コミケを風疹から守り隊

2025年6月5日木曜日

週間PseuDoctor2025年6月第1回(Blog版第51回)

#0. はじめに

皆様こんばんは。

6月3日に長嶋茂雄氏が亡くなりました。私達の年代にとってはまさに国民的ヒーロー(と言っても私は王派でしたが)でした。心よりお悔やみを申し上げます。R.I.P.
などと言っているそばから何ですが、朝から晩までどのメディアもその話題一色というのは、流石にどうかと思います。前日まではずぅっとコメ問題、それが今度は一転して訃報で塗り潰される。
何だか「国民全体が同じ方向を向く事を強制されている」様な気がして、ちょっと気持ち悪いです。

それではblog版としてリニューアルした「週間PseuDoctor」(Twitterでの連ツイを止めてブログに移行した経緯はblog版第1回をご覧ください)第51回をお送りします。
暫しお付き合いください

#1. 【週間PseuDoctor】【政治】【経済】「年金もギリシャ発言も減税も……都合の悪い事は全て無かった事にする政治家とメディアと財務省
1)朝から晩までコメコメコメコメそしてアカラサマな進次郎推し
もう最近の報道はずっとコメの価格をトップニュースにしっ放しでほとほとウンザリする。まるで他の話題など存在しないかの如くだが、この態度には幾つもの問題がある。
①備蓄米放出は本質的な解決策ではない。言うまでもなく備蓄米とは「災害等に備える為の米」であって、価格調整の為に放出するものではない。それを歪めてしまった為に、再備蓄の買入はどうするのか、再び高値になった際にはまた放出するのか、そもそもそれは価格統制ではないのか、といった新たな問題を抱える羽目になった。
②問題の本質はコストプッシュインフレ。米の値段が上がっているのも「減反政策」「作況指数算出方法」「パニック買い占め」等々いろいろ言われているが、殆ど話題に出ないのが、ちょっと前までもちきりだった「あらゆるものの値段が上がって大変だ」という要因。即ち、このタイミングでの価格上昇はエネルギーや原材料などコストプッシュの圧力に耐え切れなくなったからではないのか。
③財政出動の必要性を誤魔化す為の目くらまし。それがインフレ対策として最も有効。即ち具体的には消費税減税、ガソリン税暫定税率廃止、再エネ賦課金見直しなど。なのに財務省の傀儡たる石破政権はとにかく金を出さない。だからどれも絶対にやらない。それを誤魔化す為にコメ問題一色に塗り潰そうとしている。

2)財政デマを飛ばしまくる政府与党とマスコミ
それでも財政出動を求める世論は収まらないので、相変わらず「日本の財政は厳しい」とのデマ拡散に余念がない。石破総理の「日本の財政はギリシャよりも悪い」などとウソである上に国益を損失する一発辞任ものの妄言を、事もあろうに加藤財務相まで追認する始末。そしてそれを大多数の野党もメディアも全く問題視しない異様さ。
更に森山幹事長まで「日本の国債の評価は、ぎりぎりのところまで落ちている」と追い打ちをかける。高市氏指摘の様に、CDSで見ればG7で2番目に良好だったのに、この発言の後で3位に転落してしまった(それでも3位であり、勿論ギリシャよりは遥かに上)。
もぅ政府を挙げてわざわざ「日本国債の信認を毀損させている」としか思えない。言わばこれは、財務省に仕込まれた自己成就予言の一種。
こうして政府(財務省)が金を出し渋った「成果」が国のあらゆる場面に悪影響を及ぼしている。コストプッシュインフレもそうだし、教育や研究の荒廃もそう。そして今週クローズアップされたのが「医療崩壊」。これも急に起こった事ではなく、大袈裟でなく何十年も前から関係者は繰り返し警告し続けてきた。それがいよいよ現実のものになりつつある。
「医師の偏在」が問題とか「集約化が必要」とか色々言う人は居るけれど、やはり最大の問題はどう考えても「政府(財務省)が社会保障費を目の敵にし続けている」点。この事はTwitterでも毎週の様に過去記事にリンクしているので、こちらにも貼っておこう。
「もぅいぃ加減『社会保障費の増大が国家財政を圧迫』という大嘘は止めよう https://pseudoctor-science-and-hobby.blogspot.com/2018/11/blog-post.html

