コミケを風疹から守り隊

2025年8月7日木曜日

週間PseuDoctor2025年8月第1回(Blog版第58回)

#0. はじめに

皆様こんばんは。

Twitterの方にも書いた通り、今週のテーマは先週とほぼ共通(つまり先週の続き)です。なので以前にもやった様に、参考まとめも共通にしたのですが、そのままではちょと芸が無いので、前回分と今回分を分けたうえに、参考まとめのリンクは今回分のところに張ってあります。

という訳でblog版としてリニューアルした「週間PseuDoctor」(Twitterでの連ツイを止めてブログに移行した経緯はblog版第1回をご覧ください)第58回をお送りします。
暫しお付き合いください

#1. 【週間PseuDoctor】【政治】【経済】「続 選挙後に石破を推す人おろす人

1)改めて石破政権がダメな理由
既に散々指摘されている事ではあるが、まとめておく。
①民主主義を破壊する。再三にわたり選挙で民意が示されているのにそれを無視し続ける有様は安倍元首相よりもよほど独裁的。
②辞めない理由が独善的でダブスタ・ブーメラン。これは先週も指摘した通り。「過去の自分に怒られろ」と思っているのは私だけではない筈。
③野党もメディアもこぞって擁護する。特に立憲民主党野田代表のサポートぶりはまるで閣僚並み。そしてメディアも、これまで散々「反権力」を旗印にしてきたのに、恣意的なアンケート結果を以て選挙結果を上書きしようとする。
④そして失念しているor知らない人もおられると思うのは、彼が強硬な核武装論者かつ9条廃止論者である点。いや、主義主張は自由ですよ。でも本人も擁護する人々も、この点には知らん顔をしている様に見えるのは納得できない。

2)次の総裁は小泉進次郎?
これもアンケート結果で「次の総理候補」ナンバーワンらしいが、この手のアンケートでずっと一位だったのが他ならぬ石破茂氏だったので当てにならない事おびただしい。
大体、彼が総裁として不適格なのは前回の総裁選で残酷なほど明らかになったのではなかったか。それも無かった事になっているのか。
また閣僚としても無能。環境相時代にも良かったのは福島でサーフィンしたパフォーマンスくらいで「レジ袋有料化」などは天下の愚策と言って良い。そして農相としても、備蓄米を放出しまくった途端に猛暑で米不足の懸念。散々JAを悪者にした件も(当初から指摘されていた通り)大間違いだったし。
まぁ、ため池注水の件まで彼を責めるのはお門違いらしいが、やっぱりそうなっちゃうのも「普段の行い」のせいだろう。

3)戦後80年談話に拘る
石破総理の話に戻ると、80年談話への拘りは異常。歴史に名を残したいのか70年談話を上書きして「反アベ」の総仕上げにしたいのか、おそらくはその両方だろう。しかしこの時期にそんな事をすれば中国などに付け入る隙を与える結果になるのは火を見るよりも明らか。
まぁ歴史には名を残すだろうね、悪い意味で。


#税収を財政支出の制約条件にしてはならない
#国債は借金ではなくむしろ国債こそが財源である

#2. 【週間PseuDoctor】【政治】【経済】「続 各野党良くも悪くもそれぞれに
1)参政党の問題点
これもまた夙に言われている通りだが簡潔にまとめておく。
①カルト的である。これはマルチ商法的な手法を使用している点とも繋がる。
②反ワクチンや反農薬をはじめとする「トンデモのデパート」状態。
③主張をコロコロ変える掌返しが酷い。
これほどの問題点を抱えていながら今回最も躍進したのにも3つの理由があると考える。
①既存野党の多くが政権批判の受け皿になれなかった。
②自分達のヤバさを上手に隠してアピールした。
③上記のマルチ商法・カルト的な手法を応用してシンパを増やした。

2)やはり国民民主党は注目に値する
さて参政党には及ばないまでも(その最大要因は「自爆」だと思っているが)躍進したのが国民民主党。以前から再三指摘している通り問題点は多々ある(トンデモへの親和性の高さ・玉木代表の人を見る目の無さなど)が、それでも他の野党に比べれば希望が持てる。
特に経済分野。ここも満点ではないとはいえ、国民負担を減らす方向への政策を提言している所はポイントが高い。次項で述べる通りまだまだ障害は多いが、挫けずに頑張って欲しい。

3)多くの野党はどこもダメダメ
上記2党に比べれば他の野党は全滅と言って良い。維新の音喜多氏は医療者を明確に敵視したダメージを引きずったままだし、前原氏も「政党クラッシャー」の力を遺憾なく発揮している(爆)。
輪を掛けて酷いのが立憲民主党。議席は維持したものの得票数は200万票も減らし2/3になってしまったのを意識してかどうか、上述の如く野田代表は石破政権擁護に余念が無い。
そして残念だったのがチームみらい。出してくる政策が悉く「ぼくのかんがえたさいきょうのせいさく」の範疇を出ておらず、実は素人集団である事がバレてしまった。



