コミケを風疹から守り隊

2025年9月4日木曜日

週間PseuDoctor2025年9月第1回(Blog版第62回)

#0. はじめに

皆様こんばんは。

9月になりました。まだまだ日中は猛暑が続いており「どこが9月やねん!」と言いたくなりますが、流石に朝晩は少しずつ涼しくなりつつあり、空の雲も秋らしい形態になってきました。もう少し涼しくなると過ごしやすいのですが。

それではblog版としてリニューアルした「週間PseuDoctor」(Twitterでの連ツイを止めてブログに移行した経緯はblog版第1回をご覧ください)第62回をお送りします。
暫しお付き合いください

#1. 【週間PseuDoctor】【政治】【経済】「ますます独裁色を強める石破政権
1)自党議員を恫喝するも逆効果
御存知の通り石破総裁と党執行部は「総裁選前倒し賛成議員は氏名公表」「総裁選を前倒しするなら衆議院解散」などと自党議員を脅し付けている。これが如何に異常な事か。そもそも自らの総裁としての資質に自信があるのなら総裁選前倒しに反対する理由は無いし、選挙で負けない自信があるのなら(これまでボロ負けしているので勝敗ラインは相当に下がっている筈)解散が脅しになる筈もない。
つまり石破自身も解っているのだ。
総裁選をやれば確実に負ける。
衆議院解散をしても確実に負ける。
だから自分が総理の椅子にしがみつく為には、どちらもやらせてはならない。
だから脅してでも止めさせようとする。
何と醜く愚かでセコい態度だろうか。悪役にしても小物過ぎて情けなくなる。
そして勿論、こんな恫喝は逆効果であり、元々の石破シンパ以外はむしろ反発を強めるだろう。何故なら各議員は、支持者の声に耳を傾ければ傾けるほど「石破ではダメだ」との思いが強くなる筈だからだ。取り巻きやオールドメディアの情報しか耳に入れない石破にはそれが解らない。

2)恣意的な世論調査で民意(選挙結果)の上書きを図る
上述の通り、オールドメディアは軒並み「世論調査で石破政権の支持率上昇」と報じているが、これには大きな疑問符が付く。即ち内容が信用できない。そう考える理由は3つ。
①メディアの「議題設定機能」を悪用してきた「前科」がある。オールドメディアの多くは、未だに「自分達の情報操作こそが政局を左右する」と思い上がっている節があり、その為には世論調査の内容を恣意的に捻じ曲げる事も厭わない筈。
②情報の扱いが不透明。生データを補正しているかどうかの問い合わせにすら応じないとの指摘がある。かつて「社会の公器」と呼ばれていたのも今は昔。
③現実の票には結び付かない。「阪神ファンに人気の巨人軍投手」という上手い喩えが流れてきた通り、高支持率は見せかけであり「自民党に投票しない野党支持者が石破政権を支持している」。それが明確に現れたのが、先日の矢代市長選挙。

3)言行不一致の口先野郎
これも散々指摘されている通り「過去の石破茂」の主張(見せかけの正論)が悉く今の石破総理に突き刺さっている。本人はもぅ蜂の巣状態なのだが、余りにも面の皮が厚いので意に介していない。
そうした石破総理の「口先だけで綺麗事を言って誤魔化す」悪癖は今も健在。幾つか例を挙げる。
「自らの進退はしかるべき時に判断」←言い換えれば「自分から『辞める』と言い出さない限り絶対に辞めない」という意味。まぁこんなレトリックはとっくに通用しなくなってるけど。
「地位に恋々とするものでは全くない」←どっからどう見ても恋々としまくってるでしょ。そう見えるのを承知してるからこそ、わざわざ「違う」と言い募るんだよね。
つくづく、石破総理を見ていると「言葉よりも行動が本心を反映する」のだと再認識する。昔からそうだ。口先だけ正論をカマす一方で、自民党が下野したらさっさと離党して政権復帰した途端に復党する。あたご事件の時も司法判断が下る前にさっさと遺族に「謝罪」のスタンドプレー。しかもそれが何ら実効を伴わない、謝罪すら「口先だけ」。
改めて宣言しておく。
未だに石破を推してる奴等の事は絶対に忘れない。与党議員も、野党議員も、メディアも、有識者もだ。死ぬまで擦り続けるからな。



