価したい。即ち安全保障分野では日米同盟を再確認し中国を牽制した。USスチール問題も予断を許さないながら、どうやら最悪の事態は免れた様に思える。
但し忘れてはならないのは、これらの成果が安倍政権のレガシーと官僚の努力に依る部分が大だという点。その象徴が「スーパー通訳」と呼ばれた外務省の高尾直氏だし、トランプ大統領自身も「シンゾー」の名前を連呼していた事からも解る。
もぅいい加減に石破総理もアカラサマな「反アベ」の姿勢から脱却すべきだろう。今のままでは単なる「醜い嫉妬」に過ぎない。
2)無理筋の批判はみっともない
ところが極右の皆さんは石破総理にケチを付けたくて仕方ない様だ。やれ「飛行機から降りる時にポケットに手を入れたまま」だの「肘掛けに手を乗せたまま」だの「座っているのにスーツのボタンを外さない」だの、挙句の果てには安倍元総理の写真を合成したフェイク画像まで登場する始末。
確かに石破総理のマナーは褒められたものではない。これは以前からずっとそう。だがそれらが問題の本質ではない事も明らか。これじゃぁ「3500円のカツカレー」を叩いていた「反アベ」の連中と類友だよ。
批判すべき点は他に幾らでもある筈。
3)だからといってダメさは帳消しにはならないけどね!
という訳で改めて石破政権にダメ出し。最大の問題点は勿論「財務省言いなりの緊縮政権」である事。その顕著な表れが例の「高額療養費自己負担額引き上げ」の件。批判が殺到したので慌てて「がん患者だけは見直しを図る」様だが、甘い。余りにも甘すぎる。こんなの、全面撤回するのが当然。
厚労省の試算によれば、これで「節約」できるのは5000億円余りで、しかもそのうち2000億円余りは「受診を控える事による節約」だそうだ。つまり「お金が無いから治療を諦める患者が2000億円分いるだろう」って事でしょ?こんな金額、財務省の鼻息一つで出せるのに。
てめえらの血は何色だ。
本件に限らず、石破政権はとにかく増税とか社会保険料増とか、国民負担増ばかりに前のめりになっている。やはりここはどうしても、国民民主党あたりに頑張って欲しい所。
という訳で、次の話題。
#税収を財政支出の制約条件にしてはならない
#国債は借金ではなくむしろ国債こそが財源である
1)経済政策の毀誉褒貶
現時点で与野党通じて最も「推せる」政党は国民民主党。事実上の一択と言っても過言ではない。ただ、推すからこそ、批判すべき点はキッチリと批判しなければならない。例えば先週も取り上げた https://pseudoctor-science-and-hobby.blogspot.com/2025/02/pseudoctor202521blog35.html#1 金融所得課税強化の件など、現時点ではあくまで内部での検討に留まっているので、間違ってもこれが公約に載ったりしないように注視していく必要がある。我々としては、増税であれ、社会保険料増であれ、とにかく「あらゆる国民負担増には絶対反対」のスタンスは崩さない。
また日銀同意人事に関しても、小枝氏の日銀審議委員起用案について玉木氏は「国会での意見聴取を要請」とする一方で浜口政調会長は「賛成へ」と報じられている。報道を鵜呑みにするのは非常に危険だが、党としての態度は明確にして欲しい。
2)制服組の出席拒否はむしろ立憲民主党のイチャモン
予算委員会の場で、自衛隊制服組の国会招致を巡り立憲民主党の安住氏が国民民主党の一回性を「一喝」したと報じられた。これは安住氏の方がムチャクチャ。「文民統制だから制服組は国会に呼べない」みたいに主張しているが、そんな憲法解釈があるか。
そもそも立民はかつて、国会に於いて「個人の思想信条を質す」というド真ん中の憲法違反を堂々と行った過去があり、しかもそれを党として一切問題視していない。
その件一つ総括せずして、君達に憲法を語る資格なんか無いよ。
3)オーガニックへの親和性はヤバい
そんな中、国民民主党の「オーガニック推進」が注目された。確かにマニフェストに「学校給食のオーガニック化・国産化を勧めます」「遺伝子組み換え食品も学校給食では使いません」と書いてある。これに関して玉木氏は「あくまで国策の延長線上」「農薬否定やジャンボタニシ農法といったトンデモとは違う」と釈明している。しかしこれらの説明にはいずれも疑問が残る。
まず、たとえ国策だろうが何だろうが、ダメなものはダメ。そんな事は減税を要求し続けている玉木氏ならばこそ、百も承知の筈。そして「トンデモとは違う」と言いつつ、オーガニックとトンデモとは実際に地続きであり、その境界線は極めて曖昧。事実上「オーガニック」と聞いただけで眉に唾を付けるべき状況にある。という訳で次の話題へ。