3)野党の及び腰と開き直り
以前から繰り返し「立憲民主党は自民党を上回る緊縮主義者(ザイム真理教徒)の巣窟だ」と言い続けてきたが、今回の年金制度「改悪」により一層それがアカラサマになった。即ち厚生年金積立金からの「流用」は立民主導で自民公明がそれに応じた形。流石にこれには国民からの批判が殺到し各議員も釈明に追われている。Twitter上にも幾つかの言い訳が流れてきたが、どれもこれもピント外れの論点ずらし。それも当然で、批判に正面から答えようとすれば「流用」を認めるしかないからだ。
また遺族年金カットも酷い話。男女平等と言えば聞こえは良いが、少ない方に合わせるのがおかしい。多い方に合わせて「平等」にするべきなのに、緊縮主義者だからそれはしない。
こうした「立憲民主党(野田代表)が主導し自民公明が乗っかる」形には見覚えがあるだろう。そう、現在まで日本経済の足を引っ張り続けている悪名高き「消費税増税」だ。そう考えると本当に「悪夢の民主党政権」だったのが解る。
付け加えるなら、前項で挙げた医療崩壊にしても、旧民主党は政権を奪取する前に「崖っぷち日本の医療、必ず救う!」と題した威勢の良いマニフェストを出していた。これは現在でもネットで公開されている http://archive.dpj.or.jp/policy/koseirodou/pdf/090731medic.pdf 。私はこれを熟読した上で民主党への投票を決めていた。ところが政権に就いた後はどうなったか。予算措置の必要な政策は全く実行されず、カネのかからない(国民と医療者に負担を強いる)「改革」ばかりが進められた。要するに民主党政権は財務省に「鼻毛を読まれた」のである。

#税収を財政支出の制約条件にしてはならない
#国債は借金ではなくむしろ国債こそが財源である

#2. 【週間PseuDoctor】【国際】【ニセ科学】「トランプ政権のケネディJrが暴走を止めない
1)増々アカラサマになる反ワクチン
就任当初こそ「反ワクチンからの改宗」を口にしていたケネディJrだが、それが口先だけである事はもはや誰の目にも明らか。今回はとうとう「妊婦と子供への新型コロナワクチンの推奨を中止」した。しかもこれは彼の独断というか、暴走である。
トランプ政権は特に、配下の「独裁」を許す傾向が強い様に思う。他ならぬトランプ氏自身が独裁的だからかもしれない。

2)主要医学雑誌への論文発表を禁止
更に彼は政府科学者の主要医学雑誌への発表を禁止した。即ちNEJM、JAMA、Lancetの各誌が「製薬会社と腐敗した同盟関係にある」とした。これは医学研究者ではない普通の人々には少し解り難いかもしれないが、要するに「超一流ジャーナルへの論文発表を禁止」という事である。これ、例えるなら在邦ミュージシャンに対して「武道館、東京ドーム、さいたまスーパーアリーナでのコンサートを禁止する」みたいな感じ。「他にも会場は一杯あるし配信も出来るから、それでいいでしょ?」とはならないのだ。

3)生成AIが作成したデタラメがそのまま公式文書に?!
更に更に、俄かには信じ難い事態。公文書に「現実には存在しない論文」を引用した件、どうやら生成AIが吐き出した内容をそのまま報告書にしたらしい。生成AIがしばしばこうした捏造をやらかすのは知られてきたが、それを無批判ノーチェックで公文書にしてしまうとは、まさに「反ワクチンの面目躍如」というところか(褒めてない)。

4)ハーバード大学の件も波紋を呼ぶ
これはケネディJrとは直接は関係しないが、突然の「ハーバード大学の留学生入学禁止措置」はトランプ政権の反知性主義が顕著に現れた例として挙げられよう。ただこれが一筋縄で行かなそう。と言うのも、ハーバード大側にも瑕疵が無しとはしない(特に中国からの留学生に関して)点。その意味で「あぶれた中国留学生を我が国が受け入れる」みたいな動きに対しては、やや批判的に見ている。そもそもそんなお金があるのなら、もっともっと運営費交付金を増額すべきなのだから。