#3. 【週間PseuDoctor】【政治】【経済】「続 しつこくも未だに残る緊縮主義
1)ガソリン税暫定税率廃止で与野党合意も「財源」が禍根を残す
暫定税率を廃止すべき理由は3つ。
①元々2年限定の「暫定」であったのを50年も続けてきた。それだけでも廃止するのに充分過ぎる理由。
②国民全体がコストプッシュインフレに苦しんでいる現在、減税は極めて有効な対処法。
③「暫定」税率を廃止するのに「恒久」財源を要求するのは愚の骨頂。財務省の専横ここに極まれり。
改めて、これはもぅ何度でも言うが「あらゆる減税に財源は一切不要」。その理由も3つ。
①減税した分を他で増税するのは単なる「税の付け替え」であり減税ではない。
②減税すれば経済が活性化しむしろ税収は増える。財務省は「税収弾性値」を過度に低く設定する事でこのメカニズムを過小評価している。この「財務省が税収弾性値を低くせってしている件」については、来週また詳しく解説したい。
③どうしても「財源」と言いたいのならば、それは「国債と経済成長」だと答えよう。逆に言えば、それ以外のものは財源ではない。

2)国家財政は赤字なのが当たり前
前述の③を違う角度から言うと「財政出動とは財政赤字を増加させる事」だと言える。これの対偶を取ると「財政赤字を増加させないものは財政出動ではない」となる。「財源」論の醜悪な所は上記の原則を無視して「財政赤字を増加させずに財政出動のふりをしている」点。
これも何度でも言うが、通貨とは政府が発行して民間に供給するもの。一方で経済は緩やかに成長していくべきものなので、社会全体が必要とする通貨量は継続的に増大し続ける。故に政府は継続的に通貨供給を増やし続けるべき。即ち国家財政は恒常的に赤字であるべき。
なのに、財務省と傀儡政府は全く逆の行為を行っている。その明確な現われが例の「PB黒字化目標」だ。これは政府が民間から通貨を吸い上げる事を意味している。景気が過熱している訳でもないのにこんな愚行を行っている国は、世界中探しても、一つも無い。
ひとつも、ない。

3)社会保障費を削ると国が亡びるよ
これも毎週言っている通り、社会保障費は歳出の中でも大きな比率を占めているので、とにかくケチりたい財務省はこれを目の敵にしている。しかし言うまでもなくそれは大間違い。その理由は大きく2つ。
①社会保障は社会インフラである。即ち国防や道路などと同様に、国民生活に必須と言える。故にこれは国を挙げて維持発展させ続けるべきもの。などと大袈裟な言い方をしなくとも「国民の生命と健康を守る」のは国家の最重要ミッションだろう。この点に議論の余地は無い。
②社会保障(医療・介護・福祉)は巨大産業である。財務省はこの支出をあたかも無駄金の様に言うが、これらが莫大な雇用を創出し内需拡大に貢献しているという事実から目をそらしてはならない。

4)蠢動し続ける財務省とザイム真理教徒
それでも相変わらず財務省とザイム真理教徒による緊縮プロパガンダは世の中を席巻し続けている。今回特に取り上げたい悪行三昧は2点。
まず「老朽化した水道管更新の為に料金8割値上げ必要」などと寝言を言っている件。水道こそは生存に必要不可欠なインフラそのものであって、国家の責任で整備すべきもの。それを「受益者負担」だか何だかしらないが尤もらしい屁理屈を捏ねて金を出し渋る。まさに財務省の鬼畜ぶりが遺憾なく発揮された事例と言えよう。
次に「最低賃金の引き上げ」。一見すると良い事の様にも思えるが、これのダメな点は政府(財務省)がビタイチ金を出さずに済ませようとしている所。つまり財政出動ではないので景気刺激効果には大きな疑問がある。そしてこの措置は、ゆとりのある企業には殆ど無関係である一方、ギリギリでやっている企業には大ダメージになりうる。つまり格差を拡大させる。その意味でも愚策。


#4. 【週間PseuDoctor】【表現】【社会】「続 油断すな表現規制が虎視眈々
1)クレカ会社&決済代行会社による圧力の続報
今回圧力を掛けたのはオーストラリアのCollectiveShout。流石に旗色が悪いと思ったのか鍵アカにしたり投稿を削除したりしている様。これは彼等が考えていたよりも大事になったという意味でもあり、批判の動きが強まっているのは良い傾向。
相変わらずVISAもMasterも「規制していない」と建前を述べており、だとすれば「アクワイアラが勝手にやった」という形になってしまう。しかしおそらくこれは阿吽の呼吸と言うか強力な忖度の結果と言うか、いずれにしてもアクワイアラだけでなくクレカ会社の責任も免れないと考える。

