コミケを風疹から守り隊

2025年12月12日金曜日

週間PseuDoctor2025年12月第2回(Blog版第75回)

#0. はじめに

皆様こんばんは。

12/8深夜に青森東方沖を震源とする大きな地震がありました。死者が出なかったのは不幸中の幸いではありますが、被災された方々にお見舞いを申し上げます。どうかなるべく暖かくして、しっかりと食事も取ってお過ごしください。

それではblog版としてリニューアルした「週間PseuDoctor」(Twitterでの連ツイを止めてブログに移行した経緯はblog版第1回をご覧ください)第75回をお送りします。
暫しお付き合いください

#1. 【週間PseuDoctor】【政治】【国際】「今週の内閣動静と日中関係
1)中国戦闘機が自衛隊機にレーダー照射
まず事実関係を整理しておく。
・中国の空母から発進した戦闘機が日本の防空識別圏内に侵入した。
・それへの対応として自衛隊機はスクランブル発進を行った。
・中国機は自衛隊機に対して2回に渡り攻撃用レーダーの照射を行った。
この全ての段階に関して中国側の欺瞞が存在する。
・中国は「あくまで公海上での演習」と言うがそれは「空母が公海上に居た」というだけの意味であって、戦闘機が日本の防空識別圏内に入った点は意図的に無視している。
・自衛隊機のスクランブルは当然の対応なのに、あたかも「日本が先に挑発した」かの如く言い募っている。
・攻撃用レーダー(火器管制レーダー)と索敵用レーダーは目的も機能も異なるのに、それを故意に混同させる事によって中国の挑発行為を糊塗しようとしている。
更に中国メディアは「事前通告」と称する交信記録を公開したが、これがまたツッコミどころ満載のシロモノ。
・日本側の発言とされる台詞が明らかに「中国訛りの英語」。
・もしこれが正式な通信記録であるならば中国政府がドヤ顔で出してくる筈だが何故か公開したのは中国メディアなので、更に信憑性に疑問符が付く。
・そもそも直前の通信は国際的に認められた「事前通告」とは異なるので、その意味では日本の言い分通り「事前通告は無かった」。
・以上の点を全て置いたとしても、レーダー照射は全く正当化されない。
更に付け加えるならば、中国は以前にも複数の国家に対して同様の威嚇行為を繰り返しており、その度に非難を受けている。従って今回の日本も堂々と自らの正当性を国際社会に向けて訴え続けるべきだと考える。

2)議員定数削減反対
さてこちらは毎週の様に言っている通り。維新がゴリ押ししている「身を切る改革」は百害あって一利なし。議員定数を減らせば減らすほど民主制から離れ独裁制に近付く。それを望んでいる(意識するとしないに関わらず)のだと思われても仕方の無い主張。
また国民民主党が「中選挙区制に戻す」提案をしているので、これは推したい。小選挙区にすればするほど死票が増える。つまり少数派の民意が政治に反映され難くなっているのが現状。これは小選挙区制導入の際に指摘されていた問題点だが、いつの間にか忘れ去られた形になっている。この機会に、より民主的な制度に変えていくべきだろう。

3)被災地を訪問する高市首相
高市首相は12/2に福島県大熊町・双葉町を訪問し、12/5には石川県能登を訪問した。どちらでも人気は高く、特に能登では「出待ち」をする住民が集まりアイドル並みの大歓迎を受けたと言って良い。
こうした様子を見るにつけ、支持率の高さは単なる数字ではなく実感を伴ったものだと思えてくる。

#議員定数削減反対

#2. 【週間PseuDoctor】【政治】【社会】「反アベ+反サナエ=似非リベラル
1)テロリストを擁護する面々
今回も敢えて名前を出さないが、安倍元首相暗殺事件ではメディアの暴走が止まらない。連日連夜テロリストの言い分をせっせと拡散し続ける。それどころか、反アベに繋がる情報をチェリーピッキングして広める一方で、都合の悪い情報には「報道しない自由」を駆使しまくる。更に更に、テロリスト本人が言っていない事まで報道するいつもの「タイトル詐欺」&「煽り報道」。
本当に、本邦のメディアにはテロリストのシンパが根深く巣食っており、その駆除までにはまだまだ道は遠い。折しもそうした悲嘆を裏付けるかの如く、NHKがあの重信房子の言い分を垂れ流す番組を放映した。この「テロサーの姫」に関しては出所時にも批判しているので過去スレ https://x.com/_pseudoctor/status/1608113124070293504 などもご覧ください。