#3. 【週間PseuDoctor】【政治】【経済】【ニセ科学】「国民民主党の須藤元気候補は宇宙人と交信しているヤバい奴
1)どう見ても反ワクチン
本人は「反ワクチンではない」などと言っているが、はっきり言って大嘘。そもそも「治験が終わっていないmRNA ワクチンの安全性に懸念を示しているだけ」という言い分自体が、反ワクチンの使う典型的なデタラメ詭弁。「第3相知見と市販後臨床試験との区別」がついていないのはまぁ最大限善意に解釈して不勉強で済ますとしても「ワクチンの解毒」等々のメチャクチャな言動は、到底「安全性に懸念を示しているだけ」などではあり得ない。
そして須藤氏はこうした「科学的な根拠と事実に基づくツッコミ」を悉く無視し続けている。ごく控え目に言って、極めて不誠実。そしてまたこれは、例の「確認書」の内容に真っ向から違反しているので、完璧に「公認取り消し」に該当している。
また再三指摘している通り、彼は反ワクチンに加えて反原発で反ウクライナで反農薬でオーガニックでスピリチュアルである。という訳で次項。

2)宇宙人バシャールとの交信で政治家を目指す
もぅ本当に冗談かと思う位デタラメなのだが、彼自身が著書で明確に記している内容なのだから仕方がない。バシャールとは「オリオン座近くの惑星エササニに住む3000年後の多次元生命体」らしいが、要するに宇宙人って事だよね。で、そのバシャールとのコンタクトが2025年に始まるので、地球側の代表になる為に政治家になりたいと。
こんなの、ヲチャーにとってはメチャメチャ美味しいネタかもしれないが、実際に国民民主党から公認されている現実を見るとシャレにならない。むしろ悪夢だ。

3)国民民主党の支持率は落ちる一方
案の定と言うか、支持率はだだ下がり。最新のJNN世論調査では10.2%→6.8%と大幅下落し、再び立件民主党の後塵を拝する結果となった。我々から見ればむしろ「理の当然」と思える位だが、玉木代表や榛葉幹事長はこの結果をどう受け止めているのか、聞いてみたい。流石に山尾志桜里氏や「家畜のエサ」発言の影響「のみ」だと考えている訳でもなかろうに。
それにしてもお気の毒なのは薬師寺先生。真摯に情報発信をすればするほど須藤元気氏の影がチラついてしょうがない。やはりここは酷な様でも「私と須藤元気氏のどっちを選ぶのか」「須藤氏を降ろさないのなら私が降りる」まで言うべきではないのだろうか。そうでなければ、以前は新型コロナ対応を優先して立候補を断念したのに今回は反ワクチンと轡を並べて闘うという、整合性の取れない行動になってしまうから。

4)国民民主党は須藤元気氏の公認を撤回せよ
という訳で国民民主党の取るべき行動は公認撤回以外には有り得ない。既に述べてきた通り、反ワクチンであるだけでなく明らかに確認書に違反している。それだけでもぅ十二分に公認撤回に値する。
しかし奇妙な事に玉木代表も榛葉幹事長も、そしてメディアも、まるで須藤元気氏など存在しないかの様に振る舞っている。山尾(菅野)氏やコメ問題は取り上げるのに、須藤氏は初期にチョコっと触れただけで、今では完全にアンタッチャブル。この徹底した無視っぷりには既視感がある。そぅ、立憲民主党がおしどりマコ氏を擁立した時に抗議や批判を徹底無視したのとそっくりだ。
それでも諦めずに言葉を届けようとする人達が残っているのは、立民やれいわに比べればまだ「批判を受け入れて変わる可能性が残っている」と期待しているから。そうした「筋を通す姿勢」が国民民主党の大きなアドバンテージだと考えているので、ここで期待を裏切ってしまったら、離れた人心はもぅ戻って来ないよ。
二度と。


#4. 【週間PseuDoctor】【社会】【行政】「弱者を食い物にする警察権力とNPOと弁護士
1)大河原化工機冤罪事件は2審も国と都に賠償命じる判決
これは本当に酷い冤罪事件。無実のがん患者を保釈拒否(ここは裁判所にも非がある)により治療不能状態に置き続け死に至らしめたという、非道にも程があり、賠償は当然。
更に胸糞が悪い点が幾つもある。冤罪事件だと言うだけでも酷いのに、何と「警察OBを雇っていない企業」が狙い撃ちにされたというのだ。
また当時の捜査幹部だった増田美希子氏は順調に出世し、今般福井県警初の女性本部長に就任した。メディアは「県警初の女性本部長」と持ち上げるばかりで、冤罪事件との関与は一切報じない。「権力監視」が聞いて呆れる。

