コミケを風疹から守り隊

2024年10月17日木曜日

週間PseuDoctor2024年10月第3回(Blog版第20回)

 #0. はじめに

皆様こんばんは。
先日「コピ・ルアク」が話題になっていました https://togetter.com/li/2449553 ので、5年前にバリ島に行った時のtweetを貼っておきます https://x.com/_pseudoctor/status/1174696787275390984 。場所はまとめと同じくウブドですが、同じお店かどうかまでは解りません。
それでは今夜もblog版としてリニューアルした「週間PseuDoctor」(経緯はblog版第1回をご覧ください)第20回をお送りします。
暫しお付き合いください

#1. 【週間PseuDoctor】【政治】【経済】【医療】「国民民主党玉木代表が尊厳死の法制化で大炎上
1)尊厳死の議論は必要だが法制化はどう考えても時期尚早
玉木代表が(釈明の中とはいえ)「尊厳死は自己決定権の問題」と言ったのは正しい。しかし、だからこそ医療費削減の文脈で取り上げるのは間違っている。玉木氏は「重点政策の中でも、社会保険料削減の項目ではなく、あえて、人づくりの項目に位置付けています」と言っているが「これら2つの項目はお互いに独立している」と言わんばかりの釈明は如何にも苦しい(例えば目玉政策の「教育国債」は社会保険料削減の項目と人づくりの項目の両方に記載されている)。この様に医療費削減の文脈で語られているうちは、とても「議論が熟している」とは言えない段階。だから「法制化は時期尚早」と言っている。
同様の事は玉木代表を批判している側にも言える。一部だが尊厳死と安楽死を混同したまま玉木発言を批判している意見もあり、この一点だけ見ても成熟した議論とは言い難い。

2)医療・社会保障分野は国民民主党の大きな弱点
国民民主党は野党の中でも稀な積極財政派だと評価しているが、何故か医療・社会保障の話になると「給付減か負担増か」の「悪しき二分法」に陥っている様に見える。こうした傾向は以前からあり、そうした下地もあって今回の炎上に繋がったと感じる。
更に国民民主党が医療分野でやらかしてきた事例が幾つかある。スピリチュアルカウンセラーの奥本有里氏を公認しているし、コロナ禍真っ最中の2022年に「子どものマスク着用推奨の見直し」「学校等における過剰なコロナ感染対策の是正」などの頓珍漢な政策提言を行っている(しかもそれを「科学的根拠に基づく対策」などと称する有様。
悪い事は言わないから、医療と社会保障に関しては、キチンとしたブレーンを付けた方が良い。このままではいつか、致命傷になりかねないよ。

3)それでも反ワクチンや放射能デマよりはマシ
今回の件に戻る。批判を受けて「医療費削減の文脈では尊厳死の法制化を取り上げない」と明言したので、本件は尻すぼみになっていくだろう。勿論それで問題が解決した訳ではないので「そんな事を言った国民民主党は絶対に許せないので、決して投票しない」と考える人が居てもおかしくない。
ただ個人的には表題の如く「反ワクチンや放射能デマ」の方がもっと許せない。これらの基準でフィルタリングするなら、少なくとも「立民れいわ共産社民参政保守」以外という事になる。
更に言えば、立民は「デフレ緊縮増税政策」なのも論外(なのにまさにその点で石破政権と気が合いそうなのが心底恐ろしい)。れいわは経済政策「だけ」は良いのだが他が全部ダメだし、何よりも「言い分が信用できない」のが致命的。共産と社民はどちらも放射能デマをバラ撒く上に独善的過ぎて始末に負えない。参政党は候補が軒並み反ワクチンだし、日本保守党も百田代表をはじめ反ワク多数。
本来ならもっと「政策比較で選びたい」のに、それ以前の問題である政党が多過ぎる。


