コミケを風疹から守り隊

2024年12月19日木曜日

週間PseuDoctor2024年12月第3回(Blog版第29回)

#0. はじめに

皆様こんばんは。
今週は年末進行がピークを迎えております。例によって明晩にお送りする事も考えましたが余計に大変になりそうなので、いつもよりちょっと少なめのボリュームでお届けする事に致しました。
という訳で、blog版としてリニューアルした「週間PseuDoctor」(経緯はblog版第1回をご覧ください)第29回をお送りします。
暫しお付き合いください

#1. 【週間PseuDoctor】【政治】【経済】「反減税勢力の悪あがき
1)123万円に値切る宮沢洋一税調会長
経緯を簡単に書いておく。
・三党幹事長合意で「178万円への引き上げを目指す」と明示。
・しかし直前の三党税調協議では宮沢氏は103万円の壁についてはゼロ回答
・更に宮沢氏は三党幹事長合意にも不快感を示す。
・自民党は今後の対応を宮沢氏に一任。
・宮沢氏は123万円を提示。
・国民民主党は「話にならない」と交渉を打ち切り。
ではここで改めて「123万円の理不尽さ」について。そもそも103万円に決められたのは
当時の最低賃金×9時~5時(休憩1時間)×月~金の週5日=年額103万円
という計算の結果。故に現在の最低賃金に合わせて同様の計算をすると「178万円」になる。極めて明快かつ妥当である。それを「103万円×(一部の)物価上昇率=123万円」みたいな計算をするのは理念も原則も間違っている。これでは「ケチって値切りたいだけだろ」と見透かされるのも当然。

2)学生バイトを盾に「103万円の壁」に反対する与野党
小野寺氏の発言が大きく取り沙汰されているが、同様の屁理屈を立憲民主党も共産党も使っている点に注目したい。即ち普段は激しく対立している筈の与野党がこぞって国民民主党を攻撃しているという、不自然な図式。こういう時はどうしても、彼等の背後に「情報を流している存在が居るのでは」と考えてしまう。またぞろ「財務省陰謀論」とか言われてしまうかもしれないけど。
それはともかく「学生バイトを盾にする屁理屈」のダメさを列挙しておこう。
①「178万円まで働かなければならない」←間違い。正しくは「178万円まで働ける選択肢を提示」するのである。
②「学生に働かせるな。親が面倒みられる様にしろ」←うん、だから基礎控除を引き上げて親の収入「も」増える様にしようとしてるんじゃん。何言ってるの?
③「シフトを断り難くなる」←これが一番しょーもない屁理屈。「断り難くなる」なんて理由で減税に反対するなど言語道断。そもそも国民民主党のもとには「103万円の壁に阻まれて11月は働けなかった」との学生からの訴えが寄せられている。立憲民主党が聞いたという「断り難くなる」との声とでは、一体どちらが優勢なのか。それはその世代の各党支持率を見れば推測できる筈。

3)国民民主党が39歳以下では支持率トップ
という訳で以前にも指摘した通り、現状は「国民民主党vs与野党マスメディア有識者財務省」の形になっている。一見すると多勢に無勢にも思えるが、味方を変えれば「国民の味方vs国民の敵」という形になっているので、その解釈が浸透するにつれて国民民主党の支持が増していくのは、ある意味で必然。
とは言ったものの、タイトル通り「39歳以下では立憲民主党はもとより自民党も抜いて国民民主党が支持率トップ」は大躍進。「ポリティカルアパシー」とか言われるけど、如何に若い世代が既存政党に絶望していたかが窺える。
勿論、ここで結果を出せなければ失速する可能性は高い。逆に言えば他党は「時間稼ぎをするだけでも何とかなる」と思っているかもしれない。そういう駆け引きを許さない様に厳しく監視していきたい、これからも。

4)財務省職員の都立大特任准教授が盗撮容疑で逮捕
さて以前から何度も指摘している通り「財務省の悪行三昧」は枚挙に暇が無い訳だが、今回は「盗撮」という情けなさ。とはいえ、無罪推定の原則に則り、とりあえず犯人扱いをするのは止めておこう。それよりも問題視したいのは准教授としての講義。どうやら「1時間以内の講義(通常は大学の講義は1コマ90分)で出席さえすれば単位は貰える」らしい。普段あれだけ大学を締め上げている財務省の官僚が「大学教育をどれだけ甘く見ているか」が窺える事例だと言えよう。