#税収を財政支出の制約条件にしてはならない
#国債は借金ではなくむしろ国債こそが財源である

#2. 【週間PseuDoctor】【政治】【経済】「民主主義も人権も憲法も踏みにじる似非リベラル
1)紀伊國屋書店が市議会議員の「焚書」に屈する
本件に関してもポイントは3つ。
①言うまでもなく憲法違反の疑いが強い。出版の自由は表現の自由と直結する重要な人権。故にそれを制限するのは極めて抑制的でなければならない。今回の件はあの「トランスジェンダーになりたい少女たち」が大手書店で取り扱われなかった事件を思い出させる(参考過去スレ https://x.com/_pseudoctor/status/1778074203457282529 )。
②今回のクレーマーは、あの鶴ヶ島市議会の福島めぐみ議員。福島市議は以前から「いわゆるクルド人差別」に反対しており、今回の行動もその一環だと考えられる。なお市議会からは8月4日に「鶴ヶ島市議会議員の肩書を使った発信の自粛を求める」との決議が成されている。勿論これは本人の情報発信そのものを抑制するものでは全くないのだが、本人は反発し、こうして今でも市議会議員の肩書を使って活動し続けている。で、こうして成功体験を与えれば与える程、嵩に懸かって増長していくのが見える。
③「絶対読んでないだろ」という言い方は乱暴ではあるが、あくまで「ヘイト本だから売るな」と言うのなら、どこがどう「ヘイト」なのか説明できる筈だが、彼女も同調者からも明確な指摘は無い。多分「自分達がヘイトだと思ったからヘイト」だという事なのだろうな。

2)共産党支持者が「参政党に公共施設を使わせるな」と抗議
言うまでもなく、主義主張や思想がどうであれ、適正な手続きを踏んだ上での公共施設の使用は許可されるべき。先週の演説妨害の件といい、どうも最近の共産党は「参政党が相手なら何をしても良い」と考えている節がある。演説妨害はギリギリで撤回してかろうじて踏み止まったのに、今回は支持者による行為とはいえ共産党自身は知らん顔。あくまで「勝手にやった」というスタンスで済ませるつもりか。
だが、いずれにせよ本件が「憲法違反の人権侵害である可能性が極めて高い案件」である事に違いはない。その点は強調しておく。

3)その他
その他とひとまとめにしてしまったが、やはり立憲民主党は一味違う。枝野幸男氏は「(内閣不信任案は)出さないで当然だ。通るのに先のこと考えないで出すのは無責任極まりない」とか言い出して、まさに「語るに落ちる」。これまでに出してた不信任案は「絶対に通らないと解ってたからこそポーズで出していた」とバラしてるも同然の大草原。また石垣のりこ議員は風評加害者でありながらシレッと「ホヤ漁師の皆さんと意見交換」とかやって炎上してるし、いつもの原口一博大先生は執行部からアンタッチャブル扱いされているのに味を占めたのか、とうとう「立憲もオワコン」とまで言い出す始末。
まぁ立憲がオワコンなのには同意するけど、原口先生には言われたくないよね。


#3. 【週間PseuDoctor】【政治】【経済】「緊縮主義の害悪が日本を蝕む
1)運営費交付金が圧倒的に足りない
財務省が運営費交付金を削減し続けているのは「悪行三昧」の代表的な一つであり、以前から繰り返し批判し続けてきた(一例 https://pseudoctor-science-and-hobby.blogspot.com/2024/09/pseudoctor202493blog17.html#3 )。で、ここにきてようやく、僅かずつながら増額の動きが出始めたが、まだまだ足りない。まず文科省は来年度から運営費交付金の配分方法を見直すというが、財務省が全体のパイを減らし続けている中で配分方法だけを見直しても焼け石に水。つまりやっぱり悪いのは財務省。
次に自民党は「トップ10%論文」の国際順位を引き上げる為に「科研費を10年間で2倍にする」との提言を行ったが「10年で2倍」もショボければ、何より特定の目的にしか使えない科研費を増やしたところで運営費交付金の減額はカバーできない。二重の意味でピント外れ。

2)ザイム真理教と財務省陰謀論者は対消滅して欲しい
これも以前から再三指摘しているが、財務省に批判的な人々の中にはかなりの確率でトンデモさんが混じっているのが頭痛のタネ(参考過去スレ https://x.com/_pseudoctor/status/1625870989589643264 )。この過去スレの中で玉木雄一郎氏と鈴木宣弘氏の繋がりも批判しているが、意外とこの二人を結び付けたのは「財務省への恨みつらみ」だったのかもしれないと想像した。
そしていつもの藤井聡氏。反マスクの筋金入りトンデモなので、反緊縮まで巻き添えでトンデモ扱いされかねない。
もうホントに、緊縮主義者とぶつかり合って対消滅して欲しいわ。

3)今週の緊縮主義
こちらは小ネタが多いのだが、中でも未だに「減税の財源」などという妄言が幅を利かせているのが困る。寝言を言うなら眠ってからにして欲しい。それともアンタら、まさか目を開けたまま寝ているのか?

