コミケを風疹から守り隊

2024年6月13日木曜日

週間PseuDoctor2024年6月第2回(Blog版第3回)

 #0. はじめに

皆様こんばんは。blog版としてリニューアルした「週間PseuDoctor」(経緯はblog版第1回をご覧ください)、今週もまた1日遅れとなってしまいましたが、ともあれ第3回をお送りします。
暫しお付き合いください

#1. 【週間PseuDoctor】【政治】【経済】「またも財務省の悪行三昧が続々と判明」
相変わらず悪行三昧やり放題の財務省と手下のザイム真理教徒達は、今週明らかになっただけでも3件の悪行を重ねている(本当は4件目もあるのだが、それは次項で)。
1)何が何でも能登地震の復興予算をケチる
名目は「集約化」だけど本音は復興予算の削減に決まってる https://twitter.com/asahi_tokai/status/1798327034609020982 。今回の発言は土屋復興相のものだが、記事にもある通り、背後には財政審(言わずと知れた財務省の御用機関)の意向が強く滲んでいる。で、その財政審のクソ提言には当初こそ馳知事が大反発したが、何故か急速にトーンダウンしたという不透明な経緯もあった https://x.com/_pseudoctor/status/1783147442571300874
そもそも、能登大震災で被害が拡大したのも(間接的とはいえ)緊縮主義のせいだと考えている https://x.com/_pseudoctor/status/1745097798771675416 。だから本来なら反省して罪滅ぼしの為に復興予算を潤沢に用意すべきところ、実際にやっているのは完全に真逆。悪魔の所業だ。
2)国立大学協会が財務状況の悪化を「もう限界」と訴える
これを報じるメディアは判で押した様に「物価高騰や円安の影響」と書くが、これは財務省への忖度によるミスリード https://twitter.com/baatarism/status/1799251880398459259 。何故なら、国大協の声明そのもの https://www.janu.jp/news/17026/ を見ると真っ先に「運営費交付金の減額」が述べられており、これこそが主因であるのは関係者各位には周知の事実だからだ。
更に問題なのは、黒木玄さんが懸念している https://twitter.com/genkuroki/status/1799465889169056242 通り、大学関係者の多くは国家財政をゼロサムゲームだと捉えているらしい。即ち運営費交付金増額の為には他を削るしかないと。これは極めて有害な発想であり、財務省の「思う壺」。つまり本来なら政府支出を増やして対応すべきなのに、他分野との「対決」に持ち込めば財務省は安泰。以前にも指摘した通り https://x.com/_pseudoctor/status/1727700107066515580 これは財務省が得意とする「分断統治(分割統治)」手法の応用と言えよう。
3)矢野前財務次官が相変わらずのインチキプロパガンダを吹かしまくる
インタビュー記事はこちら https://www.nippon.com/ja/in-depth/d01001/ 。聞き手は「共同通信OB」の谷定文氏。もぅそれだけで、眉が唾でベトベトになりそう。
で、内容は勿論いつもの財務省プロパガンダ。よくもまぁここまでデタラメを吹聴できるものだと、逆に感心する。という訳で私のTLでも批判一色のフルボッコ。主な投稿を並べてみる。
改めて、目立った点を幾つか述べよう。
①的外れな喩え
タイタニックだのワニの口だの暴走族だの、どれもこれも「論理立てて述べられないから比喩に頼る」悪い使い方の典型。
②都合の良い時だけ国際比較、都合の悪い時は無視
例の「債務残高対GDP比」なるインチキ指標(このインチキさについては過去何度も述べている https://x.com/_pseudoctor/status/1765391681300709504 )を国際比較する一方で、例の「ワニの口」は国際比較しない。他国は日本を遥かに上回るペースで「ワニの口」が開き続けている(つまりそれこそが平常運転であり、日本はむしろ開き方が甘い)ので、それがバレると困るからだ。
③相変わらずの「社会保障費悪玉論」
これについては御存知の通り、拙ブログの過去記事 https://pseudoctor-science-and-hobby.blogspot.com/2018/11/blog-post.html で徹底的に論破済み。
全体を通じて言えるのは、全て「カビの生えた古臭いインチキ」であり、目新しい論点は何もない。言い換えれば「財務省きっての財政規律論者」ですら、未だにこの程度の屁理屈を捏ね回すのが関の山、という事である。いつまでもこんな「亡国の奸臣(元、ではあるが)」に振り回されてはいけない。

