コミケを風疹から守り隊

2016年1月6日水曜日

消費税増税には非常に多くの問題点がある

初回公開日:2016年1月06日
最終更新日:2016年1月06日

1.はじめに

拙ブログでは、これまで経済、とりわけ消費税について幾つかの記事を書いてきました。
ちょっと一覧にしてみましょう(各タイトルには記事へのリンクを貼ってあります)。

素人談義:増税亡国論
消費税増税の光と闇
経済メモ:景気・金融・財政などの話(アベノミクスで景気は回復するか?)
消費税増税論者の嘘を撃つ
『消費税軽減税率の財務省案』はどこが酷いのか?(その1)
『消費税軽減税率の財務省案』はどこが酷いのか?(その2)

私がこれらの記事で一貫して主張しているのは
景気の調節は金融政策と財政政策で行う。景気回復の為には金融緩和と財政拡大の両方が必要
消費税増税は財政拡大とは正反対の政策なので反対
といった所です。
上記の記事でも個別に書いていたつもりではありましたが「消費税増税そのものの本質的な問題」については、かなり重要な論点だと思います。そこで、その点に着目して書いた記事があっても良いのではないかと考えました。ちょっと漢字ばかりの硬い文章になってしまって恐縮ですが、お読み頂ければ幸いです。


2015年11月30日月曜日

「消費税軽減税率の財務省案」はどこが酷いのか?(その2)

初回公開日:2015年11月30日
最終更新日:2015年11月30日

この記事は(その1)の続きです。まだお読みでない方は、こちらから御覧ください。
最初に、前回分の内容を、見出しだけ掲載しておきます。

1.はじめに

2.財務省案そのものの欠点

1)現在の日本の状況では消費税増税は明らかな悪手であり愚策
2)事務処理の増加
3)システムの運用への不安

以上の内容は前回記事(その1)に書きましたので、そちらを御参照ください。
今回はその続き、つまり2.の4)からです。

2015年10月11日日曜日

「消費税軽減税率の財務省案」はどこが酷いのか?(その1)

初回公開日:2015年10月11日
最終更新日:2015年11月30日


1.はじめに

2015年9月、財務省の消費税軽減税率に関する案が報道されました。内容が猫の目の様にクルクル変わって解り難いうえに、結局この案は見送られそうな勢いです。ここで改めて当初の案を振り返るならば、例えばこちらをご覧ください。簡単に言うと

食料品の税率は8%に据え置く。
一旦10%分の税金を支払い差額を後日還付する。
還付額集計の為に買い物ごとにマイナンバーカードをレジで提示する。
還付額には上限がある。

というものです。この、当初の財務省案(以下では「本案」と書きます)には、一言では言い表せない程、欠点が満載です。そこで、本案そのものやその周辺にみられる欠点を列記した上で、その背後にあるものまで考えてみたいと思います。
なお、例によって(私の悪い癖ですが)書いているうちにどんどん長くなってしまいそうなので、とりあえず書けた部分から分割して公開する事にします。「全部書きあがってから」などと言っているといつになるか解りませんので(爆)。
(11月30日追記:ようやく続編を書きました。末尾にリンクを貼りましたので、そちらから御覧ください。)

2015年5月27日水曜日

佐久間功氏のTwitterでの発言に関して

初回公開日:2015年05月27日
最終更新日:2015年05月28日


1.はじめに

最初に2点、お断りしておきます。

まず、以下の文章では、たいちょう @8taicyo だけ敬称を略しておりますが、これは単に「たいちょうさん」や「たいちょう氏」では座りが悪いからであり、他意はありません。たいちょうは「たいちょう」と呼ぶのが最もふさわしいと、個人的には思っていますので。
次に、私が以下に書く文章の多くの部分は佐久間氏への批判で費やされていますが、人格批判をするつもりはありません。言動に対する批判と、人格に対する批判は、なるべく(可能な限り)分けるべきだと考えています。この点については、最後の方でもう一度触れます。
更に言えば、私には「水に落ちた犬を叩く」様な趣味はありません。佐久間氏は発端の呟きを削除しお詫びの文章をTwitterとWeb(こちらです)の両方に載せています。ですから私としては、道義的な観点から佐久間氏を責めるつもりはありません。
しかし。
それはそれとして、言動に対する批判は、行う以上はキッチリとやっておきたいのです。上記の対応(呟きの削除やお詫び文)に関しても、道義的にはともかく、その内容については何点か言いたい事があります(詳しくは後述します)。更に、そうした批判を行う為に、以下では既に削除された呟きの内容に関しても言及しています。しかしそれは(繰り返しますが)あくまで言動に対する批判であって、人格批判をするつもりはありません。その点は、くれぐれもお含みおきください。
なお、ここで言う人格批判とは「人格そのものに対する批判」即ち「人格を丸ごと批判する事」を意味します(以下の記載でも同様です)。

以上の2点を御理解頂ける方のみ、続きをお読み頂ければと思います。

2.これまでの主な経緯

まず、発端になったのはこちらのまとめですが、現時点では非公開になっています。非公開になった経緯は作成者さんの呟き(こちらこちら)をご覧ください。ここでは、状況が見えない方の為に(あくまで私の記憶に基づいてではありますが)簡単にまとめの内容とその後の展開を説明します。