4)参考情報
こちらも詳しくは参考まとめを見て頂きたいのだが、ポイントは「国際標準」「他の先進国との比較」である。「日本の財政状況が悪い」とのプロパガンダを言う人々はまず間違いなく、日本政府(財務省)が独自の基準を用いて財政を「逆粉飾」している事を都合よく無視しているからだ。


#4. 【週間PseuDoctor】【社会】【震災】【原発】「8月の反原発+メガソーラー+能登震災
1)あの早川由紀夫教授が能登をdisる
早川由紀夫氏とはまた(悪い意味で)懐かしい名前が出てきたものだ。原発事故に関わる数々の暴言で大学から訓告を受けるに至った人物だ(経緯は拙ブログ過去記事を参照 https://pseudoctor-science-and-hobby.blogspot.com/2011/12/blog-post.html )。で、今回は能登震災に対して「能登には来ないでキャンペーン」などと事実無根のdisり。14年経ってもその「人でなし」ぶりは健在であり、全く人間的に成長していないのはいっそ清々しいほど(褒めてない)。
で、14年前の結論も(上記リンク先に書いた通り)「マトモに相手をするに値しない人」だったのが、今回も同じ結論。まぁ本人が全然成長していないのだから当然だね。
とはいえ、理不尽な悪口を言われれば心穏やかではいられない方々もおられるだろうから、せめて「福島をdisる者は能登をもdisるの法則」の適用例だとでも思っていてください。
そして最後に(もはや止めようもない流れとはいえ)出来れば彼を「青プリン」と呼ぶのは止めて頂きたい。これは最初にこの呼称を使った某氏が(反省と共に)その使用を止めた経緯を知る者として、皆さんにお願い致します。

2)メガソーラー等による環境破壊
最初に改めてメガソーラーの問題点をまとめておく(参考過去記事 https://pseudoctor-science-and-hobby.blogspot.com/2012/06/blog-post.html )。
①発電容量が足りない。メガソーラー1000基でようやく原発1基分に相当する。
②不安定。夜は勿論、雨や雪にも劇弱。つまりベース電源には成り得ない。
③環境破壊。山林を切り開いて保水力を低下させ水害の危険性を大幅に増加させる。
④政治によるゴリ押し。民主党政権と中国資本の結託により強引に普及させたツケが回ってきている。
⑤太陽光パネルの寿命は10年程度とされている。既に耐用年数を越えたメガソーラーもある筈だが、処分方法は確立していない。原発を「トイレの無いマンション」と揶揄する向きもある様だが、真にその名にふさわしいのはむしろメガソーラーだろう。
これほどの欠点がありながらもこれまでは殆ど問題にされてこなかった。で、いつもの様に抜き差しならない事態になってから騒ぎ出すのだ。その膿が吹き出した一例が「政府が使用済み太陽光パネルの再利用義務化を断念」の件。これで不法投棄が常態化する将来が来るのは火を見るよりも明らか。当初から問題視されてきた事なのに見ないふりをして先送りしてきたツケ。

3)甲状腺癌過剰診断、他
甲状腺癌の過剰診断に関してはTwitter(X)で毎回基本知識を述べた過去記事にリンクしているのでフォロワー諸氏なら御存知の方も多いだろう。しかし一般にはまだまだ知名度が低い様なので、引き続き広く知って頂ける様に努力し続けていきたい。


#5. 【週間PseuDoctor】【医療】【ニセ科学】「先週~今週の反医療

1)新型コロナへの警戒を怠るな
反医療に関しては先々週にも述べたし先週は「トランプ政権での反医療」にも触れた。しかしながら引き続き注意喚起が必要な状況なので今週も取り上げている。
その筆頭はやはり新型コロナ(COVID-19)。ほんの少しずつだけメディアでも取り上げられ始めている通り、明らかに流行が拡大している。各位、可能な限りマスクと三密回避を心掛けると共に、出来ればワクチン接種も積極的に検討して頂きたい。

