コミケを風疹から守り隊

2025年10月9日木曜日

週間PseuDoctor2025年10月第2回(Blog版第66回)

#0. はじめに

皆様こんばんは。

今日の日中は比較的暖かく、夏日になった地域も多かった様です。こうした季節の変わり目には寒暖の差が激しくなりがちなので、体調管理が重要になってきます。
とはいえ結局は、暑い時も寒い時も変わり目の時も、何時でもどなたでも、体調管理にはお気を付けて頂きたいんですけどね。

それではblog版としてリニューアルした「週間PseuDoctor」(Twitterでの連ツイを止めてブログに移行した経緯はblog版第1回をご覧ください)第66回をお送りします。
暫しお付き合いください

#1. 【週間PseuDoctor】【政治】【経済】「自民党新総裁は高市早苗氏
1)党員票では圧倒的、議員票でも勝利
1回目の投票で党員票のトップを取って決選投票、までは予想通り。しかし決選投票で議員票でも進次郎を上回るとは思わなかった(ギリギリ党員票でのリードを生かして逃げ切れるかどうか、ぐらいだと思っていたので)。これは嬉しい誤算ではあるが、逆に言えば未だに半数近くの議員が「民意を読み切れていない」という事。これは将来に向けての懸念材料ではある。

2)政策面で注目
ともあれ、最も注目すべきは何よりもその経済政策。もはや「サナエノミクス」という言葉さえ陳腐に感じる昨今だが、以前から言っている通り、財政政策でも金融政策でも、ようやくマクロ経済を正しく理解している人が出て来てくれた。それを象徴するのがこの台詞「将来にツケを残さないという考え方は借金を残さないということではない。一番最悪なのは、成長しない世の中を将来に残してしまうことだ」。
まず財政政策では早速「純債務残高対GDP比」という新しい指標を提示した。たった一文字加えただけだが、これだけでもパラダイムシフトに相当する。更に彼女は「名目成長率が国債金利を上回る状況をしっかりと維持できれば債務残高の対GDP比は自然に安定していく」と、ドーマー条件についても正しく理解している。ここまでマクロ経済に明るい総裁は、まさに安倍晋三以来。
また金融政策に関しても、コストプッシュインフレとデマンドプルインフレとの区別をしっかり付けたうえで「金融政策の責任は政府にあり、日銀にあるのは手段の独立性」と言い切っている。場合によっては日銀とのアコードも視野に入れている。
具体的には、とりあえずガソリン税暫定税率廃止と年収の壁引き上げは早々に実現して欲しい。勿論そこで終わりにすべきではないが、それだけでも相当に違う。

3)早々に貶しまくるメディアと野党
総裁選の時から「進次郎推し高市降ろし」は露骨だったが、総裁になってから一層激しさを増した感がある。早速「ワークライフバランス」「馬車馬」に噛み付くオールドメディアと立民共産。これに関しては
①自民党党大会(に代わる両院議員総会)の場で
②自分と自民党議員に向かって述べたものであり、
③かつて義父の介護に追われ現在では脳梗塞で半身不随になった夫の介護を担当している身で(だからこそ党内には「総理の激務に耐えられるのか」との懸念もあったろう)述べたもので、
④総務大臣時代には官僚のWLB改善の為に「早朝レク」を廃止した実績がある
などを考慮すれば主張は明らか。ところがそれを(主語を省略できる日本語の特徴を悪用して)あたかも国民に向かって言い放ったかの如く捻じ曲げてイチャモンを付ける連中の醜い事。特に立憲民主党と共産党は「質問主意書の通告時間を守らず官僚のWLBをメチャクチャにしているワースト2(しかもこの二党がダントツ)」なのにどの面下げて「WLB捨てる」発言にケチを付けているのか。ついでながら立憲民主党と言えば安住氏をはじめ多数の「裏金議員」を擁しているにもかかわらず、平然と「裏金議員問題」を蒸し返そうとしている。その政治センスの無さと面の皮の厚さだけは超々一流で、他者の追随を許さないね、まったく。
そしてまた「女性初の総裁」にもキレる人の多い事(と言っても所詮はノイジーマイノリティだが)。普段フェミニズムを錦の御旗にしてる人が「女性とは認めない」などと言い出すとは「性自認主義」って何だっけ?
まぁ似非フェミニスト(ツイフェミ)の連中が「初の女性総裁」がお気に召さないのは解るんだよ。彼等彼女等にとって女性性とは気に入らない相手を攻撃する為の「無敵棍棒かつ肉の盾」なのだから。故に実際に女性が活躍してしまうと、彼奴等にとってそれは単に「使えなくなった役立たずの武器防具」でしかない。
これは、福島や能登でも見られた「被災者を踏み付けにして政府や行政を攻撃する材料に利用する」やり口と全く同じ構造。だからこそ「いつまでも復興が進まない」事にし続けておきたいのだよ、連中は。
更にそんな中、オールドメディアの「支持率下げてやる」なるオフレコ発言が流出した。これ、間違いだったら正面からキッパリと否定する案件なので、有耶無耶にしてる時点で「発言そのものは実在した」と認めたも同然なんだよね。さてさて、ほんのちょっぴりでも自浄作用の片鱗を見せてくれるかどうか、それとも知らん顔してほとぼりが冷めるのを待つか。今のネット世論はそこまで甘くないと思うけどねぇ。