2)イギリスでのオンライン安全法施行の衝撃
これはまた別の話だが、イギリスで同法が施行された結果、子供がアクセスできる全てのコンテンツで厳密な年齢確認が必要とされ、身分証の提出等が必須となった。これは事実上の検閲に当たり、国家を揺るがす大騒動になっている。
さて、我々は本件を他山の石と出来るかどうか。

3)女性絵師シグリさんが規制派の通報で凍結された件
これに関しては3点、指摘する。
①確かに「未成年の性的要素があるイラスト」に見える。しかしシグリさんはセンシティブ設定を行っており、それを晒し上げて拡散してまで非難した。つまり(毎度の事とは言え)ゾーニングを無効にしているのはまたも表現規制側。
②言うまでも無く「非実在のイラスト」は児童ポルノではない。どうしてもここの区別をごちゃ混ぜにしたい連中が居る様だが、ここを混ぜる事は現実に起きている児童への性加害から目をそらす結果に繋がる。
③その証拠に、今回シグリさんの凍結に関与した面々の中に、実際に生じている未成年への性加害事件に対して何らかのアクションを起こした人がどれほど居るというのか。おそらく殆ど居ないだろう。皆無かもしれない。


#5. 【週間PseuDoctor】【震災】【原発】【社会】「続 今期分反原発を一息に
1)鴨下全生氏の件
先週取り上げた通り、あの辻内ゼミのゼミ生でもあった鴨下氏が代理人弁護士を通じていきなり金銭の支払いを求める通知書を送り付けた。藤岡さんの所に集まった情報によれば数十件の開示請求があったらしいので、まだ増える可能性もある。
ただ一方でその副次効果として、鍵アカになった鴨下氏の発言がサルベージされたのは大きい。改めて、彼がどれほど酷い発言をしていたかが明確になった。

2)甲状腺癌過剰診断問題
本件に関する今週のトピックスは「反原発ジャーナリスト(活動家)」として有名な「まさのあつこ」氏が室月先生に絡んだ挙句、思い通りの反応が得られなかったので一方的にフェードアウトした件。「与し易し」と思って絡みに行ったのかもしれないが、そう甘くはなかったというオチ。

3)メディアや「有識者」による反原発
こちらは先週大量に放出したのであまり新ネタは無いが、その中でも武田邦彦氏が未だに減益だったのには驚いた。竹田氏と言えば放射能デマではラスボス級の大物であり、それだけに批判も大きかったので流石に足を洗ったと思っていたが、予想よりも遥かにしぶとかった様で、不明を恥じる。


#6. 【週間PseuDoctor】【私事】「今週のデレステ&アズレン」
やみのま~
最後のアタポンである「がおちゅー♪さふぁりぱーく!」も終盤に差し掛かってきました。最後も2000位以内は死守するつもりです。しかしイベ曲はLV27という事もあり、ドミナント編成でのウソコンならぬウソコンボAが精一杯。やっぱり銀トロは無理そうです。
#デレステ

そしてアズレン。「ユミアのアトリエ」とのコラボイベ「錬金術師と天空邂逅の塔」もEXクリア以外はほぼコンプしました。建造では最後までアイラさんお迎えできませんでしたが、海域でドロップ出来ました。これで今回も心置きなくメンテを迎えられます。
#アズールレーン

#7. エンディング
以上、PseuDoctorがお送りしました。

8月6日は広島に原子爆弾が投下された日です。この様な惨禍は二度と起こしてはならないのは当然の事ですが、一方で忘れてはならないのは、この原爆投下には「戦後体制の主導権争い(特に米国とソ連間の)」という側面があった事です。
即ち米国はマンハッタン計画による原爆が既に実用化されているのを世界に示したかった。それも、希少なウラン235を濃縮した原爆だけでなく、豊富に存在するウラン238から作られたプルトニウムを使った原爆すら実用化されているのを示そうとしました。故に、広島と長崎にそれぞれ製造方法の異なる原爆を落としたのです。
あまり国粋主義に繋がる様な物言いをしたくはありませんが、当時の米国はまだまだ人種差別が激しく、かつ戦時中でもあったので、たとえ民間人といえども日本人の生命・財産などは軽視されていただろう事は想像に難くありません。

Twitter(X)から来られた方も、直接読まれた方も、お疲れ様です。
今週もお粗末様でした

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