#0. はじめに
皆様こんばんは。Twitterにも書きました通り、先週末は七夕でした。私の七夕のお願いは「世の中から少しでもデマやニセ情報が減りますように」です。
最近の主だったものを上げるだけでも
医療系：線虫がん検査、反ワクチン
経済系：緊縮主義、財政破綻、財政均衡主義（←全て根っこは一緒ですが）
科学系：ひやっしー、掛け算順序
とまぁ枚挙に暇がありません。
気を取り直して、blog版としてリニューアルした「週間PseuDoctor」（経緯はblog版第1回をご覧ください）第7回をお送りします。
暫しお付き合いください
1)追悼と民主主義への想い
まずは三回忌を迎え、改めて御本人の魂の安らかならん事を願います。とはいえ、現在の社会状況（とりわけ経済情勢）では、おちおち成仏してもいられないとは思いますが。
改めて「総理経験者で現役の政治家が選挙活動の最中に凶弾に斃れる」のは典型的なテロであり、民主主義への極めて重大な挑戦である。と、本来なら言うまでもない当たり前の事実なのだが、これを矮小化しむしろテロリストを擁護しようとする動きが後を絶たない。詳しくは後述するが、例えば大手メディアが頑として「暗殺」の言葉を使おうとしない件とか。
2)反緊縮主義者としての安倍首相
言うまでもなく安倍氏と言えば「アベノミクス」で日本経済の再生を演出した本人である。所謂「アベガー」の人達はこの功績を未だに認めようとしない。まぁ確かにアベノミクスには大きな欠点がある。それは専ら金融緩和のみで景気回復を図り財政はむしろ引き締めに向かった点。これに関しては拙ブログの過去記事 https://pseudoctor-science-and-hobby.blogspot.com/2013/02/blog-post.html を参照。
そして勿論、十分な財政出動を行えなかった最大の原因は財務省とザイム真理教徒。この点は何度でも強調しておく。
#税収を財政支出の制約条件にしてはならない
#国債は借金ではなくむしろ国債こそが財源である
3)テロリストに名前を与えないニュージーランド首相、むしろ擁護する本邦メディア
ネットでは既出だが、2019年のテロ事件を受け当時のニュージーランド首相は「テロリストの名前を口にしない」と演説した https://www.bbc.com/japanese/47623236 （但し報道では名前も出ている）。
一方の日本では、何と三回忌の日にぶつけるかの如く「銃撃犯の心情に寄り添う」記事が報じられた https://twitter.com/mainichi/status/1810071298648809980 。いやぁ流石は「人間の屑」西山太吉を輩出し事実上の倒産に追い込まれ、有名テロリストが出所した際には「テロサーの姫」よろしく持て囃した毎日新聞だけの事はある（褒めてない）。
ついでに言えば、一方の朝日新聞はこの期に及んでわざわざ安倍昭恵氏に取材したうえで「忖度はなかったのか」などと記事にする始末 https://x.com/Nathankirinoha/status/1809130053823049790 。
1)3位まではほぼ事前予想通り、言わば蓮舫氏の「一人負け」
終盤の予想では「石丸氏の激しい追い上げで蓮舫氏は2位も危うい」と報じられていた。だから予想通りではあるのだが、これが蓮舫陣営にかかると「敗因が解らない」となってしまうのが不思議。本気で勝てると思っていたのだろうか。
（当人達以外は皆解っていると思うが）蓮舫氏の負けは、何処から見ても、むしろ必然。即ち
公示前：これでもかと言わんばかりの事前運動の嵐
公示後：神宮外苑等のデマに全乗っかり。支持者が岩下の新生姜社長や取引先のたこ焼き屋さんまで個人攻撃。
選挙後：支持者は責任転嫁に余念が無く、本人も「女性だから」と意味の通らない言い訳。「Rステッカー」に関しても（撤去を呼び掛けるならまだしも）知らぬ存ぜぬ。
と、勝てた要素が無い。一言でまとめれば
「独善的で他者の言い分を聞かず、失敗から学ぶ姿勢も無い」
となる。
2)虚飾で躍進した石丸氏
大雑把に言えば、石丸氏の得票は「既存メディアとネットの両方に露出した」点に支えられたと考える。どちらか片方だけだったら、もう少し伸びは鈍かっただろう。
で、当初から背後に「仕掛人」の存在を疑う声があった。その片鱗はこちら https://x.com/eigacom/status/1810222449625383224 で窺える。即ち、石丸氏をモデルにした映画の企画が3月時点からあった。今回の立候補そのものを映画のプロモーションの一環と捉えるのは穿ち過ぎとしても、少なくとも石丸氏のメディア露出を後押しする動機を持った人達が居たのは間違いない。