#税収を財政支出の制約条件にしてはならない
#国債は借金ではなくむしろ国債こそが財源である

#2. 【週間PseuDoctor】【政治】【経済】「高市新総裁で緊縮主義からの脱却なるか
1)標準的なマクロ経済政策への期待
さて前項でも述べた通り、高市総裁が標準的なマクロ経済政策を進めてくれるだろうという期待は大きい。とは言え、党内では相変わらず財務省の影響を色濃く受けた緊縮派議員が多数を占めているので抵抗も大きいだろう。
とりあえず、ザイム真理教徒の中ボスである宮澤洋一税調会長を排除できただけでも上々の滑り出しとは言えよう。しかし本当に大変なのはこれから。

2)緊縮主義の亡霊
と言うのも勿論、緊縮主義者ども(財務省を頂点とするザイム真理教徒たち)はまだまだ世間(オールドメディア・政治家・有識者など)に蔓延り続けているからだ。特に今回注目したのは2点。まず「反アベ仲間」として石破氏最大の盟友だった村上総務相の最後っ屁「物価高の最初の原因はアベノミクスによる円安進行」なる妄言は間違いだらけでツッコむのすら大変なので、詳しくは参考まとめをご覧ください。
そしてもう一つは「財務省が進次郎を陰に陽に支えていた」という話。財務省の隠然たる権力を批判すると、かつては「財務省陰謀論」などと揶揄する向きもあったのだが、こうして大真面目に財務省の専横を解説する記事が出される様になったのは、まさに隔世の感がある。更にこの記事が(普段は財務省寄りの緊縮記事ばっかり書いている)毎日新聞から出された点も見逃せない。これは財務省の暗躍をすっぱ抜いた記事にも見えるが、一方では財務省の権力を解説した提灯記事に見えなくもない。
どうも風向きを見て得意の掌返しを図り始めた様な気がするよ←毎日新聞

3)国民の期待
そうして緊縮主義者の愚行を跳ね返す最大の力は、何よりも民意。言うまでもなく(昨今の株価上昇を引き合いに出すまでもなく)高市新総裁への期待は大きい。はっきり言って、バッシングしている連中はノイジーマイノリティと断じても構わない位だ。
ただ上述した様に、まだまだ抵抗勢力は大きい。早急な結果を求める余り、失望からの失速に繋がらない様に、しっかり応援すべきところは応援し、批判すべきところは批判していきたい。


#3. 【週間PseuDoctor】【震災】【原発】【社会】「9月の反原発
1)メガソーラー問題
この問題は旧民主党菅直人政権の置き土産に小泉進次郎環境相がトッピングしたものでもある。即ちどれほど増やしても原発の代替には足りないと最初から解っていたメガソーラーを無理矢理導入した結果、甘い汁を吸った孫正義が離脱した後のツケを払う段階に入ってきている。現在残っている業者は何処もアテにならず、老朽化した太陽光パネルの廃棄もままならないまま、環境破壊ばかりが進んでいく惨状。
一刻も早くメガソーラーによる乱開発を止めさせる一方で原発の再稼働を粛々と進めて欲しい。