2)立憲民主党は今週も平常運転
まず野田代表は自身がかつて「議員定数45削減法案」を出したのをすっかり忘れて訂正する羽目になった。自民党議員がこのレベルの間違いをやらかしたなら辞任するまで追い込む勢いの立件民主党も身内には随分とお甘い様で。
次に藤原のりまさ衆院議員。20年前の「苺ましまろ」のポスターを取り上げて「醜悪」と断じたばかりか今年の児童買春事件と結び付ける牽強付会。本件だけでも幾つもの問題がある。
①上記の如く20年前のポスターを今年の事件と結び付ける。
②こうしたポスターが受け手に影響を与えるいわゆる「強力効果論」は否定されている。
③立憲を名乗る政党に居ながら「表現の自由」に真っ向から盾突く態度。
どれ一つ取ってもクリティカルであり、完全に議員不適格だと考える。更に能登の被災者を「せせら笑う」過去発言が掘り返され、ますます酷さに磨きがかかる。これで党として何もお咎め無しなのであれば「あーやっぱり立民だな」とむしろ納得してしまう。
そして小宮山泰子衆院議員。高級牛乳を紹介する際に普通の牛乳をdisる発言を無批判に引用して炎上、発言を削除。その後訂正・謝罪したのはまだマシとはいえ、過去には「HPVワクチンの危険性を訴える」活動に親和性を示しており「やっぱりそっち系の人なのか」と感じさせる。

3)「高市下げ」なら何にでも喰い付く皆様
上述した如く最近の中国の言い分はハチャメチャなのだが、それを無批判に垂れ流したり、積極的に取り込んで高市非難にこじつけたりする個人やメディアが後を絶たない。
また「おこめ券」にやたらと噛み付いている人が居るが、そもそもこれはあくまで「交付金の用途の一つ」でしかなく、実際に採用するかどうかは各自治体の判断に任されている。それを無視して対立を煽る政権批判勢力が居る様に見えてならない。
あとはもう余りにも醜悪なので詳しく述べるのも苦痛なのだが、高市首相の外見を貶す人もまだまだ居る。マトモな批判が出来ないからルッキズムに走るのだとも思うが、何とも哀れな事だ。


#3. 【週間PseuDoctor】【政治】【経済】「見過ごせない緊縮主義の反撃
1)社会保障費への風当たりは止まない
薬価の引き下げ、出産無償化とは名ばかりの保険適用、高校生扶養控除の縮小検討など、少しでも気を抜くと社会保障の改悪が滑り込んでくる。これは邪推だが、高市首相の眼が届き難い所を狙っている様にも見える。
即ち、車好きの首相はガソリン税には敏感、本人も難病で夫が脳梗塞なので介護にも注目する一方で、子育ては終わっているので出産や教育には比較的眼が届き難いのではないかと推測する。勿論、個人的な理由で政策が左右されてはならないのだが、そこはどうしても人間である以上、完全に無くせない所。

2)増税等のあらゆる国民負担増に反対する
という訳で、国民負担を増やす様なあらゆる政策には反対し続ける。少なくとも現在の日本の状況はそれを許さない。第一に優先すべきは何よりもまず景気回復なのだから。
その中で総理の消費税減税に対するスタンスが後退している様に見えるのが心配。以前は「党内の賛成が得られない」とぶっちゃけていたが、今は自身が否定的な考えを持っている様にも見える。また隙あらば増税をぶっこんでくる財務省、復興税の期限が切れるのに合わせて防衛増税を画策している。勿論本当に防衛費に充てるつもりなどは無くて、単に「一旦取り始めた税金はテコでも返さない、名目を変えてでも絞り取り続ける」というだけの事。勿論、防衛費財源の為に所得税を増税するとか、たばこ税を増税するとかも論外。とにかく、防衛費を言い訳にした増税は許さない。

3)財務省発プロパガンダを広める人と広めない人
これもまた詳しくは参考まとめを見て頂きたい。相変わらずザイム真理教徒の活動は衰えを知らず、メディアも政治家も個人にもまだまだ緊縮主義者は多い。
それでも着実に少しずつ流れは変わってきていると思うので、諦めずに情報発信を続けていきたい。

#税収を財政支出の制約条件にしてはならない
#国債は借金ではなくむしろ国債こそが財源である

#4. 【週間PseuDoctor】【政治】【社会】【ニセ科学】「人文学(の一部)に見られる『本を読め』攻撃に関して
1)「本を読め」の2つの意味
実は私自身も「本を読め」と言いたくなる状況はしばしばあって、それは余りにも知識不足だと思われる時。反ワクチンとか放射能デマとか緊縮主義者とかを見ていると「もう少し勉強しようよ」と思う事もしばしば。
しかし人文学の一部の人にとってはそうではない。彼等が「本を読め」と言う時は「○○先生の××という本を読め」と言ってくる。つまり彼等にとっての「本を読め」とは、普遍的な知識を身に付ける為のものではなく、特定の思想をインストールさせる為のものなのだ。その証拠に彼等は「自分の言葉で説明する」という事が出来ない。だからこそ「教典」を読ませたがる