#税収を財政支出の制約条件にしてはならない
#国債は借金ではなくむしろ国債こそが財源である

#2. 【週間PseuDoctor】【政治】【経済】「岸田首相が参院決算委員会で『多面的な経済政策講じる』と発言 https://twitter.com/news_line_me/status/1800158765372887408 するも、一方では骨太方針に『25年度のPB黒字化を目指す』と明記 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-11/SEV2CXT0G1KW00 するチグハグさ
1)現状で必要な経済政策は明白
一言で言えば「国民の可処分所得を増やせ」。即ち「取るを減らし与えるを増やす」。具体的には(広義の)減税と給付、即ちトリガー条項発動、再エネ賦課金廃止、そして消費税減税。
しかし現状ではどれも実現していない。むしろ実際にはどんどん可処分所得を減らす方向に進んでいる。ガソリン補助金は打ち切られ再エネ賦課金も増額、社会保険料も増え、復興特別税がようやく終わるかと思った矢先に降って湧いた様な森林環境税、つまりは増税。更には例の子育て支援金まで国民から搾り取る始末。
こんなんでは景気が良くなる筈もない。本当に真面目に「多面的な経済政策」とやらを実行するつもりがあるのか???
2)PB黒字化と「政府債務対GDP比の引き下げ」を同時に目標とする矛盾
言うまでもなく、PB黒字化は最悪の政策 https://x.com/_pseudoctor/status/1750170729201762544 。実際、リンクしたブルームバーグの記事でも自民党の財政政策検討本部の判定提言 https://storage2.jimin.jp/pdf/news/policy/208431_1.pdf にリンクしてある。これはなかなか良い提言(ただのガス抜きになっては困るのだが)なのでご一読を勧める。
その一方で骨太方針では「債務残高対GDP比の安定的な引き下げ」も目指すとしている。これがインチキ指標なのは先程も述べた通り。何故なら「財政支出を絞れば絞る程悪化する」指標だからだ。なのでもし本当にPB黒字化を達成してしまえば、債務残高対GDP比は更に悪化すると予想される。つまりこの2つを同時に目標に挙げるのは矛盾。
あるいは財務省的にはこうして相反する目標を掲げさせる事で「永久に達成できない(=永久に緊縮主義を蔓延らせられる)」のを目論んでいるのかもしれないが、そんなのを許していては国そのものが衰退する一方だ。
3)岸田首相は気付いているのか?
岸田内閣の経済政策を見ていると、財務省に逆らえないのは勿論だが(今般の定額減税は本当にささやかな抵抗)逆に言えば「何とかして財務省の機嫌を損ねずに景気を回復させよう」としている様にも見える。勿論そんなのが上手くいく筈が無いのだが、まぁ気持ちは解らないでもない、ちょっとだけ。
即ち、財務省は国富の根源たる通貨量の増加に断固として反対し続けている(その最大の表れがPB黒字化)。そうした状況の下で何とかしようと思ったら「他国からお金を引っ張ってくるしかない」。だからこそ、いわゆるインバウンド需要や海外投資家を優遇しているのかもしれない。
だが繰り返して言う。それだけでは全然足りない。定額減税も、全然足りない。それを解った上で冒頭の「多面的な経済政策」に繋がるのであれば期待したい。専ら「どこまで財務省とザイム真理教徒に対抗できるのか」という視点で。