2)日本駆け込み寺の事務局長がコカイン所持容疑で逮捕
これは前々回にも取り上げた件 https://pseudoctor-science-and-hobby.blogspot.com/2025/05/pseudoctor202553blog49.html#4 の続報。前回は報道機関が関わっていた過去を消し始めている点を指摘したが、今回は更に深い関係が解った。事務局長である田中容疑者の本業は毎日新聞社の「サンデー毎日」の校正だと言うのだ。つまり「大手メディアとの癒着」そのものと「バレそうになったら知らん顔」という、二重に闇深い案件だと言える。

3)岸本学弁護士(性被害事件が専門)が示談金を着服して弁護士会を除名される
こちらも「日本駆け込み寺」と同様に、性被害者対応を謳っていた人物。なのに示談金1316万円を被害者に渡さなかった件で第一東京弁護士会を除名されている。ちなみに弁護士の場合、いずれかの弁護士会に所属していないと弁護士活動は出来ないので、かなり重い処分だと言える。
とは言え、これはどう考えても「業務上横領」ではないかと私も思うのだが、除名で終わりなのか?法的責任を追及されたりはしないのか、弁護士なのに。それとも、弁護士だから?


#5. 【週間PseuDoctor】【教育】【医療】「大学院教授(看護師)が手術室での不適切行為を実名告発???
1)事実なら大問題だと大騒ぎに
その告発とは「産婦人科の教授が全麻下の患者の陰部に次から次へと医学生の手を突っ込ませていたのを実習時に見た」というもので、事実ならとんでもない由々しき事態。
最初は軽い気持ちで「相手を特定していないから大丈夫」とか思ったのかもしれないが、自分が実名の大学院教授である以上、出身大学はすぐに解ってしまうので年齢から産婦人科の教授は特定できてしまう。しかも故意か偶然か、当の教授は昨年亡くなっているので本人の反論は不可能。
それでも大学に問い合わせた方がおり「事実ではない」との回答を得ている。

2)矮小化する態度が逆に反発を呼ぶ
騒ぎが大きくなったのにビビったのか、最初の投稿を削除。その上で「事実確認はおやめください」とか「医療行為の一環であり違法行為ではない」とか沈静化を図る。
しかし時すでに遅し。「消せば増える」の法則通り、最初に「本人の同意なく」「レイプと何が違う」「吐きそうになるくらい気持ち悪い」と煽った内容は大きく拡散された。いやホントに、事実なら重大な責任問題ですよ。自分だって大学院教授なんだから、発言には責任を持ってくださいよ。
と思っていたのに。
アイコンもアカウント名も変えた上で、本件に関しては全く触れなくなった。
要するに「知らん顔」って事だよね、ここでも。

3)なんと本人は「ハラスメントの専門家」
そんな津野香奈美教授が大学で何を研究しているかというと、何と「職場のいじめ・ハラスメント」だというから驚く。
あぁ、なるほど。これはハラスメント対策の実践なのですね。下手に燃料投下せず、ひたすら大人しくして沈静化を待つという。
バカにしたもんだ。


#6. 【週間PseuDoctor】【私事】「今週のデレステ&アズレン」
やみのま~
今イベの「オトメゴコロ更新中」は久し振りのアタポンイベ。という訳で最初はちょっとペースが掴めませんでしたが、少しずつ思い出しました。とりあえず営業は全部こなして、AUTO LIVEチケットはGLANDで全部使い切ります。これだけでも10000位以内は確保できそうですが、いつもの様に2000位以内は死守します!
一方イベ曲は何とMAS初見フルコンを(ドミナント編成で)達成しました!
ただ、流石にこれでは銀トロに届かないと思いますので、以後は専らMAS+でプレイしていますが、未だコンボCが精一杯でMASの記録には遠く及びません。まぁ実力かな。
#デレステ

そしてアズレン。イベント海域はD3までクリアしてチャットフレームも入手したので、後はひたすら薔薇の彫章を集めるだけです。後はトラファルガーも1隻お迎えしたし、建造で200回以上回しても出なかったグロリアス(META)もD3でドロップできて良かったです。
そしてエーギルちゃんも無事に正式加入しましたし、次はブラック★ロックシューターですね。
#アズールレーン

#7. エンディング
以上、PseuDoctorがお送りしました。

ジークアクスがいよいよ並行世界ものの様相を呈してきましたね。そう言えばアズールレーンも「実験場」である幾つもの並行世界を舞台にしています。
という訳で並行世界についてちょっと書きたかったのですが時間切れです。また次回にでも。

Twitter(X)から来られた方も、直接読まれた方も、お疲れ様です。
今週もお粗末様でした

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