あるドッグトレーナー氏(現在ではTwitterアカウントを削除)の「狂犬病ワクチンを『うったことにしてくれる』獣医師がいる」との呟きに対して、たいちょう他2名ほどの人が通報及び諫言をしました(余談ながら狂犬病ワクチンは必要です。これは重要なポイントですので、改めて本記事の末尾に記載します)。
ここで、ドッグトレーナーとは、犬の飼い方について一般の人に指導を与える立場であり、それを職業にしている人です。つまりプロな訳ですから、そういう立場の人が狂犬病ワクチンを軽視するのは極めて不適切であり、当局へ通報されても仕方ないレベルの行為です。ですが、たいちょう達の指摘は(内容は厳しかったかもしれませんが)礼を失したものではなく、むしろドッグトレーナー氏の方が「じゃあどうしたらいいっていうんですか!」みたいに(実際にはもっとひねくれた事を言っていた)逆切れしていたと記憶しています。
このまとめが公開されると、コメント欄にドッグトレーナー氏を非難するコメントが並びました。一方でドッグトレーナー氏は、たいちょうの個人情報の提供を求め始め、更に他の人に対してもストーカー行為と言える行動を取り、その方が警察に相談する事態にまで至りました。これは、はっきり言ってシャレになりません。しかしたいちょうは、逆にこれをネタにして「私の個人情報求む!」と呟いて大喜利状態になったりしていました。
ここまでの展開には、佐久間氏は直接関わっていません。
佐久間氏が関係してくるのは、まとめ公開後からです。即ち、まとめ及びそこから派生した内容に関して佐久間氏が幾つかの呟きをし、それに対する反論もありました。あくまでも私の印象では、佐久間氏は当初は比較的強気であったものの、やがて当事者に対して「個別に説明したい」 個々の当事者に対して「説明したい」 と申し出て更に火に油を注ぐ状態となりました。そして現時点では、前述した如く、幾つかの呟きを削除し、お詫びを表明しています。

大体こんなところです(もしも私の記憶違い等ありましたら、コメント欄もしくはTwitterの@メンション等で御指摘頂ければ幸いです)。

2014年12月31日水曜日

S01-09: 科学的知見と社会的合意について

初回公開日:2014年12月31日
最終更新日:2014年12月31日


1.はじめに(この記事を書いたきっかけ)

(この項は、文字通り「きっかけ」について書いたものであり本論とは直接には繋がっていませんので、読み飛ばして頂いても構いません)
きっかけになったのは こちらのまとめ です。当初の私の心情は、そこにまとめられてる人達と同じ様なものでした。しかしその後、地下猫さんの記事 を読んだ際に「言ってる事は理解出来る」とも思い、また ublftbo(TAKESAN)さんの記事 を読んで「これは比較的中立だ」と感じたりしました。それらを踏まえて最初の岩波『科学』の呟きに対する私自身の考えを述べるならば「言ってる内容は概ね妥当だけれど、これまでの態度を考えると字面通り受け取る訳にもいかない」となります。
という風に色々考えているうちに、より一般化した形で、タイトルに書いた様な考えが少しずつまとまってきました。これはブログのレギュラーメニューにふさわしい(^^)と思って記事にしてみた次第です。

S02-05: 「学術論文」の意義

初回公開日:2014年12月31日
最終更新日:2014年12月31日


1.はじめに

学術論文の意義に関しては、前の記事S02-04:「学術論文」って何だろう?にも簡単に書きました(正確には追記した部分です)が、ここではもう少し詳しく(と言っても長くなり過ぎない程度に)述べてみたいと思います。内容的に重複する部分もありますが、御容赦ください。
最初に結論を述べます。学術論文の意義をたった一言で簡潔に述べるならば「学術論文とは科学の発展そのものを(名実ともに)表しているもの」となります。
とは言え、これでは余りにもシンプル過ぎますよね。ですので、以下では「どうしてその様に言えるのか」について書いていきたいと思います。

2014年11月19日水曜日

消費税増税論者の嘘を撃つ

初回公開日:2014年11月19日
最終更新日:2014年11月19日


1.はじめに
(タイトルは、ぶっちゃけ言えば煽りです)

安倍首相は、2014年7~9月期のGDPが事前予想を遥かに下回りマイナス成長に転落した事実を受け、消費税増税の延期と解散総選挙を決断しました。これに対してマスコミ・野党・有識者の間に「増税延期はアベノミクスの失敗を意味する」だの「財政健全化の道が遠のき将来世代にツケを回す行為だ」などといった意見がみられます。

しかし、これらは全て嘘です。
こうした嘘を吹聴する人達は、教科書レベルのマクロ経済学の基礎すら理解していない愚か者(あるいは騙されている可哀想な人)か、さもなければ私利私欲の為にはどれほど国民が苦しもうが死のうが知った事ではないと思っている極悪人のどちらかです。
そこで今回は、それらが嘘である理由を、なるべく端的に述べたいと思います。

また、念の為に書いておきますが、私は政治的にはむしろ安倍政権に批判的ですが、それはあくまで是々非々であり、少なくとも現状の金融政策に関しては、それが正しい政策であるが故に支持しています。但し増税には明確に反対です。その点に関しては、以下で繰り返し述べます。
また、これらの事は以前の記事「経済メモ:景気・金融・財政などの話(アベノミクスで景気は回復するか?)」の中にも書きましたので、宜しければそちらも御覧ください。