2)ドグマの押し付けは嫌われる
という訳で人文系(の一部)にみられる「本を読め」攻撃は(基礎知識だと彼等が思い込みたがっている)ドグマの押し付けだと考える。それじゃ嫌がられるのも当然。

3)「欠如モデル批判」は投影である
で、そういう風に普段は自分達が「ドグマの押し付け」をやっている人に限って、前者の意味(純粋に基礎知識を身に付けて欲しいという意味)で「本を読め」と言われた際にもそれを「ドグマの押し付け」だと受け取り反射的に反発したりする。
これは心理学でいう「投影」の一形態だと考える。それが具体化したのが懐かしい「欠如モデル批判」だ。当時の私は「基礎知識を身に付けて欲しいという程度の事になんで屁理屈を捏ねてまで反発するのだろう」と不思議でならなかったのだが、今なら解る気がする。
なお「欠如モデル批判」に関して興味のある方は拙ブログの過去記事 https://pseudoctor-science-and-hobby.blogspot.com/2012/02/p02-04-2.html などもご覧ください。

参考まとめ:https://posfie.com/@_pseudoctor/p/NKuAItg#h422_0 (先週と同じです)

#5. 【週間PseuDoctor】【アニメ】【SF】「アニメ『永久のユウグレ』のサブタイトルについて
1)私は深夜アニメのファンです
bioにも書いてある通り、深夜アニメを(録画して)見ています。と言うか、最近はそれ以外に殆どTVを見なくなったなぁ。
ともあれ今期の注目作の一つが「永久のユウグレ」です。制作はP.A.WORKSなので安定感があるし、オリジナル作品のSFなのですよ。で、見ているうちにサブタイトルが名作SFのもじりなのに気付いた訳です。

2)「永久のユウグレ」のサブタイトルは名作SFのもじり
という訳で、取り敢えず各話のサブタイトルのみ記します。どれがどの作品にあたるかは各自で考えてみてください(いや、私も全部解る訳ではないですが(^^))。

第0話:朝をこころに、一、二と数えよ
第1話:星の海に魂の帆をかけた女
第2話:終末の過ぎた北の地で
第3話:雨降る夏空にきみと踊る
第4話:石灰と誠実のゲーム
第5話:アンドロイドは電気鳩の夢に浸かるか
第6話:終末の果てで愛を叫んだきかい
第7話:芽吹きたる霊長類の書への賛歌
第8話:不実の燕は海の彼方へ沈む
第9話:昔日の彼方を向いて
第10話:彼と彼女の長い午後
第11話:流れるな涙、と少女は言った

3)肩の力を抜いて楽しもう
と、ここまで書いておいて何ですが、あまり「元ネタは何か」に囚われてしまうのも良くないと思います。何故なら本来の作品は「元ネタを知らない人でも楽しめる様にあるべき」だと思うからです。その意味では「ニワカお断り」みたいな風潮は良くないと思うし、また余りに拘り過ぎると逆につまらなくなってしまいそうで。
なので、こういうのは気付いた時にちょっとニヤリとする位が良いのかな、と思っています。

参考まとめ:なし

#6. 【週間PseuDoctor】【私事】「今週のデレステ&アズレン」
やみのま~
デレステまずはいつものLIVE Infinity。先週UR7人目は中野有香さんと書きましたがちょっと順番を間違えていたので、中野さんは99階で止めており、本来の7人目は蘭子さんで進めています。もう少しで200階に到達する予定です。
あとSSR勧誘チャレンジ、今月は松山久美子さんです。順調に進んで既にお迎え済みです。
さて年末のLIVE Carnivalもそろそろかと思い調べてみたら12/23から1/5まででした。気が早かったですね。しかし年をまたぐという事は、もう大晦日のカウントダウンも無くなるのでしょうか。ちょっと寂しいですね。
#デレステ

そしてアズレンはメンテ後の作戦準備、ちょっとだけやりました。久し振りに本編のストーリーが進みそうなので、ちょっとドキドキしています。
#アズールレーン

#7. エンディング
以上、PseuDoctorがお送りしました。

冒頭にも北海度・三陸沖地震の話を書きましたが、今回初めてとなる「後発地震注意情報」が出ています。これはMw7.0以上の地震が発生した際に「大規模地震の発生可能性が平常時より相対的に高まっている」事を示すものです。但しその発生頻度は「100回に1回程度」とされていますので、決して地震予知ではなく、避難を促すものでもありません。
備えに万全を期すのは大切ですが、むやみに不安を募らせる必要はありません。どちら様も、どうか心安らかに過ごせます様に。

Twitter(X)から来られた方も、直接読まれた方も、お疲れ様です。
今週もお粗末様でした

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