2)武雄アジア大学学長予定者の過去発言が炎上
この小長谷有紀氏、東日本大震災直後の2011年に「放射能入り食品」「放射能汚染農産物」といった妄言をTwitter(X)でバラ撒いていた。過ちを認めて訂正するならまだしも現在に至るまで放置した挙句、それを指摘されたら黙ってアカウント削除。
本件に関して林智裕さんが大学に問い合わせてくださった。そのお返事は一見すると丁寧だが、よく読むと言い訳と正当化に終始している。何よりも小長谷氏自身の言葉で語られていないところに不誠実さを感じる。
大学側はこれで幕引きを図りたい様子だが、それはいくらなんでも無理があるのではないか。

3)メディアやデマ屋など
未だに被災地を踏み付けにする様な報道やデマ言説が後を絶たないが、そんな中で朝日新聞の若手記者による「今さら騒いでほしいの?」なる女川原発の取材記事が話題になった。(良い意味で)未だ社風に染まっていない瑞々しい感性だからこそ書けた記事の様に思える。願わくばこのまま素直に育って欲しい。


#4. 【週間PseuDoctor】【社会】【人権】「ツイフェミの過去現在未来
1)草津町長性加害冤罪事件
本件は新井祥子元町議の虚偽告発による冤罪である事がほぼ確定していた。先日それを裏付ける判決が前橋地裁であった。懲役2年執行猶予5年という内容に「町長の人生と草津町の将来そのものを破壊しかねない虚偽なのに執行猶予がつくのは甘すぎる」との感想も多いとは思うが、一方で初犯なのに最長の5年もの執行猶予が付いたのはそれなりに重いとの見方もある。未だ確定判決ではないとはいえ、精々身ギレイにしておく事だ。
さてこの判決を受けて草津町長の黒岩氏に謝罪した人としていない人とのコントラストが明らかになった。具体的には上野千鶴子氏や井戸正枝氏は謝罪したが、大椿ゆうこ氏や隠岐さや香氏は言を左右にしたり逆ギレしたりして(DARVOを使って)謝罪から逃げ回っている。
こうした行為は(次項の事例とも併せて)似非フェミニズムの退潮を示すものだと考えている。

2)LGBTQ+問題
最初にお断り。タイトルでは性的マイノリティとしてひとまとめに書いてしまったが、実際にはLGBとTQとは明確に区別すべきだと考える。何故なら「他者に自分の思想を押し付けたり他者の権利を侵害したりする」のは圧倒的にTQであり、LGBは殆どそういった問題を起こしていないからだ。中でも特徴的なのは「トランス活動家による生物学的女性への権利侵害」事例だと言えよう。
しかしそうした傾向も、先週述べた「左派へのバックラッシュ https://pseudoctor-science-and-hobby.blogspot.com/2025/10/pseudoctor2025101blog65.html#4 」と期を同じくして揺り戻しが起きつつある。その象徴がエマ・ワトソンとJKローリングの事例だろう。殆どトランス活動家と化してJKRを非難しまくっていたエマが、今更の様にJKRへ寄り添うっぽい姿勢を示し(てJKRにアッサリ振られ)た。これは前述の如く昨今の社会情勢を反映しているのだが、それが読み切れない本邦の似非フェミニスト達は未だにエマを擁護しJKRを非難し続けている。全く愚かな事だ。

3)過去事例など
過去事例に関して詳しくは参考まとめを見て頂きたい。ここでは少し前に話題になった「ぼっち・ざ・ろっく脚本家の吉田恵里香氏のインタビュー記事が炎上した件に触れておきたい。最大の問題は原作の描写を「ノイズ」呼ばわりした事よりも「自らの思想を『布教』するのに作品を利用した」点だと考える。即ち、脚本家が原作にアレンジを加える行為そのものを否定する訳ではないが、原作では全く触れられていない(脚本家自身の)思想をそこに紛れ込ませるのには明確に反対する。自分の思想を伝えたいのなら他者を利用せずに自分自身の言葉や表現で行うべきだろう。