#税収を財政支出の制約条件にしてはならない
#国債は借金ではなくむしろ国債こそが財源である

#2. 【週間PseuDoctor】【医療】【社会】【ニセ科学】「忍び寄る反医療の恐怖
1)社会学者古市憲寿氏が西浦教授のシミュレーションにイチャモン
古市氏に限らず、未だに「何の対策もしなければ42万人死亡」にケチを付ける輩が後を絶たない。こうした連中は、仮定法が理解できないか、他国の状況を敷衍できないか、感情的に反発しているか。言い換えれば「日本語の読み書き」「論理的思考」「知的誠実さ」のうち最低でも1つ以上、もしかしたら3つ全部に問題を抱えている人なのだろう。

2)反マスクや反ワクチンにも要警戒
全く同様の事がいわゆる「アベノマスク」に未だに文句を言う人達にも言える。要するに「マトモにものを考えられない人」なのだからもぅ放っときたい所だが、ノイジーマイノリティになられても困るので、やはり対抗言論は必要。
更に困るのが反ワクチン。その筋では有名なケネディJrがトランプ政権に重用された件は記憶に新しいが、とうとうポリオワクチンの承認撤回を要請したらしい。ポリオワクチンと言えば、あの尾身先生が紛争地帯に乗り込み双方に一時停戦をさせて接種したという、ある意味伝説のワクチン。それに反対するとは、まさにテロリスト以下の鬼畜。
また国内でも長尾和宏医師や川田龍平参院議員が公然と反ワクチン活動を行っている。主張内容は完全に荒唐無稽なデマなのだが、それでも「一見すると反権力」というだけで支持する人々は居るので油断できない。

3)標準医療を否定する人達
先頃亡くなった小倉智昭氏は「医者が勧める標準治療を受けていたら」と後悔していたとの由。また少し前には乳癌を公表し「最初から標準医療を選択した」梅宮アンナ氏が話題になった。この両者から学べるものはあるだろう。
折しも大阪大特任教授の澤芳樹氏が自由診療クリニックを開設、未だエビデンスに乏しい治療を高額で行うという。まぁ「闇堕ち」した医師を責めるだけなら簡単だけど、そうなってしまった背景も少しは考えたい。かつて医師と言えば今よりずっと社会的地位も収入も高かった。しかし昨今では殆ど常に「医師叩きには一定の需要がある」状態だし、保険診療は減額される一方。そこで闇堕ちして情弱をカモにすれば、収入も(歪んだ形とはいえ)自尊心も満たされるという訳。
無論、闇堕ち医師を擁護するつもりは一切無い。しかし原因への対処を怠れば、今後も同様の事例が彼の後に続く事だろう。


#3. 【週間PseuDoctor】【医療】【社会】「「オタク婚活のアエルネ」がVISAから決済停止を喰らう→撤回
少し前にも述べた https://pseudoctor-science-and-hobby.blogspot.com/2024/11/pseudoctor2024112blog24.html#3 https://pseudoctor-science-and-hobby.blogspot.com/2024/12/pseudoctor2024121blog27.html#3 通り、VISAないし決済代行会社が表現規制に大きく舵を切っている。そして今回とうとう、エロとも萌え絵とも直接関係の無い「オタク婚活」にまで規制の手を伸ばしてきた。
ところが僅か数日で決済代行会社はこれを撤回。おそらくは「大騒ぎになりそうなので止めた」という所だろうが、それはそれで大問題。何故なら「簡単に撤回できる程度の恣意的な運用で決済手段を止めようとしていた」事になるからだ。これ、大げさでなく中小の企業では存亡に関わる事態にもなりうるのに、ごく少数の人間(担当者?)の気まぐれで決められているのが非常に宜しくない。
「悪徳商人」という言葉が似つかわしい様に思う。


#4. 【週間PseuDoctor】【私事】「今週のデレステ&アズレン」
やみのま~
例によってシンデレラキャラバンリコレクションは順調です。今回も6人のアイドルを☆15+1人お迎えできそうです。ところで今回はイベントの合間が無かったですね。つまり前イベの結果発表があった翌日には今イベが始まっていました。
これも年末進行でしょうか。
#デレステ

そしてアズレン。メンテ前のイベントストーリー「領域外からの帰還」はまたもや不穏な雰囲気ですね。まさに「一難去ってまた一難」です。メンテ後の展開を待ちましょう。
#アズールレーン

#5. エンディング
以上、PseuDoctorがお送りしました。
私はmixiをやっていなかったので、mixi2の盛り上がりは面白いと思いつつも、もう一つ乗り切れない自分が居ます。年齢的には十分な筈ですが(爆)
Twitter(X)から来られた方も、直接読まれた方も、お疲れ様です。
今週もお粗末様でした

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