#3. 【週間PseuDoctor】【医療】【社会】「学校健診で小児科医(小児内分泌の専門家)が児童の陰部を診察
1)最大の問題点は「事前説明の不足」
これを最初に書いておこう。「事前説明の不足」が本件での最大の問題点。
そしてその背景には3つの要素があると考える。
①健診医は「ガチの専門家」だった https://twitter.com/mtshinya/status/1799210979915677906 
馴染みの薄い人には解り難いかもしれないが、この経歴だと(既に一線は退いているとはいえ)日本でも有数の専門家だと考えられる。故に、これまでに小児の陰部の診察は数え切れない程してきている筈であり、本人にとっては言わば「日常茶飯事」のレベルにまで達していると推測される。だからこそ当然の様に行ってしまった。
無論これはあくまで「本人にとっては」なので、受診する児童に対する配慮不足だと言われれば、その通り。
②健診医が78歳と高齢だった
つまり若い頃に身に付けた「医師としての常識」が既に古びている。私もあまり他人の事は言えないが、彼が医師になったのは半世紀以上も過去。当時の感覚だと「子供の診察など(医学的な妥当性があれば)有無を言わせず行うのが当然」という風潮もあった。そうした意識が、彼の中には現在でも残っているのではないか。
③事前説明は学校側の義務である
学校側は健診医の年齢はもとより、その専門性も知っていてしかるべき。加えて、昨年度以前もおそらく同様の診察を行っていた筈であり、その事も知っていただろう。
確かに、陰部の診察は学校健診として一般的な項目ではない。であればこそ、確実な事前説明がなされるべきだったと考える。
2)ありがちな誤解(誤爆を防ぐために)
①健診医はヘンタイではない
上述した通り、一線を退いたとはいえ日本有数の専門家なので、本人からすれば陰部の診察など日常診療のレベルであり、さして特別なものではない筈。その見解を裏付けるかの如く、毎日新聞の取材に対しても「今後も行う」と明言している https://twitter.com/mainichi/status/1799334657995215172
②研究目的でもない
本人がガチの専門家である事を承知した上で、今度は「研究目的ではないか」と言う人も居たが、これも的外れな意見。何故ならこれも上述した通り、既に一線を退いていると考えられる上に、今更いち個人として学校健診で情報を収集する程度では、さほどの研究内容には結び付かない筈だからだ。
まず類似点。「医者叩き」に邁進する(しかし必ずしも医療に詳しい訳ではない)メディアが炎上を図っている点。
そして相違点。これも既述だが今回の件は「学校検診項目として一般的なものではなかった」点。
3)子供たちの為に必要な事
①あなた達が傷付く必要は無い
以上の点より明らかな様に、本件は性加害ではない。従って児童も性被害者ではない。嫌な気持になった児童は居るだろうが、それでも自分の事を「被害者」だと思う必要は無い。
そこを明確にしておかないと、狡猾な活動家により「被害者ポジションに嵌め込んで弱者棍棒・弱者盾として利用」されてしまう恐れがある。
②学校は事前説明に万全を尽くせ
寡聞にしてどの程度の事前説明がなされていたかは知らない。だが少なくとも今後は「児童づてにプリント1枚配って終わり」というレベルでは足りないと心得るべきだろう。
③医師は「常識」をアップデートさせよ
この場合の「常識」には大きく2つの意味がある。1つは医師側の常識。半世紀前の医師は現在よりも遥かにパターナリスティックだったが、現在では通用し難い。もう1つは児童側の常識。権利意識や理非の判断は、子供だからといって侮って良いものではない。

#4. 【週間PseuDoctor】【私事】「今週のデレステ&アズレン」
やみのま~
まずはデレステ。LIVE Infinity頑張りました。先週にも書いた通り、7人目のみゆさんを天空送りにし、8人目のウサミンは45階、9人目のナターリアは40階に到達しています。一方でイベ曲はそれほど集中して出来なかったのでワンミス止まりでしたが、意外とランキングは良かったです。


そしてイベント後に無事フルコン出来ました。
そしてアズレン。海域イベント「赫輝のマルティリウム」は順調に終わり、クルーズ船の探索もギリギリ間に合いました。無人島の二の舞になるかと冷や冷やしました。
後は福袋を買いまくって、得られたダイヤで更に着せ替えを購入したり(^^)
あ、福袋はチェシャーとフルーレ、復刻分はチャパエフとオットー・フォン・アルフェンスレーベンでした。

#5. エンディング
以上、PseuDoctorがお送りしました。
いいねの非公開化、個人的には余り関心が無かったので「またイーロンがいらん事しぃ」ぐらいに思っていたのですが、そう言えば「いいね罪」みたいな事を言い立ててた人達も居ましたね。それを考えると仕方ないのかな、という気もします。
Twitter(X)から来られた方も、直接読まれた方も、お疲れ様です。
今週もお粗末様でした

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