#5. 【週間PseuDoctor】【私事】「バカンス行ってきました(後編:交通とショッピング)
1)交通事情
以前バリ島に行った際には「クラクラバス」を便利に使っていたのですが、今回の旅行前に調べてみると市内循環線は無くなっており、ウブドとの往復線のみになっていました。おそらくですが、いわゆるタクシー配車アプリの普及によって駆逐されたのではないかと思います。と言ってもUberではありません。インドネシアではGojekやGrabといったアプリが普及しており、今回はGojekを利用しました。バイクタクシーやフードデリバリー、お店でのQRコード支払いにも対応しているマルチなアプリです。以前はインドネシアの電話番号が無いと認証できなかった様ですが、今は日本の電話番号でもSMS認証が出来ます。またクレジットカードや銀行口座を登録しなくても、現地のコンビニで現金によるチャージが可能なのでセキュリティリスクを気にする人でも比較的気軽に使えます。

2)ショッピング
さてそのインドネシアでのQRコード支払いですが、実は前述のGojekに限らず、各社共通のQRコードを使っています。これはQRISと呼ばれるインドネシア銀行が制定したコードで、これによりどの決済サービスでも同じコードを使える様になっています。このQRIS、ショッピングモールやコンビニは勿論、個人商店まで広く普及していますので、もはや現金を持ち歩く必要は無いと言っても過言ではありません。
さてここからは少しスーパーマーケットの写真など。
大きめの地元のスーパーです。
鶏肉も綺麗にパック詰めされています。
ブラックサンダーのパッケージにはしっかりと「Popular in Japan」の文字が。
一方こちらは、先週も取り上げたアイコンの中にあるスーパーの一角です。やっぱりお値段はちょっとお高め。
午後ティー(日本からの輸入品)のペットボトルは500円弱とかなりのお値段。バリ島的には甘い紅茶の需要は高いのでしょうか。
バリ島に行く度に感じるのは「常に前回よりも物価が上昇」しており「これぞ経済成長」という感じがする事です。日本もしっかりと経済成長していかないと、早晩追い抜かれてしまいかねません。

参考まとめ:なし

#6. 【週間PseuDoctor】【私事】「今週のデレステ&アズレン」
やみのま~
デレステは引き続きLIVE Infinityばかりやっています。もう少しで上條さんが200階に到達します。そのついでと言っては何ですが、ほぼ1階おきに「LIVEをクリアするだけ」の課題が出てきますので、これを利用して取り残してあったProのフルコンボとか、SSRアイドル勧誘チャレンジ用にスマートやGRAND LIVEも行い、無事に勧誘(涼宮星花さんです)も出来ました。
#デレステ

そしてアズレンはイベントの谷間ですので、いつもの様にセイレーン作戦や、特別計画艦開発の為の経験値稼ぎをせっせと行っています。
#アズールレーン

#7. エンディング
今年のノーベル医学生理学賞は大阪大学の坂口志文特任教授ら3人が受賞しました。おめでとうございます。既に散々言われていますが「制御性T細胞」なる授賞内容がこれほどまでに人口に膾炙していた事があったでしょうか。言うまでも無くこれはアニメ「はたらく細胞」のお手柄ですが、ここから痛感した事が2つ。1つは「コンテンツ産業は日本が世界に誇る財産」という事です。知財保護に更なる注力が必要だと考えます。もう1つはずっと言われてきた通り「政府(財務省)は教育・研究にちゃんとカネを出せ」です。やはり(誤解を恐れずに言い切るならば)「諸悪の根源は財務省発の緊縮主義」なのです。
以上、お送りしたのは「未だにトンネル効果と聞くと真っ先にエサキダイオードが頭に浮かんでしまう(←トシがバレる)」PseuDoctorです。

Twitter(X)から来られた方も、直接読まれた方も、お疲れ様です。
今週もお粗末様でした

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