あ、ついでながらこれはもぅはっきり言っちゃうけど、鈴木宣弘氏とは縁を切った方がいいよ https://x.com/_pseudoctor/status/1625870996333817857 。
1)品川区長が給食の全野菜をオーガニックに
品川区の森沢恭子区長が小中学校給食の全野菜をオーガニックにすると発表した。どうやらこの区長、立候補の時点で既にそっち側と繋がりがあった「筋金入り」らしい。
2)各方面から問題点が指摘される
改めてオーガニックの問題点を列挙する。
①「何となく体に良さそう」から「発達障害やアトピーに有効」まで色々と言われているが、どのレベルであっても「慣行農業より優れているというエビデンスは無い」。
②それどころかむしろ寄生虫や大腸菌のリスクがある。
③高価なので給食に取り入れると他の栄養素(特にタンパク)が不足する。
④おいしくない(適切に農薬を使った方がエグみとかが少なくなる)。
3)やはり一部政治家にも浸透している
2023年末の話ではあるが、立憲民主党の川田龍平議員がそのものズバリ「オーガニックな食事で、子どもの発達障害の症状も改善」なるブログを書いていた。川田議員と言えば、立憲民主党反ワクチン両巨頭の一角でもある。トンデモ同士の親和性が高い事が伺える。
一方で、あの米山隆一議員が品川区の件を引いて「オーガニックかどうかは無関係」とマトモな意見を述べているが、そういうのは川田議員にも直接言ってあげなよ。党公認の「論破王」なんでしょ(爆)
1)NHK横浜が手作り石鹼を肯定的に報道
首都圏ネットワークにて「横須賀の農家が廃棄されていた野菜から15種類の石鹼を生み出した」と報じられた。こうした手作り石鹸には後述する幾つもの問題点・危険性があり、当然の如く炎上した。これらを受けNHKは釈明を行ったが「アレルギー反応が気になる方は成分表示を十分に確認してください」という斜め上の内容だった為に「解ってない」と更に批判を呼んだ。
2)経皮感作による新規アレルギー発症の可能性
つまり(石鹸に限らず)「食べ物を肌に塗る」行為の危険性とは、既にアレルギーを持っている人だけでなく「経皮感作により新たなアレルギーが発生する」可能性にある。それが明確に現れた事例こそが例の「茶のしずく石鹸事件」だったのだ。
3)薬機法違反の疑いもアリ
薬機法によれば「顔や体に使う石鹸」の製造には免許が必要とされている。その理由は上述したアレルギー反応を引き起こす可能性に加えて、水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)という劇物を大量に使用する点が挙げられる。これ、扱った人なら解ると思うけど、水溶液に触っただけで皮膚が溶け、水滴が飛んだだけで服に穴が開くシロモノ。
それを「台所用」と称して売るのは控え目に言っても脱法行為であり、メルカリあたりでは横行しているらしい。更に、どうやら当該農家もそれを承知で売っていた節がある。加えて、NHKの報道が広告とみなされれば、NHKも薬機法違反に問われる事態となりうる。
要するに「禁止行為には禁止されるだけの意味がある」って事。自然派もエコも結構だが、病気を作り出したり劇物の扱いで事故を起こしたりしかねないので、販売は勿論、たとえ自家用であっても、石鹸の手作りは止めておいた方が良い。
やみのま~
まずは前イベのLIVE Groove。先週お伝えした通りドミナント編成でMASフルコンしまして、その後もほんのちょっとだけハイスコア更新しましたが順位に影響する程ではなく。それでも何とか10000位以内に引っ掛かりまして、Grooveイベでは初めての銀トロです。
そして今イベは一転してシンデレラキャラバンリコレクションなので、例によって少し緩めに、まったりと過ごしています。
#デレステ
そしてアズレン。引き続き復刻イベなので、こちらもまったりと。親密度を上げたいキャラを優先的に編成して出撃させたりしています。
#アズールレーン
以上、PseuDoctorがお送りしました。
昨日が祝日でしたので、今回はちょっとだけ余裕があり、久し振りに、てっぺん越えずにお届け出来ました。やれやれ。
Twitter(X)から来られた方も、直接読まれた方も、お疲れ様です。
今週もお粗末様でした
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