2)まだまだ意気軒昂な反マスクと反ワクチン
とはいえ、まだまだ反ワクチン反マスク勢力の勢いは減らない。例えば京都大学福島名誉教授が「ワクチンとがんに関係がある」かの如く述べたトンデモ論文は、撤回された「後に」「撤回されたという事実を伏せて」TVで取り上げられた。また反ワクチンで有名な泉大津市長の南出氏をサンデー毎日が肯定的に取り上げたりもしている。こうしたメディアは完全にパブリックエネミーと化したと考える。はっきり言ってクソだ。
更に反マスク。高山市では有症状にも拘わらず教諭がノーマスクで授業を行い、後に検査したら陽性だったという、暗澹たる事例が発生した。以前から学校と言う場には社会性が欠如していると批判的に考えていたところだが、それが更に悪い方向に表面化した形だ。

3)その他の反医療(特に自由診療クリニックの問題)
今週は自由診療クリニックの案件も複数発生した。本人の脂肪細胞由来の幹細胞を注入された女性が急変して死亡というショッキングな事件があった。更に闇を感じるのは、このクリニックが厚労省に事故の届け出を行う直前かほぼ同時に名称変更を行っている件。これにより記事を見てクリニック名を検索しても引っ掛からなくなっている。
またそれに比べれば小粒とはいえ、銀座美容クリニックの代表医師がヤマザキパンを思いっ切りdisっており、炎上を受けて慌てて動画を削除したりしている。
こんな事が続くと真面目に働くのが馬鹿らしくなってきたりもする(モラルハザード)ので脱法行為や侮辱・中傷にはキッチリと怒られが発生する社会であって欲しいと切に願う。


#6. 【週間PseuDoctor】【私事】「今週のデレステ&アズレン」
やみのま~
遂に来ました、10周年おめ!!!
その話は後でするとして、まずはファイナルアタポンとなった「Driving My Way」お疲れ様でした。終盤の競り合いが激しくて久々に20:59までLIVEしてました。このヒリヒリする感覚も今回限りだな~と思うと少し寂しくもあります。ですがその甲斐あって、今回も無事2000位以内をキープ出来ました。イベ曲は……安定の銅トロですね(爆)
さて10周年。サ終の予感が漂う中ではありますが、10周年記念イベLIVE Carnivalに賭けるスタッフの意気込みは伝わってきました。まずイベント開始が午前0時(夜の12時)だった事。やはりシンデレラをモチーフにしている以上、夜の12時には特別な意味があります。「12時を過ぎても消えない魔法」とかね。そして(予告での卯月の台詞から予想はしていましたが)イベントコミュで各自のリーダーアイドルをセンターにするという演出。我ながらチョロいとは思いましたが、コミュLIVEで推しがセンターに居るのを見た時には、流石に胸に来るものがありました。
という訳で、今は無心にイベを楽しむ事にします。さて今回はどこまでRank SSSに迫れるか?
#デレステ

そしてアズレン。明日のメンテ後から前哨戦イベントが始まりますが、とりあえず今はイベントの谷間を粛々とこなしています。エルドリッジも既に前回で改造済みですので、まったりと経験値稼ぎです。
#アズールレーン

#7. エンディング
以上、PseuDoctorがお送りしました。

実は先日、自分史上最大サイズ(1cm弱)の尿管結石を排出しました。でまぁそれをしげしげと眺めるにつけ、その由来について思いを馳せたりした訳です。尿中に過剰に存在する成分が析出しているのだから成分分析を行えば由来が解るとか、それを言ったら尿沈渣も同様だなとか。尿沈渣とは尿中の固形成分で遠心した沈殿を顕微鏡観察します。そこに含まれている上皮や赤血球や白血球、それらを取り込んだ円柱などを観察すると、膀胱・尿道・腎、更にはその上流の体内の状況まで推察する事すら可能な場合があります。
で、今期アニメの「瑠璃の宝石」を思い出した訳ですね。川砂を調べたりする事で、上流から果ては地球内部の様子まで推測したりする。まるっきり分野は異なれども方法論として似た部分があるのは極めて興味深いと感心した次第です。

Twitter(X)から来られた方も、直接読まれた方も、お疲れ様です。
今週もお粗末様でした

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