#2. 【週間PseuDoctor】【政治】【経済】「ノーベル経済学賞はアセモグル、ジョンソン、ロビンソンの3氏
1)日本人受賞の無い唯一の分野
以前から指摘している通り、他の全ての分野では日本人の受賞が複数回ある。これは日本人(特に研究者)の優秀さを示すものと言って良いだろう。しかし経済学賞だけは受賞が無い。そればかりか、候補に挙がった事すら無い。これは本邦における標準的な「経済学」が国際的に見れば非常識な異端である事の強力な傍証だと考える。
より強い論証の為には、各受賞者の意見を詳しく見てみると良い。という訳で次項へ。

2)世界の標準は反緊縮
今回受賞者の一人であるアセモグル教授は著書:「国家はなぜ衰退するのか」の中で「国の繁栄には社会制度が重要である」「国民を搾取するような制度は、成長やより良い変化をもたらさない」と述べている。これは基本的には植民地の事なのだが、先進国の中で当て嵌まる国があるとすれば、日本しかない。
また2011年のノーベル経済学賞受賞者であるクリストファー・シムズ教授が提唱したFTPL(いわゆるシムズ理論)は財政出動の重要性を説く、まさに反・反緊縮と言える内容であり、これに基づき彼は日本の消費税増税にも反対していた。
更に言えばスティグリッツ、クルーグマン、バーナンキといった錚々たるメンバー(全てノーベル経済学賞受賞者)の全員が日本の消費税増税に反対していたし、ノーベル賞こそ取っていないが「21世紀の資本」が大ベストセラーになり「ピケティ現象」とまで言われた気鋭の経済学者トマ・ピケティも消費税増税には反対だった。

3)そろそろザイム真理教から脱洗脳しよう
前項で述べた世界標準の反緊縮経済学は国内では殆ど紹介されてこなかった。即ち通常は黙殺されるか、仕方なく取り上げられる際には切り取り捻じ曲げによって論旨を正反対にして報道するのが日常茶飯事。これは言うまでもなく緊縮主義の権化たる財務省への強力な忖度の結果である。しかしそれも限界に近付いている。
あくまで個人的な感覚だが、近年まれに見るレベルで財務省の悪行三昧が知れ渡る様になっており、それと相関する様にオールドメディアの信用が失墜してきている。そしてその原因としては「これ以上ザイム真理教徒の思い通りにさせていけば日本経済は回復不能なダメージを受けかねない」事に、少なからぬ人々が気付き始めたせいではないかと考えている。


#税収を財政支出の制約条件にしてはならない
#国債は借金ではなくむしろ国債こそが財源である

#3. 【週間PseuDoctor】【政治】【社会】「LUUPが抱える諸問題
1)消防法違反のおそれ
複数の場所で避難器具降下地点の真下にLUUPのポートが設置されているとの指摘がある。避難器具降下地点とは要するに折り畳み梯子が展開して降りてくる場所なので、そこの下に障害物があると梯子が展開できず避難が不可能となる。また消火器の真ん前に設置されている例もある。
運営会社は「見落とし」としているが、挙げられている例を見る限りでは「ごく基本的な確認作業すら怠っている」と言われても仕方のない状況だ。

2)事故対応の拙さ
運転マナーの悪さもしばしば話題になる。これは免許不要のせいでそもそも道交法を十分に理解しないまま乗り回しているユーザーが居るせいでもあろう。結果として事故を起こす比率が高まる。運営会社は各LUUPの所在をGPSで管理しており、かつクレカと電話番号で本人確認して貸し出している筈なので事故対応は十分に可能な筈なのだが、何故か「見つからない」と言われてしまう事例があるそうだ。

3)導入の経緯が不透明
導入時の事をうっすら憶えているが、まるで降って湧いた様な話で、政治家が試乗している報道が流れたかと思ったら、あれよという間に認可されていた。自転車のマナーとか事故の危険性とかが社会問題化している現状で「こんなものを認可して大丈夫なのか」と危惧したのを覚えている。
やっぱり、政治(ロビー活動)の力なのかねぇ。怖い怖い。