しかしおそらく皆さんもご存知の通り、石丸氏のヤバさが急速に拡散されている。代表的なものは「実妹の勤務する印刷会社に大急ぎでポスターを作らせ、請求された特急料金を踏み倒して訴えられ、最高裁までいったが敗訴した」件と「『居眠り議員』を吊るし上げたら実は病気であり診断書まで提出したが読まずにシュレッダーにかけた（当該議員は後に死亡） https://x.com/AjZmck/status/1752478035104899518 」件の2つを挙げれば十分だろう。特に後者は前述の映画では肯定的に描かれている https://x.com/genkuroki/status/1810674622121337230 所が酷すぎる。
3)反ワクチン勢力の結集に注意
あの内海聡医師が12万票も集め暇空茜氏よりも上位に食い込む衝撃。また田母神俊雄市の得票のうちどれ位が「反ワクチン票」なのかは不明だが、やはりこちらも無視できない。そう考えるとやはり、潜在的な反ワクチン層というのは人口の3～5%程度は存在しそう。
これをゼロにするのは非常に困難（ほぼ不可能）なので、せめて少しでも減らす（最悪でも増えない様にする）のが肝要だと考える。
旧優生保護法は社会党の女性解放運動家だった加藤シヅエ議員らによる議員立法であり「全会一致で」可決承認されたもの。そしてメディアもこれを後押ししていた。つまり当時の政治・社会風潮に一致した立法だったのであり、行政（政府）や立法（政治家）のみならず、主権者たる国民全員の責任だと言える。
逆に言えば、責任者の一員であるにもかかわらず、自分達だけ正義面をして断罪する側に身を置こうとする朝日新聞社説 https://twitter.com/jhon_369_321/status/1808657720574435678 https://twitter.com/Seisenudoku/status/1808806841469866178や社民党副党首 https://twitter.com/revolutionfree7/status/1808456244019274215 と社民党党首 https://twitter.com/Sankei_news/status/1808770074913952019 らは、どいつもこいつも無責任かつ厚顔無恥にも程がある。
程があるのだが、まぁ平常運転と言えば平常運転だ（爆）
#4. 【週間PseuDoctor】【ニセ科学】【社会】「あの『ひやっしー』の村木風海氏がTV番組のレギュラーに https://x.com/Kazumi_Muraki/status/1809221550538928471 」
1)温暖化対策はどこ行った？
何なのこのはしゃぎっぷり。TV番組のレギュラーになった程度で「最っっっっ高ーーーに嬉しい」のかい。「温暖化対策の研究に充てる時間が惜しい」から東大を退学したんじゃなかったっけ？
まぁ言い訳だとは解ってたけどさ、ここまでアカラサマだと萎えるね。
2)彼を持ち上げ続けるメディア
更に、あの林修氏の「初耳学」には「天才化学者」という触れ込みで出演するらしい https://twitter.com/hatsumimigaku/status/1809944800629825544 。
以前から言っている通り、彼はホリプロ所属のタレントであり、何の研究成果も無い。それを「天才化学者」などと呼ばわるのは明らかに「優良誤認」。
政府も大手メディアも全く知らん顔をしているが、幾つかの情報を併せてみる限り、少なくとも第10波に匹敵する流行が生じている様だ。
鹿児島では南日本新聞がはっきりと「第11波入り」と報道 https://twitter.com/tak53381102/status/1810901887543300477
西浦先生のインタビュー記事
改めて指摘しておくと、政府による「5類移行」は決して「コロナ終了」でも「コロナ明け」でもない。「政府としてはこれ以上特別な対策をしないよ（だから各自で対策してね）」という意味。その最大要因は「もぅ金を出したくないから」。つまり例によって悪いのは財(ry
という訳で、引き続きどちら様も（可能な範囲での）感染防御にご留意ください。
やみのま～
まずデレステは、ガシャから。今回はアーニャさんを一本釣りでお迎えできました！クールなイメージが強いですが、今回はとても可愛いです。
いやぁCVの鷲見友美ジェナさん、凄く良いですね！ログイン時の嬉しさを隠し切れない「そ、そぅ」の所とか、ドキドキしちゃいました。
以上、PseuDoctorがお送りしました。
今回は時間切れにてエンディングは省略します。
Twitter(X)から来られた方も、直接読まれた方も、お疲れ様です。
今週もお粗末様でした
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