#4. 【週間PseuDoctor】【政治】【社会】「沖縄辺野古抗議活動制止警備員死亡事件の映像が公開される
1)改めて経緯など
本件に関しては既に7月に述べている https://pseudoctor-science-and-hobby.blogspot.com/2024/07/pseudoctor202471blog6.html#3 のでそちらも参照して欲しい。こちらで論点はほぼ尽きているのだが、今回は表題の如く「映像の公開」という大きな進展があった。即ち産経新聞が映像を入手し一部を公開。沖縄県議会の土木環境委員会で映像を閲覧する方向に進んでいた。

2)映像の視聴を拒否した県議会議員と閲覧中止を求める弁護士
ところがオール沖縄の議員と事故で負傷した女性の弁護士は映像の閲覧そのものに反対。阻止に失敗した議員は閲覧を拒否して委員会を退席した。
この反対は如何にも不自然。これまで散々事故状況の詳細を論っておきながら、今更「プライバシーの侵害」を反対理由にするのもおかしいし、原因究明を求めるのなら映像の閲覧がそれに資するのは間違いないのに反対する奇妙さ。
もぅはっきり書こう。客観的証拠である映像を確認すれば「無理な飛び出し」こそが事故原因であると誰の目にも明らかになってしまうのだろう。だからこそ何としてもそれを阻止したかったのではないか。

3)後押しするメディア
そしてそうした動きを沖縄各紙も後押しする。以前から映像を得ていたらしいのに「この映像だけでは真相がよくわからない」から取り上げてこなかったそうだ。果たして本当に「映像だけでは真相がわからない」のか?だとしてもこれまでその存在すら無視してきたのは何故なのか?こちらも不自然極まりない言い分に聞こえる。
折しも「沖縄県が琉球新報社に無利子で8億5000万円融資」が明らかになった。この状態で公正な報道ができるのか、大いに疑問がある。


#5. 【週間PseuDoctor】【私事】【VR・MR】「『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』の感想その1~設定編~
#飛びこめ好きのどまんなか
「人類が、コンピュータ上でガンダムゲームを遊び始めてから、既に半世紀近くが過ぎていた……」
いや実際、40年以上前にPC-8001で遊んでいたんですよ https://www.youtube.com/watch?v=jCIm3z7W3ko 。全部キャラクタグラフィックで描かれているのが泣かせます。いやーもぅ懐かしくて涙が出そう。この頃からコックピットを模した一人称視点のゲームが大好きだったんですね。
という訳で、超ひさびさのVR・MRネタは、遂にVRでガンダムですよ!こういうゲーム(というかインタラクティブ・ムービー)がやりたかった。
時はシャアの反乱から3年後のU.C.0096。主人公はアムロのνガンダムと共にアクシズを押した(そしてサイコフレームの共振で弾き飛ばされた)過去を持つ……って書いてるだけでドキドキしてきちゃった。主役機の名称は「デルタザインDZ-001」。(デルタガンダムの流れを汲む)デルタプラスの改修機との設定。まぁ「0096にもなってザクやジェガンが現役かよ」って意見ももっともだとは思うけど、そこはファンサって事で。
次回は、実際にプレイしての感想をお届けするよ!

#6. 【週間PseuDoctor】【私事】「今週のデレステ&アズレン」
やみのま~
今回のシンデレラキャラバンリコレクションは結構引きが良くて。あと2日を残してSR6人で15+1人ずつお迎え出来ました!後は設定を解除してランダムにお迎えします。
#デレステ

一方のアズレンは引き続きメンテ前でまったり。セイレーン作戦を継続したり作戦履歴で特別計画の経験値を稼いだり、ハード13-2をようやく☆3つにできたり、シリアスに会いに行ったりしています。
#アズールレーン


#7. エンディング
以上、PseuDoctorがお送りしました。
既にお気付きと思いますが、今回から書き方を変えました。本文中のリンクが増える一方で流石に可読性に難があるなと思ったので、別にまとめを作成してそちらを参照する形にしてみました。本文中に(見えない形で)リンクを埋め込むのも考えたのですが、それだと今度は「何処へリンクしているのか」が解り難くなってしまいますし。
Twitter(X)から来られた方も、直接読まれた方も、お疲れ様です。
今週もお粗末様でした 

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